ビルメン業界のプラットフォームnano+
 

フロアメンテナンスシステムnano+に量子技術をプラスし
【世界初】量子フロアメンテナンスシステム(QFS)へ進化しました
水の技術の応用した姉妹品Bath+もご好評頂いております

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開発者コラム

多くの人にnano+で最高の体験を

多くのお客様と会って話をしていると、セミナーはなぜ無料なんですかと聞かれること多くあります。

HPも色んな資料や技術も載っていて会員制で会費を取らないのですか?
資格を作って資格制度にすればいいのに。
とか。

だいたい逆になぜ有料でお金を取るのですかと聞いてしまいます笑

基本的な考えとして、お金儲けの為にやっているのではなく、「業界を良くしたい」という想いで事業をやっていますので、いわゆる基礎の部分であるフロアメンテナンスや洗浄知識のセミナーというのは無償で行いHPにも資料を開示させて頂いております。


 

製品については説明するのはメーカーとしての責任とも思いますし、メーカーが自社の製品のセミナーをするのに費用を取るというのは問題外。

どんなに物が良くても使い方を間違えていると結果は出ませんから、製品のことだけでなく、技術的なこともやっていきたいと思っています。

清掃の業界では間違えている作業をされている方がかなり多いです。

ビルクリーニング技能士の実技試験と同じ作業をそのまま現場でされている方もまだまだ多くいらっしゃいます。

100%うまくいきません。nano+の製品を使っても必ずいつかは剥離が必要になる施工方法です。

そこから変えない限りは業界は良くなりませんから、セミナーは無償で続けます。

 

あとフランチャイズにしないのですか?という質問もあったりしますね。

フランチャイズにする意味は本部がロイヤリティを取る為であり、これも会費のようなもので、お客様がロイヤリティや会費を取られるメリットも良く分からないですね。

その分広告を出して現場をたくさん取ってきてくれればよいですが、それを事業としてやるのは結構手間がかかります。

それをしなくても、ビルオーナーさんやビルメンさんからこのエリアで業者さんを紹介して欲しいというご要望は頂いておりますので、その都度ご紹介させて頂いております。

 

 

 

当社でも顧問契約をして企業さんを支援することも

その場合は、契約に基づいて定期的に訪問させて頂いております。

顧問契約していない企業さんに全て伺うことは不可能に近いので。。。

あと私も人間ですから、熱意が強い企業さんにはついつい会う回数が増えてしまいます。

顧問先から顧問料として頂くコストをはるかに上回るコストを削減し、現場作業だけでなく、管理技術であったり、お客様のご要望にもよりますが経営的な面まで支援させて頂いております。

契約期間中はnano+製品も特別価格とさせて頂いておりますし。

顧問契約していない企業さんでもメールで連絡頂く分には、経営面まで含めてフォローさせて頂いており、起業時の支援なんかもフォローさせて頂いております。
近日中にプレスリリース致しますが、大きな事業として起業支援を行う予定もあります。

 

 

お金儲けの為にするのなら、セミナーで会費を取ったり、会員としての月会費を取るというような選択肢もあったかもしれません。

それぞれ企業さんそれぞれの考え方なので自由で、ビジネスモデルとしては最近流行りでしょう。

しかし私は正直言葉は悪いですが、そういう度量の小さいことはやりたくないのです。

業界を変えたいと大きな目標を持っているのに、会員制にして小さな囲い込みをしても会員しか良くならないのでは業界全体は変わりませんから。

会員制といわゆる今流行りのサブスクリプションとではその本質は全く異なります。

サービスを提供する側から見ると一緒ですが、サービスの提供を受ける側からではまったく反対の意味になります。

目の前の小さなことにこだわっていては大きな目標は達成できず、各メーカーがもっと太っ腹に業界全体のことを考えるべきだと感じます。

時代的にメーカーも厳しい時代になっていますから自社の生き残りをかけて大変ではありますが、こういう時代だからこそ全てのメーカーが業界全体の為に何ができるかを考える時代なのかなと感じます。

 

 

短期的なビジネスモデルとしては×

nano+のメーカーとしての事業は、ビジネスモデルとしては短期的に×と自分自身わかった上でやっています。

かなり長い期間を見て事業を行っていますので、目先のことはあまり考えていません。

それができているのも元々本社の広島では実際に施工や管理を行っており、nano+の運用によって異常に高い利益率を出しているので、自分自身の役員報酬は十分あるから。

その昔、私が作った清掃システムは洗剤コストが今の5倍でした。

ということはそこから比較して洗剤の売り上げは1/5になるということですね。

そして多機能還元水により、ノンリンスでもこれまでリンスを3、4回行ったより密着率向上し、同じワックスでも結果的に耐久性は3倍以上に。

恐ろしくリオーダースパンが長く、もう笑ってしまいます。

だからといって倒産することもありませんが。

ビジネスモデルとしては失敗ですが、それでも経営に失敗しているわけでなく、

・導入しやすさ

・運用しやすさ

・作業時間の短縮

・トータルコストのダウン

ができるようになったことで、より多くの方に使って頂けるようになり、新規のお客様の増加率は以前の10倍以上となりました。

 

 

多くの人にnano+で最高の体験を

というのは私の大好きなAppleの言葉の引用ですが、、、

実際に体験頂くとまず作業をする人たちが楽になります。

その会社も変わります。

現場・人・会社が変わらなければ業界は良くなりません。

使って良かった!体も楽になった!給料も上がった!会社も良くなった!と言って頂き、使って頂けるお客様が増える=業界が良くなること

が、私がこの事業をやっている最大の喜びです。

いわゆる億万長者と言われる成功した起業家たちはみんな口を揃えてそれを言います。

もちろん企業が事業を維持できる利益は必要ですが、しんどい思いをしてお金を稼いでも、幸せでなければ意味がないと。

起業した頃はどうやってたくさん儲けてやろうかと思っていたこともありましたが、今はとても楽しくて幸せな人生を過ごさせてもらっているのだなと感じます。

 

 

仕事は自己表現

多くの成功した起業家が持つ共通認識。

社会的問題を解決したい、自分の持つ信念を事業をにしたい。

まさに自己表現なんですね。

私の場合は、「nano+で新たな価値観や常識を創造して、業界の問題を解決したい」ということ。

たぶん今やっていること、言っていることは未来を先取ったことをやっているので非常識と言われることは多いと思います。

お客様にも昔からやるのが5年早いと笑われてきました。。。

しかし数年後これはスタンダードであるからこそ、今やらなければならないことだと感じています。

そして10年後、おそらく今とは別の問題が業界では出ていることでしょう。

またそれに対して私自身その特に何を感じるかは、起業家としてもっと多くのことを感じたり、多くのものの見方ができるようにうなっているか、多彩な価値観を持てるかどうか、色んなものをみて成長できるかなのだと思っております。

 

時代と共に変わりゆくのがnano+だと思います。

2019年04月06日 20:30

作業図解シリーズのアップと品質のバラツキの話

洗浄ワックス作業図解バナー
インスタグラムには順次アップをしておりましたが、以前よりご要望のありました作業マニュアルが動画でなく書面で欲しいとの声にお応えして、作業図解シリーズの最初として、洗浄ワックス作業の図解をアップ致しました。
データは正方形で作成していますので、縦でも横でも印刷してお使い頂けます。
こちらをクリック頂くか、技術資料集からもご覧頂けます。


 

教育用マニュアルとして

この図解シリーズですが、当社では作業の研修用マニュアルとして使っており、その為に順次作成をしていっていますので、nano+をお使いの皆様にも社内の研修用でお使い頂ければと存じます。
会社内では日常清掃でも定期清掃でも作業する人によってやり方が違うということはよくあります。
その原因は教える人が教えるものを覚えていくので、教える人が変わったり、教える側もレベルアップすることで、数年もしないうちに教える内容が変わってしまいます。
営業所と本社で、社長と専務で内容が違うとかいうのはよくある話。
それを教わった人が次の人に教えることになると、100%教わった通りにならず、数%の誤差のような違いが出ますので、現場では違う結果が出るのですね。
現場の品質は製造業でいう製品の品質、飲食店でいう料理の味と同じとnano+では考えます。
その会社の現場では、金額による品質の松竹梅はあるものの、基本的に提供されるものは松竹梅に応じて同じものでなければなりません。

例えば同じラーメン屋さんに行く度に味が違ったらどうでしょう。
どんどん美味しくなるのなら問題はないですが、レシピが人によって違って美味しかったり美味しくなかったりするとウンザリですね。
チェーン店のハンバーガー屋さんで、行く店舗行く店舗でレシピが違う、使う材料が違う、本当にありえません。
それなのに清掃の現場では、レシピの違いはもちろん、材料は現場ごとに違うということの方が普通すぎてありえないと考えています。
私は昔から全ての現場で統一したものを使用し、検証は別としても、これを使うと決めたものについては、古いケミカルは全て捨てています。
現場の方は慣れたものを使うので、両方あると時間短縮を狙って導入しても長期的に見てそれを使うことはなかなかないんですね。

nano+を全社でお使いの方は、材料は統一されていますので、レシピの部分としてこのマニュアルで社内の統一を図って頂ければ、品質の統一するレベルもある一定の高いレベルで統一はできると思います。
人がすることで環境によっても誤差は出てきますが、この部分がカチッと決まっていれば大きな誤差を出す方が難しくなります。
それだけ品質が安定するということですね。


 

品質の安定だけでない

品質が安定するのは対外的に当然のこと。
社内的には作業時間も安定してもらわなければなりません。
作業責任者によって作業時間が変わるのはなぜか?
やり方が違えば作業時間は変わります。
作業時間=原価ですので、作業が遅い人は面積が稼げない、原価がかさむ。
経営者の視点からいうとそういう人は困った人です。
この原価率をいかに下げるかというのは非常に重要です。
つまり作業内容のバラツキがあるということは、見直せばまだまだ利益改善ができる余地があるということなんですね。


 

作業原価を下げることの重要性

新規の現場を獲得するというのは重要なことです。
しかし原価を下げるというのはそれ以上に重要なことで、新規物件は1件取って1件ですが、原価が下がると全ての現場の利益率が改善されますので、1、2件現場をとったぐらいでは追いつかないぐらいの利益改善になるのです。
既存の利益率にもよりますが、作業原価が半分になれば、利益率は2倍以上になることもあります。
これを1つの現場でなく会社全体で行っていく必要があるんですね。



 

日常清掃用の現場スタッフが作成中です!

今後は日常清掃用やカーペット洗浄用など、様々な作業の図解をアップしていきます。
どんどん改善していきたいと思っていますので、ご指摘ありましたらご連絡頂ければ幸いです。
最近はインスタグラムからお知り合いになる方も多くなってきております。
お気軽にメッセージ下さい。
インスタグラムアカウント:nanoplus2006
https://www.instagram.com/nanoplus2006/
2019年03月30日 18:00

過剰品質と過剰コスト

清掃業界の仕事って、不思議と品質と価格の松竹梅がない業界です。

本来は単価によって品質も変わって然るべし。

例えば単価が梅なのにお客様に喜んで頂こうと松の仕事をやってしまう人、単価は松なのに梅の仕事をやってしまう人、このいずれかがあるあるですね。

後者は論外として、前者の方ですが、松の品質を出すために人件費も含め過剰なコストがかかっているのですね。

まぁ、何をもって松竹梅とするかも難しいところではありますが、私は以前メンテナンスに入っていた業者さんや他の清掃会社さんの施工後のレベルとしています。

顧客満足の為に色々とされるのですが、本当にそれが顧客満足になっているでしょうか?
綺麗なって良かった、ありがとうが本当に顧客満足でしょうか?

 

我々はプロですので、お客様に喜んで頂くことも大切ですが、プロとしての評価はお客様に喜んで頂くことではなく、あくまで単価なんですね。プロ野球選手のようなアスリートと一緒で、いくら頑張っても年俸が上がらない選手は成績の割に評価されていないのと同じで、ではどうやって年俸を上げてもらうかというのが重要になってきます。

もちろん価格が決まっているのでなかなか上がることはありません。

しかし単価によってこれだけ変わりますよというのを現場で見せることは可能です。

例えばワックスを普段は1層なのに2層塗る部分を作ってお客様に説明して、こちらだと単価が上がりますが綺麗ですよと。

 

仕様が統一されている場合はなかなかそれはできませんが、その場合は逆に見た目の品質を維持したままどうやって作業時間を短縮するか。

過剰品質の例ですが、毎月1回洗浄してワックスを塗らなければいけない現場なんかで、1年近く持ってしまうような施工レベルをしても無駄なんですね。

そういった施工はもちろん作業時間が変わってきます。

うちの現場での例ですが、そういった現場をやる場合は、洗浄し汚水回収後に通常なら30分以上被膜や床材が含んだ水分をしっかり乾燥させてからワックスを塗布しますが、そんな高いレベルの品質は過剰品質となので、多少水が残っている部分があってもワックスを塗ってしまいます。

30日しか持たないのでいいのだから。

それだけで作業時間の短縮になり、過剰コストの削減ができるわけです。

どこをどうすれば維持できる期間が変わるかを把握できれば、それに合わせて作業を間引いてしまい時間を短縮することができるようになります。
もちろん一年以上持たせたい現場はしっかりとした作業を行います。 

 

品質を上げるには細かい作業の積み重ねによる足し算ですが、過剰品質を抑える作業時間短縮は細かい作業の引き算になります。

いかに品質に問題のないレベルで引き算して着地点を合わせるか。

その問題のないレベルでというのは大切で、クレームを出しては元も子もありません。

施工のレベルが上がれば上がる程、良い状態を見せたまま引き算ができるようになります。

単価が決まっていることが多い以上、それは非常に重要です。

施工原価を下げることは競争力が上がることに繋がり、経営効率も上がります。

つまり作業の効率化は、経営の効率化なんですね。



今日はこのあたりで。

2019年03月27日 11:46

考えることをやめていくこと

nano+の目指すことは考えることをやめること。
最初の話は管理面での考えないということ。

洗剤の希釈をどうしよう、どのパッドで洗浄しよう、ワックスを塗るのかバフをするのか、現場では考えることがたくさんあります。

使用する資機材と作業内容を考えていくと選択肢は無数となり、導き出される仕上がりは無数になってしまいます。

それが品質のバラツキとなり、クレームの原因にもなります。

実際にはそれらのバラツキ×季節や天候×建物の環境による掛け算で結果の数が出てきます。

地域による気候差なんかは冬になるとかなり大きな差が出ます。

雪が積もる地方の1階の店舗だと、そういう時期はワックス塗布をせずに光沢復元洗浄で終わるようにした方が良いことが多いですね。
そしてさらに作業する人が多ければ多い程ありえない結果が出てくることがあり、クレームが発生してしまうこともしばしばというのはこの業界のあるある。

 


 

 

謎な仕様書の意味

大きな会社になればなるほどそのズレをなくしていく仕様書というのが必要になるんですね。

なのでよくあるのは毎月洗浄ワックス2層塗布、年1回剥離。

ご自身で作業される方には、今時そんな仕様は無いだろうと言われる方も多いと思います。

私も以前はそう思っていました。

しかし全国に展開する企業さんだとこの仕様は一番間違いないという結論に行き着くこともあります。

その現場で作業している人は数え切れないレベル。

資機材が違い人数も数えられないくらいだと現場で出てくる答えは無数。

意味のわからないクレームが上がってきたりするんですね。

なのでせめてワックスを指定したり、洗剤を指定したりと対策をする訳です。

この仕様書を分かりやすく分解すると、

・ワックス2層塗布⇨光沢面のクレーム防止

・1年で剥離⇨黒ずんだ床のクレーム防止

を抑える為の仕様書という意味なんです。

作業している人が多いと勝手に判断して、バフで逃げたり、洗剤の希釈を守らなくて黒ずんだり、色々とやってしまいクレームが起こるんですね。

 

選択肢を設けない

選択肢とは分岐点。

nano+だと選択肢がないので、現場品質の差というのは極力少なくて済みます。

そして万が一ビルドアップしたかなと感じた時は、新品のUS SPPパッドを使ってやればかなり減膜してリセットできます。

計画的にやるとすれば毎月洗浄UAフィニッシュL1層としいておいて、比較的気候の良い時期は新品のUS SPPパッドで洗浄して大幅に減膜する月を設けておけば多少作業が悪かったとしても年間を通じて剥離剤を使わずに良い状態を平均化することが可能になります。

もちろんその後は光沢が落ちますので、塗り込みが必要となります。それもあって気候の良い時期にというのがポイントになるのですね。

現場で作業される方のコンディションによってもある程度左右されはしますが、これはまた別の話で。

 

毎月の仕様書をnano+に置き換えると

年6回洗浄UAフィニッシュL1層、うち1回はUS SPPパッド新品で洗浄UAフィニッシュL2層で耐久性がこれまでより高くなりますので、十分に管理は可能になります。

もし飲食関係のように油汚れを洗浄する必要のある現場では、ワックス塗布の間の月は、多機能還元水500倍希釈と3Mの黄色パッドで洗浄のみの作業を入れて管理するとワックス塗布の時間分短くなるのでコストを抑えることができます。
nano+はフロアメンテナンスの基礎ですので、掘り下げれば掘り下げるほど耐久性も品質も上がっていきます。
当社でも、一般の清掃会社さんが毎月やっている物件を、年1回の洗浄だけで管理しています。
しかし、。広く展開していく場合、必ずしも100点を出す必要はないのです。
100点・50点・0点の3チームがいたとしたら、50点・50点・50点の方がクレームにならず正解なんです。
それをnano+のようなシステムを使って75点・75点・75点と平均点を上げていくというのがシステムのメリット。


 

作業中に考える・・・

次に現場の作業中に考えないという話。
作業中次は何をやるのだったかなと考えながら動いている方は多いと思います。

また現場の責任者から指示が出て動いたりとか。

それすらも無駄な時間。

それをなくすことは作業時間の短縮につながります。

これをなくす為には、同じ作業を継続して行っていくのが一番。

うちの現場の話にはなりますが、最大500㎡程度を1セットに2人1組で、

①ダスター作業・作業準備

②洗剤塗布機で洗剤を塗る・トレールモップで洗剤を伸ばす(距離が離れないように)

 全て塗り終わって塗布機を片付ける。

③ポリッシャーで隅を洗浄・洗浄機で真ん中を洗浄

 干渉しないよう反対側から作業する

 全て洗浄してポリッシャーを片付ける

④隅の汚水をかき出す・洗浄機でバキューム

⑤道具の片付け・吸水ラーグで残った水分を除去

⑥道具の片付け・ワックス塗布

という風に、道具の持ち替えを減らしたり、行ったり来たりを減らすこともありますが、作業を単純化(製造業ではセル化といいます)し、考えなくてもいいように作業を組み立てることで作業時間は大幅に減らすことができます。


「人数が多ければ極端な話、1人1作業しかさせない。」

当社の作業を見学頂く際に、作業が仕組化できていると言われることが多いのですが、仕組化しているのではなくて単純化しているだけなんですね。

2人1組ですが、4人になればさらに作業が早くなります。

3人だと・・・バランスが悪く1人やることがなくなってしまいます。

ウェットバキュームがあると3人目がやることがあるかもしれません。。。

 

 

2人1組の作業班が組めます

だいたい洗浄ワックス作業は3人1チームで行われることが多いですね。

nano+導入で考えるロスがなくなり、2人1チームで同じ作業面積をカバーできるようになりますので、単純に1名分人件費を削減できるようになります。
2人1チームは非常に効率がいいですね。
軽の箱バンでも、nano+なら道具が少ないので17インチの洗浄機資機材1セット積んで現場へ行けます。
3人になると積めないのでハイエースが必要に・・・(一気にコストが上がります)

 

 

 

考えないことで思うこと

ポリッシャーを回す時に考えながら回すでしょうか?
回し方があるので、最初は考えるかもしれません。
しかしそれは身についていきます。
これはスポーツと一緒で、反復練習=毎日の現場の作業の繰り返しで身につくものですね。
だからこそ間違えたやり方で反復練習をたくさんしているベテランさんの方が、nano+を導入しようとしてもなかなかnano+にシフトできなかったりします。
正しいやり方で反復練習することでさらに作業時間を減らすことが可能です。

今日はこの辺りで。

2019年03月19日 14:14

4月度nano+セミナーのご案内

nano 講習会申込書

4月のnano+セミナーのご案内です。

1社もしくは1グループでの開催となっていますので、お早めに申し込み下さい。

申し込みはこちらをクリック頂き申し込み書をFAX頂くか、こちらのお問い合わせフォームよりお願い致します。

皆様のご参加お待ちしております。

セミナーご参加の方には、無償で現場研修も行っております。

2019年03月14日 16:00

UAコーティングの耐久性を生かした施工事例

nano+のユーザー様より営業的な事例が欲しいとのご要望がありましたので、今日は具体的事例の話です。
現場は50㎡程度の理容院。
10数店舗あり、毎月1万円×12ヶ月=120,000円/年間でとある清掃会社さんがメンテナンスをされていました。
床は真っ黒になり、どこに頼んでも諦められていた現場です。

1ヶ月の来店客数は約3000人で、UAコーティングを施工しておけばパーマ液の問題もなく維持は十分可能。
ただし汚れは入ってくるので、どのくらいのスパンで洗浄が必要かどうかを検証する為に、最初はデモ施工も兼ねて、無償で1店舗を剥離してUAコーティング2層塗布。
日常清掃ではトレールモップによるウェットダスターと多機能還元水をプレゼントし、お店で日常管理頂いています。
7ヶ月ほど経過観察をして、床の凹み部分の汚れが取れにくいということで、そろそろ洗浄作業が必要な時期に。
そこから導き出した仕様は次の通り。

○仕様
年2回のメンテナンス 
光沢復元洗浄を行い、UAコーティング塗布するかどうかは現場で判断
もし補修が必要な場合は部分的な薄塗りで補修をかけるイメージ
多機能還元水500倍希釈と3Mの黄色パッドの洗浄で数年間は引っ張ります。
洗浄スピードを意図的に落とすことで光沢復元幅は大きくなります。


○金額
年額10万円=5万円×2回
ポリッシャーで洗って手作業回収(洗浄機を降ろすのが面倒な面積)で1回の作業が準備片付けも含め1時間かからず5万円だと非常に高い収益性ですね。
2人で作業しても時給25000円で、これなら1日であと3現場詰め込むことも可能です。
結果的にこれまでより良い状態が維持ができて、これまでより年額2万円安くなっているのでお客様は納得。
お客様も作業する側もどっちに取ってもいい条件ですね。
また作業回数が年間10回減るので、その10回分の時間は他の現場を作業できます。
利益率が上がらないと働く人の給与は上がりません。

今の時代単価の高い物件はありません。
しかしアイデア1つで単価を上げることもできます。
単価を上げる為の要素になっているのは耐久性。
耐久性はUAコーティングの性能だけでなく、きっちりとした施工があってこそ。
UAコーティングを使ったからと言ってた十分な耐久性が出るわけではありません。
フロアメンテナンスの基礎を深めることで耐久性が伸び、利益率は向上していきます。
2019年03月07日 15:33

ワックスの厚塗りと薄塗りの話

よく質問を受けるこの話。
結論から申しますと、理想的なのはワックスを塗って10〜15分ぐらいで乾くこと。
その時の環境によって塗布量は変わるということです。

 

昔は薄塗りを推奨していたこともありました。

乾燥も硬化も早く、ワックスの量もビルドアップも抑えられるメリットがありました。
一般的な洗剤だとその方がいいでしょう。
しかしnano+の場合は多機能還元水のおかげでワックスの密着率が高いので硬化スピードを速くしなくても充分な耐久性が出せます。
となると話は変わってきて、さらに耐久性を上げるのに必要なのは硬化でなくレベリング。

薄塗りすると目には見えないレベルでワックスはレベリングする前に乾燥してしまいます。
ワックスを横から見るとワックスモップの線が見えないレベルで残っているので、かまぼこ状になっています。
もちろん光沢や写像性も変わりますし、何より傷に弱くなります。
フラットになったワックスとかまぼこ状のワックスだと、かまぼこ状のワックスは衝撃を面でなく点で受けてしまいます。

当HPの技術資料集の洗浄の方程式に記載がありますが、点の部分は単位荷重が上がってしまいます。
例えるなら、大根おろしを作る時の大根をワックスに見立てて下さい。
角を立てると早く削れますね。
つまり歩行による摩耗でワックスも早く削れてしまうということです。


 

ではどのくらいの量で塗るのが正解か?

ずばりワックスが10〜15分程度で乾燥する量。
ワックスには被膜を作る為の成分である融合剤が入っているのですが、30分以上経過すると揮発しきってしまい、ちゃんとした被膜になりません。
しかし融合剤の揮発は塗ってから揮発が始まっていますので、レベリングする時間で且つ早い時間というのが理想的なんですね。
乾燥時間は気温と湿度に影響を受けます。
特に洗浄作業中には洗浄液の水分が蒸発しますので湿度はどんどん上がっていきます。
ワックス塗布前には換気してその上がった湿度を下げてやる必要があります。


環境によって塗布量が変わり、その量を見極め、決めた塗布量で同じようにワックスを塗ることができるとさらに耐久性は伸ばせるようになります。
2019年03月01日 21:09

新規のnano+代理店要綱が変わりました

お客様よりご要望があり、色々と検討させて頂きました結果、3/1より新規のnano+代理店要綱を刷新致します。

以前より取り組みしやすい環境になりましたので、ご興味のある方はお問い合わせフォームよりお問い合わせ下さい。
これまでの代理店契約につきましては同条件で継続させて頂きます。
宜しくお願い致します。

 

 

2019年02月27日 23:15

3月度nano+セミナーのご案内

nano 講習会申込書

3月のnano+セミナーのご案内です。

1社もしくは1グループでの開催となっていますので、お早めに申し込み下さい。

申し込みはこちらをクリック頂き申し込み書をFAX頂くか、こちらのお問い合わせフォームよりお願い致します。

皆様のご参加お待ちしております。

セミナーご参加の方には、無償で現場研修も行っております。

2019年02月24日 13:40

洗浄ワックスの基本作業

nano+導入時によくある質問。

この動画の洗浄ワックス作業はnano+用の作業ですか?」と。

違います、洗浄ワックスの基本作業です!

どのような洗剤であれ、ワックスであれ一緒です。

フロアメンテナンスの基礎ですので。

 

 

実際に何度かあった話ですが、

ある現場はnano+の資機材を導入しているので動画と同じ作業を行い、それ以外の現場はこれまで通りの作業方法をされているというお客様が数件がありました。

これは大きな間違いで、ちゃんとした理論があって基本作業を行っています。

また作業方法が2種類あると逆に現場は混乱し、慣れているこれまでの作業手順でやるようになり、作業が遅いだけでなくnano+の資機材を使っても床は黒ずむでしょう。

作業方法は考えるものではなく体で覚え、息をするのと同じ感覚で作業をするようにしていくのが作業時間短縮への近道です。

作業前のミーティングが終わると、進捗確認は別にしても、具体的な作業指示が出るような作業をしていてはいけないし、指示を出さなくていいような現場管理をしないといけないですね。

もちろん最初からそんなことができる訳ではありません。

毎日の作業でそれができるように訓練をしていくんですね。

その過程で習得するものが2種類あると当然その時間は2倍かかる訳で、収益性が高くなるのははるか先になります。

それぞれの作業の具体的な理論については、セミナーで解説もしていますが、ご不明な方はお問い合わせ下さい。

 

 

もう1つのよくある質問

「あんなに洗浄液を撒かないとダメですか?」

ワックスを塗るのには必要な量です。(100cc/㎡以上必要)

ポリッシャータンクから出る量ではとてもじゃないけど、汚れとワックスを十分に落とすことができません。

またビルクリの試験通りにタンク出しで洗いたい人がこの業界には多いようですが、洗浄液を先に塗る手間を考えても、先に塗ってから洗った方がポリッシャーの速度がはるかに早いので、作業終了時間は早くなります。

タンク出し作業は汚れをとって終わりという作業なら問題ありませんが、ワックスを塗るとなるとワックスの除去量が足りずビルドアップしてしまいます。

 

 

基本作業を考えなくても無意識にできる。

これができるようになると本当に現場は変わります。

2019年02月18日 02:00