ビルメン業界のプラットフォームnano+
 

フロアメンテナンスシステムnano+に量子技術をプラスし
【世界初】量子フロアメンテナンスシステム(QFS)へ進化しました
水の技術の応用した姉妹品Bath+もご好評頂いております

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開発者コラム

日常清掃のケミカルコスト

ジョブズ
なぜこのページにジョブズが5人も!
その理由は最後に出てきます。


厳密なケミカルコストの比較をされていますか?

毎日の清掃に使うケミカルコスト
それなりの規模の会社になれば、かなりのコストになっていることは間違いありません。店舗など365日営業される現場では大きなコストです。

洗剤によって、容量も希釈も違うので、希釈後の1Lあたりの金額で比較します。

中性洗剤 10,000円/18L/70倍 → 7.9円/L
アルカリ電解水 9,500円/20L/40倍 → 11.8円/L
トイレクリーナー中性 7,280円/18L/20倍 → 20.2円/L
トイレクリーナー酸性 12,200円/18L/40倍 → 33.8円/L
次亜水(除菌用) 7,000円/20L/10倍 → 35円/L 
日常清掃で一番消費されるのは9割がトイレ洗剤ですね。洗浄機がある現場なら、中性洗剤も多くなります。


多機能還元水の場合 

用途や使い方によっても異なりますので、3通りの希釈倍率で比較します。
6,980円/2L/500倍スプレー(トイレ)6.9円/L

6,980円/2L/1000倍スプレー/洗浄機 3.4円/L
6,980円/2L/2000倍洗浄機 1.7円/L

多機能還元水でポイントになるのは、全ての洗剤やアルカリ電解水や次亜水の効能を1本でカバーできるということです。
日常の洗浄機だったり、トイレ用洗剤だと1/5近いコストで運用できます。
自社のケミカルコストが1/5になるとどれだけになるでしょうか?
毎月の削減幅を計算して下さい。


少し脱線しますが・・・

多機能還元水がどんなものでも劇的に落ちる凄い水と思われている方がいらっしゃるようですが、それは誤解です!
サンプルを送って思ったほど落ちないねと言われると、こちらの説明不足もありながら、HPに書いてあることを正しく理解頂いていないんだなと落ち込みます。

こんな素手で使って手が綺麗になるような安全なもので、危険な洗剤のように落ちるなんてことはありません。
多機能還元水はどんな汚れにも対応しますが、単体の汚れに対しての洗浄力はそれなりです。
が様々な優位性があるので、導入されています。
汚れが落ちるか落ちないかという低い次元で設計をしていません。
落とせと言われれば落とせるものはいくらでも作れます。しかし現場で問題になるのはそういうことではないんです。


忘れてはいけないのが、希釈コストです。

希釈にかかる時間の人件費、希釈間違いによる希釈ロスがあります。
現場によっては、現場で希釈させるとミスが怖いので、管理者が巡回時に希釈するなんて現場もあります。

多機能還元水は1プッシュボトルで、そういった目に見えないコストをカットすることができます。
広い病院や店舗では、1プッシュを各トイレのSKに設置することで、スプレーボトルを移動させなくて済みます。



使用ミスもあります

現場で間違えた洗剤を使うミスもあります。
ひどくよごれやすくなったり、ワックスを剥がしてしまったり。その修正にコストがかかってしまいます。


現場で考えることをやめる

考えること、決断することは些細なことでも体が感じないストレスや疲れを受けていますし、考える時間がロス時間です。
スティーブ・ジョブズやマーク・ザッカーバーグが毎日同じ服を着るというのは有名な話です。
これは日常清掃のスタッフさんに限った話ではなく、定期清掃のスタッフさんだけでなく、それを管理するスタッフさんにも同様の話で、考えるべきこととそうでないことを分別し、考えなくてもいいように仕組みを作ることで効率化が図れます。
1回の決断でどうというレベルではない話ですが、これが365日全社となるとどうでしょう?
それはすごいコストであることは間違いありません。

nano+はこういった目に見えない問題の解決に取り組んでいます。


2017年09月11日 10:09

カーペット洗浄

カーペット汚水
nano+のケミカルはPタイルしか使えない訳ではありません。
カーペットで使うと飽和しにくい洗浄液は、カーペットのように飽和しやすい洗浄では大きなアドバンテージになります。

洗浄液の飽和とは、洗剤で反応した汚れやワックスが洗浄液中に入り込まず、取れる状態なのに取れないことです。
イメージしやすいのは、砂糖がアイスコーヒーに溶けない状態ですね。


だからこそナノバブル水を使ってきたのですが、多機能還元水によって現場作業中の飽和の概念は大きく変わってきました。


nano+の洗浄液は、1000倍希釈なので飽和しにくくなっています
また洗浄液が薄いからだけでなく、汚れやワックスがこれまでの洗浄液に回収しやすい設計になっているので、反応したものをしっかり回収できる洗浄液です。
特に元々回収しきれていないカーペットの洗浄では雲泥の差がでます。

洗浄の基本ですが、


汚れ100-洗浄100=回収80+残り20→× 


いくら汚れを落とせても、それを回収できなければ意味がありません。
nano+の洗浄液は洗浄力も高いですが回収率の高い洗浄液なので、しっかりカーペットの汚れが回収できるようになります。
これはワックス床やセラミック床でも同じことです。
ワックス床だと残渣=密着率の低下や剥離の原因にもつながります。


また高い還元効果により、洗浄後もシミを抜く効果が継続しますので、洗い上がりがすっきり上がるだけでなく、日常管理ではスプレーだけでシミが抜けていく効果もあります。

カーペットの作業方法も、2ステップからエクストラクションまで全てに対応します。
エクストラクターには、多機能還元水を1000倍で入れてカーペットに残すことによってシミの抜けを促進できます。

作業方法は、色々とありますが、
①アップライト
②洗剤噴霧
③トレールパッド3もしくはテナントR3で洗浄
④必要があればエクストラクション
この作業を汚染別エリアでどの工程まで作業するか
ゾーニングしていくことで、
施工面積を減らしていくことが時間短縮につながります。
うちの現場では全てエクストラクションする場合は、ブラシのついたテナント1200でエクストラクションし、工程を一つ省いていますね。
写真の汚水は①②④の作業で出た汚水です。
ペール缶の上まで汚水を入れるとこのような色になりますが、低い位置でこの色が出せる(濃い黒=それだけ汚れが回収できている)洗浄液も少ないかと思います。
 
2017年08月29日 13:43

リンスなし作業の経過についての件

リンスなし数ヶ月後
nano+の洗浄ワックス作業には、1000倍希釈の洗浄液を使う限り予備洗浄とリンス作業はありません。(セラミックタイルの場合は水を塗布するリンスをすることで、雨の日でも転倒事故を防止できる摩擦係数に仕上がります)

リンスがないと
・ワックスが密着しない
・黒ずむ、黄ばむ
・硬化不良
が起こるので、これまでは口うるさくリンスは絶対にしましょうと言ってきましたが、それは洗浄液の設計によって不要となりました。

そして⬆︎の写真ですが、リンスをやめて5ヶ月目の写真の作業前。
毎月1回洗浄ワックス1層塗布です。
リンスをやめても、以前の洗剤と比べ黄ばみ黒ずみがないだけでなく、光沢の残存率も高くなっています。
下地被膜を作らず管理していて、光沢のボリューム感はないですが、1層しかない被膜でも1ヶ月後にこれだけ維持ができています。
nano+に切り替えられたお客様からも、長期的に見て以前より黄ばまなくなったとの声を頂いています。



これを見て頂くと、よく落ちる洗剤が良い洗剤ということではないということが理解頂けると思います。
作業時間の短縮もそうですが、リンスがないとリンス用の道具と給排水がなくなります。
地味な部分ですが、こういうのは現場で作業していると効果絶大です。
新しい価値観は目に見えないところにあるものだと思います。
2017年08月29日 13:38

nano+のサンプルで評価頂きたい項目の件

サンプル希望
タイトルを月曜から夜更かしっぽくしてみました

サンプルをテストする時に評価基準を持って評価されているでしょうか?

現場で結果を出せる人とそうでない人の境目はここに一つあります。
仕事のできる人はこれまでの経験で何を評価すべきか、決められたものがあるのです。
悪い例は、いきなり新規の現場でテストをする人。
比較対象がないのに何を判断するのだか。。。
なんかいい気がする‼️なんか悪い気がする‼️は1番ダメなテストですね。
一般的に
・洗剤なら落ちるか落ちないか。

・ワックスなら光るか光らないか。
・持ちが良いか悪いか。
そういったとところが一般的な評価基準でしょう。

それだと全体像としては何も見えていないのと同じです。
まずテストする場合は、
・毎月の洗浄ワックスのようなコンスタントに入る現場
・会社から近く経過を見に行きやすい物件
で行う事で、施工した今までの差と1週間ごとの定点観測ができるようになります。
まずはそこで1/3の面積で既存被膜を剥離せず、1000倍希釈の多機能還元水とnano+クリーナーを塗って洗浄し、UAフィニッシュL1層塗布という基準作業をやってみることです。



 

評価項目として

・希釈の容易さ
・荷物が減ることによる効率化
・洗浄液が乾燥しにくい
・洗浄液が流れても擦らなければワックスが痕にならない
・予備洗浄やリンス作業なしでの時間短縮
・洗浄液を塗布して滑らないか
・簡単に落ちて洗浄スピードが上げられるか
・洗浄汚水による減膜の判断(灰色っぽいか)
・洗浄で被膜のくすみや黄ばみが抜けるか
・1週間ごとの光沢残存量、ヒールマークの数の差、被膜の汚れ
・スカッフの有無(スカッフは密着率が低い)

・次回洗浄ワックスのUAフィニッシュLの剥がれやすさ→洗浄時間短縮
・油汚れがワックスに入らないかどうか
・3ヶ月メンテナンスした後の光沢の残存量
・日常清掃でのダスターのかけやすさや油汚れやヒールマークの取りやすさ
・日常清掃の時間短縮

などなど、様々な項目があります。
細かいところまで言い出すとまだまだあり、システム開発はそういったことまで考えた上で設計をしています。

nano+は陸上競技で言えば短距離よりフルマラソン並みの長距離が得意で、継続的に使うことで耐久性が上がり、メンテナンススパンはどんどん伸びて行きます。
また定期的な洗浄で、既存被膜は減膜されていき、半年後には剥離に近い状態になっています。自然に剥離された段階でUAコーティングをベースに入れていきます。

サンプルご希望の方は⬆︎の『サンプルはこちらから』をクリックしてお申し込み下さい。
・多機能還元水
・nano+クリーナー
・US  SPPパッド
・UAフィニッシュL
を4点をサンプルとして送らせて頂きます。
カーペットやセラミック、エアコン洗浄でもお使い頂けますので、詳細はお問い合わせ下さい。

 
2017年08月29日 13:31

鉱物油のある現場を洗うと ワックスが一緒に落ちてお困りでないですか?

工場鉄粉
油汚れには、動物油・植物油・鉱物油とありますが、工場にある鉱物油はやっかいで動物油や植物油のようにアルカリ電解水でもそんなに落ちてくれません。
また洗剤も一般的なアルカリ洗剤でなく、鉱物油向けの溶剤の多い洗剤になり、ワックスが落ちて表面が荒れてしまい、洗浄=ワックス塗布になってしまいます。
しかし多機能還元水だとnano+クリーナーを添加しないかぎりワックスが取れることはありませんので、安心して洗浄し、被膜が痛んでなければ、洗浄のみで終わることができます。
 

工場は汚れが多い

工場は根本的に汚れの絶対量が違うので、まともにダスターをかけると何枚ダスターがあっても足りないんですね。
だからこそシリンダータイプでホッパーのついた洗浄機がラインナップとしてあり、うちの会社もテナントT1Bを使うことがあります。
最近は写真の右側のように、多機能還元水を塗って手作業で回収しています。
技術があればこの方法が埃も土砂も汚れも1回で取れ、モップも2枚しか洗わなくていいので最も時間短縮になります。
多機能還元水1000倍だと洗浄液も飽和することなく、汚れやゴミを回収できます。
またリンスがなくても黒ずむことがありません。

UAフィニッシュLは油に強いので、洗浄→回収→吸水ラーグで乾拭きで作業終了
機械を下ろす必要もありません。
この工場は1ヶ月に1回のメンテナンスなので、1ヶ月間経った汚れですが、これだけでも十分です。一般的なワックスだとこうはいかないと思いますが。

うちの会社や、自宅は毎日ペットボトルで多機能還元水をまいて回収し、汚水はトイレに流しています。
キッチンの油汚れがあっても、埃も髪の毛も確実に回収できるので空気も綺麗なままでモップも洗う必要がありません。



多機能還元水は一般的なアルカリ電解水と違います

一緒じゃないの?とよく聞かれますがまったく別ものです。
多機能還元水は水垢でも油汚れでも汚れの種類を問わず落とすことができますが、アルカリ電解水は油汚れだけです。
またアルカリ電解水と何かを混ぜてもアルカリ電解水で洗剤以上のワックスやコーティングの減膜をすることはまず不可能です。

他の洗剤も基本的には、アルカリと酸という旧来の洗剤の常識の範疇でしか作られていないので、酸とアルカリの汚れを両立して落とすことはまず難しいと思います。
だからこそなんでも使える汎用洗剤は専用洗剤に劣るんですね。

しかし現場運用上1本の洗浄液で対応できるというのはすごくメリットのあることで、目に見えないコスト(教育や希釈管理、在庫)が大きく削減でき、多機能還元水は日常清掃をたくさんされている会社で評価されています。


多機能還元水は汚れを落とすコンセプトが違う
多機能還元水の場合は、汚れを落とすのに、アルカリや酸という概念で落としてなく
全く別のコンセプトで落としていますから、油汚れと水垢や尿石といった、これまでの両立できなかった汚れの種類を両立できます。
先述の油汚れについてもそうですね。
動物油・植物油・鉱物油を両立してワックスを荒らさずに落とすというものは見たことがありません。


下地があればこのように簡単に光沢が出せます

うちの現場だとそこまで光沢追求しないので、ここまでUAコーティングで下地を作ってから管理しませんが、写真の左は同じ工場の事務所棟のエントランスです。
お客様の光沢を!というご要望で、以前の業者さんがかなり塗り込んでくれているので、汚れた被膜の部分だけを洗浄で除去してその下はそのまま使わせて頂きます。
毎回の洗浄で密着率も上がってきているので、UAフィニッシュLで1ヶ月経っても光沢感は変わりません。

これだけボリュームがあれば洗浄で簡単に光沢桃戻せますが、そもそもnano+は光沢が落ちないので、2、3ヶ月はダスターのみの作業になります。
できあがってしまえば年に1回の洗浄ワックス塗布でも十分に管理できます。

2017年08月19日 17:06

研磨剤パッドとは

nano+の被膜管理
私が光沢復元洗浄を初めてはや13年
最近では床を洗浄して光沢が復元できる研磨剤パッドが主流となりつつあります。
研磨剤パッドでの光沢復元の原理はバフと一緒で、大きさの違う傷を均等に整えて写像性を上げるというものです。
※画像のnano+の被膜管理を参照

ただし、パッドの研磨だと大きな傷は消せない上、洗浄スピードを落とす必要があったり、ポリッシャーにウエイトを乗せて単位荷重を増やしたりという問題がありました。
現場で作業する自分から言わせれば、光沢を戻す為に、洗浄スピードを落とすなんて愚かな話です。
そういったこともあり、光沢復元洗浄の理論は、ケミカルとパッドの併用でできていました。
元々は10年ぐらい前にトレールパッド1というマイクロファイバーパッドからスタートしたシステムでした。
近年では大きなレベリングをケミカルで、小さなレベリングを研磨剤パッド(トレールパッド2)で取るようになっていました。
「できていました」という過去系にも理由がありまして、現在のnano+のケミカルは大きなレベリングだけでなく、小さなレベリングも合わせて取れるようになりますので、研磨剤パッドは不要となっています。


 
ちなみに多機能還元水ですが、現在お使いの洗剤に添加することで
洗剤を5倍〜10倍程度薄く使うことができるようになります。
他の洗剤で同様のことができないかとよく聞かれますが、できないことはありません。相性はありますが。
ただしnano+の最大のメリットはそれでは出ないので、nano+のコンセプトを正しく理解頂けていないという話にはなりますが、これまでお使いの洗剤の在庫処分はできます。
うちの現場ではリンスなしになる人件費削減のメリットの方が大きいので使いません。
 

光沢復元で使うパッドは

特にnano+で設定しているUS3Mの白パッドは非常にキメ細かく、洗い上がりも綺麗です。
被膜が十分にある現場では、洗浄してワックスを塗るより
はるかに光沢も写像性も高く仕上げることができます。
nano+の洗浄液は下地がまったく痛まない設計になっているので、光沢の復元幅も大きいだけでなく、表面の仕上がりもさらに緻密に仕上げることができ、表面を研磨剤パッドで整える必要がなくなっています。
 

研磨剤パッドのデメリット

研磨剤パッドにデメリットがあることに気がついている人はあまりいないでしょう。
それが現場で認識できる方はそれなりにレベルの高い施工をされている方だと思います。
研磨剤パッドはバフのように均等に傷を入れているのは先に述べた通りですが、どれだけ細かく汚れより細かい傷でも表面に傷があるということは、被膜が衝撃を受ける際、面でなく点で受けるようになってしまい、点部分の被膜には
大きな単位荷重がかかります。
大根おろしをイメージして頂きたいのですが、面ですり下ろすのと、角を立ててすり下ろすのはどちらが深く大根が減るでしょうか?
角が立っている方が大きく大根が減りますね。
ワックスが大根だと思って下さい。
だからこそ研磨剤パッドはある程度のレベルからは邪魔でしかないということがわかります。
またダスターを毎日かけているとわかりますが、ダスターの軽さが違います。
細かいレベルで見た汚れやすさやヒールマークに入りにくさもそういったレベルで変わってくるのです。
だからこそnano+ではUAフィニッシュLを10〜15cc/㎡程度の1層塗りを推奨しています。
現場によっては3cc/㎡程度での薄塗りもありですが、耐久性を出したい場合はしっかりレベリングさせてから乾燥させるにかぎります。
乾燥が早いと硬化も早くはなりますが、それをも上回る耐久性の差をこういったところで出せるようになります。
このあたりが現場で長期間被膜の研究を行った上で洗浄液の設計を行えるメーカーの強みだと思っています。
 

 

トレールパッド2(研磨剤パッド)の生産終了

他のシステムはいざしれず、nano+では研磨剤パッドは不要と考えています。
そういったことからトレールパッド2(ナノ研磨剤パッド)
は不要となったと言え、現在庫をもって生産は終了致します。
 

US SPPパッドの最大のメリットは

なぜこのパッドをわざわざ設定しているかですが、

①確実な洗浄
他のどのパッドよりも摩擦抵抗値が高く、水もしっかりとパッドの中に含むことができ、確実な洗浄ができる。
確実な洗浄とは、洗浄液で反応した汚れや被膜を確実に除去できるという意味で、ここで被膜の耐久性が大きく変わります。
nano+の洗浄液は被膜の亜鉛を外さず洗えますが、それでもその差は出ていて、研磨剤パッドや白パッド洗浄後のワックス塗布では絶対に出せない耐久性の差が出ます。
ゆっくり洗えばそれらのパッドでも洗えなくはないですが。
ワックスの亜鉛を外さなければ洗浄液を回収すればワックスは元に戻りますが、その上をリンスしてワックスを塗っても十分な密着率は出ません。

②洗浄スピード
確実な洗浄は洗浄スピードの向上につながります。
パッドの単位荷重を上げる為に、数枚に分けて貼り付けるパッドも石材用のパッドではありますが、ワックス床は石材研磨と違いゆっくり洗浄していてはコストがかさんでしまいます。
光沢が戻せるので、塗らなくていいという話もあるかもしれませんが、同じスピードだと白パッドの方が平滑に復元できます。
早く洗って塗ってしまった方が、作業時間の短縮になります。
復元だけの方は、白パッドをオススメします。
確実な洗浄ができるということは、洗浄スピードの向上につながり洗浄作業におけるほとんどの時間は機械が洗浄している時間。
これをどう縮めるかが定期清掃コスト削減のポイントになります。
洗浄機を通すだけでUAフィニッシュLに入ったヒールマークも簡単に除去できるので、ケレンで取る作業も大幅に減らせます。

③光沢の復元
研磨剤が脱落することで繊維のみで洗浄できるので、大幅な減膜と光沢の復元が行えます。
これまでの洗浄液では、大幅に減膜を落とそうとすると洗浄液が濃くなります。被膜を荒らさない洗浄液といってもアルカリでワックスを荒らすものが微量入っているのは事実です。
濃くなればそういったアルカリビルダーが下地被膜を荒らすので、洗剤を濃くすれば光沢復元が困難になるのです。
本来減膜幅が大きければ大きいほど傷のない被膜が出てきますので、光沢が復元できるはずなんですが、洗浄液がそういった古い設計の洗浄液だと光沢は落ちるんですね。
nano+の洗浄液は大幅に減膜してもそれがないので、洗浄液塗布後通常はすぐに洗うのですが、10分の放置して洗浄すれば大幅な減膜と光沢復元が両立できるのです。

④日本製のSPPパッドとの違い
日本のものは繊維でなく研磨剤重視での研削になっており、研磨剤が落ちると繊維だけでの洗浄が難しい構造になっています。
ファインとかエキストラとかもありますが、根本的に構造が異なります。
他のパッドで洗浄しても除去できないのでご注意下さい。


パッドについてのまとめ
研磨剤パッド=写像性が出るだけ
白パッド=光沢度(本来の平滑性)とその後の耐久性と汚れにくさ
US SPP=ワックス塗布時の耐久性


研磨剤パッドは流行りかと思われがちですが、もはや過去のパッドになってしまいました。
パッドに種類があるということはそれがないと現場が成立しないということであり、システムとしての完成度がまだ低いということです。
パッド側でそれを調整しなくてもよくするのがシステムだと思いますので。また選択肢が多いというのは、決して良い話ではありません。
自分ですべての現場を作業される方は別でしょうが、多くのスタッフさんがいる会社でそれを理解し、浸透させるのは不可能に近く、現場責任者の選択によって、品質低下や、ややもするとクレームや事故にもつながります。
だからこそ資材はあまり選択の余地をあたえないというのが管理者として確実な選択と考えます。
 

本当に重要なこと

現場で作業される方がどうすれば綺麗になるかを考える前に綺麗になる仕組みを管理者が作ることが重要で、その仕組みからなぜ綺麗になっているのかを学んでもらう
必要があります。
基礎になるものがないところで、特にそういった教育を受けていない人が手探りで試行錯誤しても、根本的なことがわからないので、時間の無駄です。

作業される方には、どうすれば品質を維持したまま作業効率をあげて生産性が向上するかを考えてもらうべきです。
いくら施工する人が時間をかけていくら現場を綺麗にしてもコストが上がることはあっても、自身の給与が上がることはありません。
それであれば、生産性向上を追求してもらった方がその方が幸せになれると思うのですよ。
経営者としても、利益向上→給与アップといい流れになり、
少ない人数で多くの現場を回すことができるようにもなりますし。

nano+は現場を綺麗にしたり剥離をなくしたりすることは当たり前のことで、生産性を上げていく、関わる人々が幸せになるシステムでありたいと思っています。

nano+で結果を出す為に、これまではサンプル依頼があった場合には多機能還元水とnano+クリーナーをサンプル出ししていましたが、確実な結果を見て頂く為に、US SPPパッドとUAフィニッシュLも少量一緒にサンプル出しするようにしています。
お困りの特殊な現場でいきなりサンプルを使われる方が多いようですが、一番お困りなので自分自身が気がついていない一般的なの洗浄ワックスの現場です。
これが売り上げのウエイトが最も多いと思います。
売り上げの大きな部分を改善することが、会社としては大きな改善につながりますので、まずはベーシックな現場からお試し下さい。

またnano+の効果は施工した時でなく、1ヶ月、2ヶ月と時間が経つほどに、定期清掃に入る度にどんどん改善が見られていくシステムです。
2回目の定期では、洗浄スピードのアップ
3回目の定期では、さらに維持ができるようになるので、洗浄のみの部分の拡大ができるようになってきます。

サンプルのご依頼はお問い合わせフォームよりどうぞ
2017年08月17日 19:09

UVコーティングの減膜と光沢復元洗浄

UV
UVコーティングは一般的にケミカルでの減膜は難しく、
やろうと思うと素手では使えないような安全性に欠ける
洗剤でした。
そういったことからダイヤモンドブラシが主流となっていますが、
大幅な減膜を行うことが主目的になっているので、
仕上がりの表面にブラシの跡が残るという問題がありました。
 

写真は、nano+の洗浄液100倍希釈

5倍とか10倍ではなく、100倍です。
しっかりとした汚水が出て被膜の減膜と光沢復元が
行えていることがわかります。
ブラシのような大幅な減膜には向いていませんが、
定期的なメンテで使うことで、
・光沢復元洗浄でコーティングを塗布せず作業終了
・表面が平滑になりコーティング塗布量減少
とコーティングがビルドアップしない管理ができるようになります。

またそういったブラシと併用すると、ブラシでの減膜も効率的に行え、
時間短縮ができるようになります。
 
写真は洗浄後の写真で、コンビニの本売り場の通路です。
作業前の写真を撮り忘れていますが、洗浄後光沢は71。
まだまだ下に古いコーティングがあるので、若干黒ずんではいますが、
洗浄前より黒ずみと黄ばみは減り透明感と写像性は上がっています。
光沢の復元を研磨剤パッドで行う方もいらっしゃいますが、
研磨での光沢復元には時間がかかり、細かい傷で整えて光沢を戻すので、
深い傷は傷は消し込めないという問題があり、
nano+では減膜で光沢復元を行うようにしています。
その結果、US SPPパッドや白パッドでも光沢復元が簡単にできます。
研磨剤パッドには実は弱点もあります。
US SPPパッドについては、日本のものと違って削る為の
パッドではありません。
後日コラムに書きますが、US SPPパッドを使う理由は他にあります。


 

nano+の洗浄液は被膜を考えた洗浄液です。

度々のUV照射により過度に硬化した被膜を
柔軟にできるので、剥離性が悪くならず、被膜の割れの発生を抑え、
被膜の耐久性を伸ばすことができます。
洗剤は被膜のことも考慮した上で設計しなければなりませんが、
そういった洗剤はあまり見かけたことがないですね。


コーティングメンテの成立も

これまでUVコーティングや水性ウレタンのメンテナンスは成立しない
というのが定説でしたが、新しいコンセプトの洗浄液によって
そういったメンテナンスを成立させることもできるように
なったという結論を出しています。

2017年08月11日 13:26

ナノバブル水の不要性と買取プランについて

ナノバブル洗浄力割合イメージ
ナノバブル水を作るアダプターを作っているメーカーが
このようなこのようなことを言うのはおかしいかもしれません。
しかしうちの現場は現在ではほとんどナノバブル水を使った
メンテナンスを行っていません。
単純に時間短縮の為です。
それには理由があります。


これまでのケミカルだと洗浄力の問題と洗浄液の飽和の問題から
ナノバブル水は必須項目でした。
nano+の洗浄液に比べ洗浄力が低いので、
→洗剤を濃くする(コストアップ)
→飽和しやすくなる
→ナノバブル水必要(これもコスト)
しかしnano+の洗浄液はその2つの問題をクリアできるので、
使わなくてもメンテナンスは可能です。
使うことによってさらには良くなるのは事実ですが、
多機能還元水の能力が高すぎて、ナノバブル水が洗浄力全体に
占めるウエイトが小さいので、ほとんどの方は違いが
わからないでしょう。
nano+でナノバブル水を使うメリットは、
・UAコーティング、ウレタンやUVコーティング、ワックスの
 大幅な減膜作業
・吸い込みの多い床材のリンス作業
 ※通常リンスは行わないので、洗剤を濃く使った場合です。
  またリンス作業については研究していることがありますので、
  研究が進んだ段階で発表致します。
・カーペット洗浄
 ※さらに回収率が上がる。
・洗剤反応時間が早くなる
 元々nano+の洗浄液は反応が早いのですが。。。
といったことが挙げられます。

 

バランスが重要です。

しかしナノバブル水によって失われるものとのバランスは考える必要
があります。
それは水を貯める時間 → これもコスト
アダプターを通すと出る水量は確実に低下します。
洗浄力と天秤にかけた時に、洗浄力の低下は誤差程度なら
水道水を使った方が時間短縮になります。

またnano+は水全体の量も減らせます。
定期現場ですが、nano+に変えることで、

洗剤が2/3で済む
リンスの水が不要
予備洗浄も不要

例えば60Lを給水しようと思うとそれなりに時間がかかります。
また給水についてもそうですが、排水についての時間も同様です。
広い現場になればなる程、その効果は大きくなります。
60Lだとペール缶約4個分
たった60Lでも水道水とナノバブル水ではその時間に差が出ます。

そして水の使用量が少なくなるメリットはそれだけではありません。
洗剤を塗って10分も待つことなく洗える上、リンスの水をまかないので
空間の湿度が上がりにくく、ワックスを塗る前も乾燥が早く
早いタイミングでワックスが塗れ、塗ったワックスの乾燥も
早くなり、結果耐久性向上につながります。
ちなみにですがnano+の洗浄液は10分も放置すると
ワックスが取れすぎてしまうので、あまり洗剤塗布時間を
取られないことをオススメします。

またナノバブル水が絶対に不要という話ではありません。
ただナノバブル水を作るアダプターについては
多機能還元水によって在り方が変わってきたなと
感じています。
日常清掃でもナノバブルから多機能還元水に変えた方が
メリットが大きいですし。


 

ナノバブル水アダプターの契約について

ナノバブル水のアダプターについては、これまでの6ヶ月
入れ替えのレンタルプランとあわせて、ご自身でメンテナンス
頂く買取プラン(16,000円/本)も設定致します。

現在契約中のお客様につきましては、購入をお申し出頂ければ
現在契約中のアダプターはレンタルで頂いた価格で
そのまま買取という形にさせて頂きます。
消耗品は購入できるよう価格表に載せます。

アダプターのメンテナンスにつきましては、
半年に1回程度分解し、多機能還元水とnano+クリーナー
に一晩漬け置きして頂き、良くすすいで組み立てて
頂ければお使い頂けます。


あわせて価格表も改定致します。
詳細は商品・技術資料集ページの価格表参照のこと。
2017年08月11日 04:18

nano+はケミカルコストの76%削減します!

ケミカルコストの比較を正確にされたことがあるでしょうか?

○定期清掃 一般的な洗剤とワックス

洗剤:12,000円/18L 
ワックス:8,500円/18L

①洗浄液150cc/㎡塗布 20倍
7.5cc×0.66円/cc=4.95円/㎡

②ワックス 15cc/㎡塗布
15cc×0.47円/cc=7.05円×2層=14.1円

合計19.05円/㎡



○定期清掃 nano+の洗剤とワックス


多機能還元水:6,980円/2L 1,000倍
nano+クリーナー:12,500円/4L 1,000倍
ワックス:10,000円/18L

①洗浄液 100cc/㎡ 1,000倍
多機能還元水3.49円/cc + nano+クリーナー3.12円/cc=6.61円/cc
0.1cc×6.61円/cc=0.66円/㎡

②ワックス 7cc/㎡塗布
7cc×0.55円/cc=3.85円×1層=3.85円

合計4.51円/㎡

比較すると・・・

通常19.05円/㎡
nano+4.51円/㎡  →  76.3%資材費をカット

日常清掃だと

一般的な洗剤:12,000円/18L  100倍
多機能還元水:6,980円/2L 2,000倍

1日100L使う現場
一般的な洗剤 1000cc×0.66円=660円
多機能還元水 100cc×1.745円=174円  →  73.6%削減
1ヶ月で14,774円削減が可能に。


またnano+の洗浄液のメリットは、

・下地がまったく痛まないので、洗浄で光沢が復元。
・洗浄液が乾きにくく、塗布量も少なく済む。
・塗布量が少なくリンス不要で給排水が大幅に減り、作業効率も上がる。
・洗浄液の残渣が少なく、ワックス被膜に与える悪影響が少ない
・300ccのボトルで3,000㎡洗えるので、荷物の積み下ろしが楽で、
 車の中が広くなります。
・洗浄を行う度に平滑性が上がるので、光沢が上がるだけでなく、
 どんどん汚れにくくなり、ワックス塗布量も減るので、
 ワックスコストはさらに下がっていきます。
等、他にも様々なメリットがあります。


nano+で成功する秘訣は1,000倍希釈だけで定期清掃を回す為の管理技術。
1,000倍希釈の洗浄液は予備洗浄もほとんど必要としません。
どうしても被膜に入った土砂が多い現場や、油汚れが多い現場では
予備洗浄をいれることも選択肢の一つです。
またUAフィニッシュLはヒールマークがほとんど入らず、
剥離性が良いので、毎回の定期清掃で減膜が確実に行えます。

洗浄液が変わればコストも変わりますが、
メンテナンス全体が変わります。
予備洗浄とリンスは絶対に必要と私も長年講習で言い続けてきましたが、
なぜ必要なのかを紐解いていくと、必要でない理由も明白になります。
nano+というフロアメンテナンスシステムは、これまでのメーカーさんでは
気がつかない部分を補い、現場をサポートしていきます。
2017年08月05日 17:09

ワックスを塗ることが悪いことだと思っていませんか?

nano+の被膜管理
ワックスを塗ると剥離があるからと時間をかけてバフで復元される
方がいらっしゃいます。中には塗らないことにこだわっている方も。
塗っても塗らなくても早く綺麗にできればなんでもいいと考えます。

nano+はワックスを塗っても剥離作業が発生しない技術です。
洗浄で減膜でき、減膜できるのに洗浄で光沢が復元できます。
剥離がなく、作業が早いならワックスを塗るのが最善の策です。
塗った方がお客様の満足度も高いですしね。


10年以上前に私は光沢復元洗浄の理論を提唱し、
実際に剥離ゼロを現場で運用してきた第1人者だと思っています。
※光沢復元洗浄の理論は技術資料集のページのnano+の被膜管理を参照
それによってフロアメンテナンスは大きく変わり、
洗浄で減膜をしていくことで剥離をすることがなくなりました。
業界でもそれを模したシステムをリリースするメーカーさんも出てきました。
しかしまだまだ本来の理論とはかけ離れた、パッドに頼った復元していて
洗浄スピードを殺してしまい、十分なコストダウンにつながっていません。
nano+はこれまでのノウハウを元に、光沢の復元や被膜についての考慮、
現場での作業も加味して洗浄液の設計を行っています。



またUAフィニッシュLは耐久性と汚れにくさ・耐ヒールマーク性、
耐油汚れ性能を併せ持ちながら自己細分散性ワックスより剥離性が良く
多機能還元水とnano+クリーナーの1000倍希釈で非常に簡単に
減膜しやすくなっているので、光沢復元性がよく、被膜が
黒ずむことがありません。

そういったことまでトータルで考えて設計していますので、
何も気にせず、ワックスを塗って作業時間を短縮頂ければと存じます。

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○家庭用製品もリリース致しました。
清掃用還元水 「Raku+」 http://raku-plus.com
エステ入浴剤 「Bath+」 http://bath-p.com
nano+の製品同様 Amazon 「F+ストア」より購入頂けます。
https://www.amazon.co.jp/s/ref=sr_pg_2?me=ANOYRPF8XL258&rh=i%3Amerchant-items&page=2&ie=UTF8&qid=1501151817

インスタ/ツイッターnanoplus2006

作業動画ページはこちら↓
https://www.youtube.com/channel/UCrsaosal_dURtJYk5RLLzMg

 
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2017年07月30日 18:30