ビルメン業界のプラットフォームnano+
 

フロアメンテナンスシステムnano+に量子技術をプラスし
【世界初】量子フロアメンテナンスシステム(QFS)へ進化しました
水の技術の応用した姉妹品Bath+もご好評頂いております

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開発者コラム

nano+セミナー7月開催分

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7月のセミナーは7/17(火),18(水)開催する運びとなりました。
開始時間は13時〜となります。

上記以外でご希望の会社は日程調整の上、別で行わせて頂きます。
また受講される人数が多い会社は訪問しセミナーを行わせて頂きます。
本日6/12もセミナーの予定でしたが、1社で大人数の参加ご希望でしたので、訪問してセミナーを行って参りました。
ご参加お待ちしております。

申し込みは⬆︎の画像をクリック頂き、申込書をFAX頂くか、こちらのお問い合わせフォームをクリック頂き申し込み下さい。


2018年06月15日 16:47

ワックス被膜で重要な評価項目

ヒールマーク取り
事務所や病院の診察室の椅子の下や建物の出入り口が黒くなったり、ヒールマークがつくのは気になりますね。
nano+ではワックスを塗らなくても被膜に耐久性があるので、通常の洗浄は汚れを除去して表面の小傷を平滑にして光沢復元をしてやるだけ。
なので多機能還元水500倍希釈で洗浄します。
しかし頑固に取れないヒールマークが存在するのも事実。
通路にあるヒールマークは洗えば簡単に取れますが、こういった場所はなかなか頑固。




これを簡単に取るには!

多機能還元水500倍を塗ったところに、nano+クリーナーを1プッシュ!
して塗り広げて洗うだけでサクサクと取れていきます。
ポイントは多機能還元水を塗った後にnano+クリーナーをプッシュ。
逆の順序ではいけません。
これを知っていれば部分的にヒールマークのひどい現場でも困ることはありません。
またヒールマークがひどい現場にはUAフィニッシュLが効果的。
ヒールマーク自体が入りにくく、入っても取れやすい。
UAコーティングのような傷に対する耐久性はありませんが、ヒールマークの耐性や汚れにくさ、被膜の除去しやすさ等、被膜としてのトータルバランスは高いレベルです。



黄色の汚水の正体は!

また多機能還元水500倍で洗浄すると、この汚水のように黄色い汚水が。。。
通常はこんな汚水は出ません。
この黄色の汚水の正体は、元々ある前の業者さんの古いワックス。
黄ばんだワックスの黄ばみを多機能還元水は抜いてしまうので、このような汚水が出てきます。
またリンス不足によるワックスのくすみも同様に抜けてきます。
※汚れのサンドイッチは抜けません。



必ずしも耐久性=コストダウンではありません

ワックスの重要な評価項目は、光沢?耐久性?いえいえ違います。
いかにトータルで年間のメンテナンスコストを抑えることができる被膜かどうか。
だからこそのトータルバランスが重要なんですね。

・油汚れが反応しないと、被膜が黒ずみません。
・ヒールマークに苦労しないと、日常清掃も定期清掃も時間短縮ができます。
・洗浄で剥離ができると剥離清掃を行う必要がありません。
他にも色々と重要になるポイントはあるのですが、大きな部分だけでもこの差は大きな差になるんですね。
これを目指したのがUAフィニッシュL。
耐傷性を追求することだけがワックスではないんですね。



 

洗浄で剥離ができる安心感

UAフィニッシュLは洗浄で簡単に剥離ができるので、安心して使えます。
nano+の洗浄液との組み合わせで、リノリウムの床であっても問題ありません。



簡単に剥離ができるからこそ可能な洗浄スピード

 


動画の洗浄スピードは通常作業の半分のスピード。
これでも十分に早いと言われますが、動画撮影用です。
この洗浄スピードですら被膜のトータルバランスなんですね。
洗浄スピードは、被膜の評価項目の中でもっとも重要な評価項目。


毎月洗浄ワックス2層塗布、年1回剥離という仕様であってもこれなら
・洗浄スピードが今までの2、3倍で時間短縮
・剥離清掃は永久に不要
・UAフィニッシュLは速乾性なので作業時間短縮
が可能となり、どの現場でも収益性を向上させることが可能となります。
 
2018年06月11日 12:00

売上が増えても利益が増えない清掃業

nano+導入時に・・・

ご丁寧にお客様に説明をされる方がいらっしゃいます。
説明するとまちがいなく減額になります。
nano+の説明はそういうものですので。
これまでワックスや洗剤を変えるのに、わざわざお客様に話をするでしょうか?
しれ〜って変えてしまえば収益性は上がるんです。



お客様に話をする場合は・・・

新規のお客様の場合や契約変更の場合です!
nano+をお客様にPRするポイントは、耐久性とメンテナンス性。
安全とか環境に良いなんてものは当たり前。
つまり、
・年間回数を減らしてメンテナンス
・剥離清掃費用+汚水処理費が不要
ですね。
年12回でメンテナンスしているところに年6回で提案
見積は年間で考えます。
例)
年12回×@100=@1200円
 ⬇︎
年6回×@150円=@900円 →   @-300円(お客様削減額3ヶ月分)
 +
剥離代+汚水処理費も削減

この価格差は大きな競争力です‼️
これが差別化‼️


価格競争しても単価は上がるので収益率は上がります。
以前のコラムに書きましたが、単価が上がらない限り給与は上がりません。
売上が上がってもしんどくなるばかり。。。


数字シュミレーション

年間12回の例)
売  上@100円
作業原価@  40円
利  益@  60円×12ヶ月=720円

 ⬇︎

年間6回に変更すると
売  上@150円
作業原価@  40円
利  益@  90円×6ヶ月=540円

 


利益額は減っていますが、作業に行かないので、空いているところに他の仕事を入れることが可能になります。
半分の稼働でこれまでの75%の利益を出すことができるようになります。


 

経済学的に言うと需要に供給が追いついていない

人手不足で作業のスタッフさんもフル稼働に近い状態の会社は多いはず。
これ以上は現場を受注してもできません=供給できません!の状態。
そんな時に安い仕事を受けなくてもという話ではあるのですが、せっかくのチャンスなので、やってしまうのがこの仕事の常。
既存の管理現場がこれまでの半分の人数で管理できるとどうでしょう?
まだまだ仕事は受注できます。
受注しても余裕があるので無理なくこなせます。
無理をしないということはクレームにもなりにくく、利益も出やすいんですね。
これまでの2倍近い現場がこれまでの人数と機材でこなせるから会社に利益が残りスタッフさんの給与も上げることができる。
・給与が高いと長続きもする
・求人にも集まりやすくなる
といい流れになるんですね。



 

売上が下がると利益が出るという不思議

清掃業は売上が上がると利益が減ることが多々あります。
経費も一緒に増えていきますし、固定費だと思っていたものも、規模が大きくなれば増大していく変動費です。
作業者が増えれば、作業車、機材も増えていきますし、本社の管理スタッフさんも増えていきます。
根本的には利益率を変えないと永久に解決しない問題です。
それを解決するのがnano+です。

この話をしだすと長くなるので、とりあえず今日はここまで。


2018年05月28日 16:08

nano+セミナー6月開催のご案内

kousyu6gatu
5月のセミナーは無事終了しました。
こちらの手違いなどにより、結果3回に分けてセミナーを行うこととなり、参加者の方にはご迷惑をおかけ致しました。



6月から毎月開催致します

この1回だけでなく、繁忙期の3月を除き毎月開催致します。
nano+は基本的に講習を受けなくても運用可能なようにできていますが、やはり個別に細かいところも聞きたいというご要望も頂いていますので、MAX11名ではありますが、3社程度を上限と考えており、多いようであれば個別に別日で調整させて頂きたいと存じます。
時間も15時開始で講習会終了後は会議室に隣接したラウンジで食事会も開催致します。



その日からすぐにコストダウン

講習の内容ですが、単にnano+がいいよというだけでなく、技術的にコストダウンがすぐにできることも解説していきますので、その日からすぐにコストダウンができるようになります。


6月は8(金)・11(月)・12(火)となっています。
別日がご希望の方は、会社へ訪問してセミナーをご希望の方はお問い合わせフォームよりご連絡下さい。





2018年05月17日 22:08

既存ワックスをUS SPPパッドで大幅減膜とポリッシャー洗浄動画UPについて

US  SPPパッド
nano+をワックス床で導入する上で欠かせないこのパッド。
nano+での本来の使い方は、500㎡ほど使って研磨剤が落ちてから使うと、洗浄でワックス表面を平滑にして、ワックス1層で今までの2層分の仕上がりという設定。
しかし、新品の研磨剤が落ちていない状態の時は研磨剤がガシガシ研削してくれます。
新品のパッド+多機能還元水500倍希釈(もっと減膜したい場合はnano+クリーナーも合わせて各500倍希釈)で洗浄すると大幅に減膜ができます。
SPPパッドですので、表面をあまり荒らさずに洗浄ができます。
表面の仕上がりが気になる方は、使い古しのUS SPPパッドでサイド洗浄されると表面が整います。

SPPパッドと水ですと、ワックスが研削しやすい状態になっていませんが、多機能還元水を使いワックスを柔軟にすることで研削しやすくなり、減膜量を増やすことができます。(さらにnano+クリーナーでそれを被膜に浸透させるとさらに効果は上がります)



2.5円/㎡で使えます

ワックスを減膜できる洗剤はあります。
しかし㎡あたりどのくらいのコストがかかっているでしょう?
15,000円/18L/20倍の洗剤があったとしましょう。
1㎡あたりの塗布量は150cc
15000円/18000cc/20倍×150cc=6.249円/㎡と+パッドコスト
とこの手の洗剤は希釈が濃くなるのでm、ワックス1層分ぐらいの㎡単価がかかっているのですね。

US SPPパッドはBASEなら送料込みで2,500円
片面500㎡×両面で1,000㎡使えます。
2.5円/㎡で使えてしまうということです。
どのくらい取れるかは洗浄後の汚水の色でご判断下さい。
多機能還元水セットで使うとかなり白い剥離汚水のような濃さの汚水が出てきます。
多機能還元水が0.7円/㎡ぐらいですので、合わせても3.2円/㎡。
そして何よりいいのが、リンスいらずということですね。
気になる方は使い古しのUS SPPパッドでリンスされてもいいかと思いますが、ワックスを塗る上では基本的に不要です。



BASEでは限定商品も

500㎡ぐらいで研削力が落ちてきたら割り切って新品に交換して使う方の為に、10枚セットの設定もしています。
1枚あたり送料込みで1,600円ですから、1.6円/㎡という低コストで使えます。






ポリッシャーでの洗浄動画をアップしました

ポリッシャー(反時計回りの)は、横に動かすのではなく、通路が長ければ通路の長い面に対して縦に動かしていきます。
反時計回りに半分ずつ被せて洗っていくことで早くポリッシャーを動かしても洗うことができます。
コードがある場合は手繰ってもらって下さい。
2人作業になりますが、それでもポリッシャーを横に動かして洗っているよりは洗浄スピードが全く違い仕上がりも綺麗です。





重要な機械の回転数の話

この動画で使っているペンギンワックスのリチウムタイプのポリッシャーの回転数は180rpmと240rpmの切り替え付。(rpmは1分間の回転数)
180rpmは1秒間に3回転ということですね。
最近の洗浄機などは日常洗浄のスピードを上げる為に回転数を220~240rpmが主流となっています。
このポリッシャーは15インチを17インチに換装しています。
17インチ240rpmで普通のパッドで洗浄すると、厳密に言うと反応した被膜が滑って十分な洗浄ができません。洗浄機だとわかりにくいですが、ポリッシャーだと抵抗が違うのですぐにわかります。
だからこそUS SPPパッドでなくてはダメなんですね。
結構このパッドにたどり着くまで大変でした。。。

そして17インチ180rpmというのは洗浄には理想的なバランスです。
ただし回転数が一緒でもインチ数により外周の回転速度は違いますので、インチが小さくなると回転数は上がる傾向にあります。遅すぎるとその分だけ擦れないので。

とりあえず今日はここまで。
2018年05月08日 21:22

HPリニューアルしました 新しいスターターセットもBASEに公開しました

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HPをリニューアルしました。
まだまだリニューアルしたい部分が残っていますが、残りは少しずつやっていきます。


この数年、心から尊敬できる経営者に師事して経営の勉強をしていますが、会社を12年もやって来てようやくちゃんと会社をスタートできるという気持ちになりました。
色々と勉強したおかげで価値観は大きく変わりました。
最近変わったとよく言われるようになりました。
この仕事をしていて楽しくて楽しくて仕方がない毎日。
何時まで仕事をしていても苦痛にもならない。
やはりプロでなくオタクなれというのは本当にいい言葉ですね。
オタクは仕事を仕事でなく、趣味と思っていますので何時間仕事をしていても苦痛になりません。



nano+が始まってようやく1年。

この1年は過去数年に比べて新規のお客様が1番増えた1年でした。
そしてnano+は自分自身の器によってまだまだ変わるので、まだまだ学ばなけれなならないことも再認識しました。
今年もまだまだnano+を深めて磨いていきたいと思います。



スターターセットが用途別に

ご要望のあった用途別のお試し用として
・日常清掃用
・カーペット
・セラミックタイル
のスターターセットをBASE限定で発売を開始しました。
BASEでは通常ラインナップにないものをアップ致しました。



 
 

来週5/15東京事務所会議室でnano+講習会開催!

nano+導入前の方も導入済の方にも価値ある講習会を行いたいと思っています。
やればやるほど疑問は出てくるはずです。
基礎になる部分は毎回行いますが、その他はタイムリーな話題や、個別に相談に応じたい為、人数は増やす予定はありません。
そういったことから繁忙期の3月を除き毎月実施を予定しています。
無料で参加できますので、何回参加頂いても結構です。
ご参加お待ちしております。
2018年05月08日 01:04

5/15開催 nano+講習会のお知らせ

5月講習
この度nano+の講習会を開催することとなりました。
nano+の導入から運用まで、具体的な事例を示しながら講習を進めます。
フロアメンテナンスの基礎理論や質疑応答でよりnano+を知って頂き、より深めて頂ける講習会です。

公開していないワックスの密着率をあげて耐久性を向上させるポイントの解説も行います。

日 時:5月15日(火)13〜15時
場 所:当社東京事務所1階A会議室にて
参加費:無料

詳細は⬆︎の申込書をクリック頂くとご覧頂けます。
参加ご希望の方はこちらの申込書をFAX頂くか、お問い合わせフォームよりお申し込み下さい。
皆様のご参加をお待ちしております。


2018年05月06日 10:30

作業効率さらにup⤴︎と必要洗浄液量の話+α

リチウムポリッシャー
最近話題のペンギンワックスから発売されていますリチウムイオンバッテリー搭載のコードレスポリッシャー。
うちの現場にも導入しました。
メインで使うのは、すみ擦りの代わりに使います。
なので店舗の什器の際に入るよう17インチに換装しています。

長年の研究で手作業のすみ擦りは長期的に考えた場合、様々な理由でほとんど意味がないということがわかってきました。(やらないよりはやった方がいいのですが)
すみ擦りの代わりにこのポリッシャーで走ってから洗浄機で洗う段取りにすると隅まできっちり洗えてかなり早い。(そして疲れない‼️)
ポイントになるのは、洗浄機のスピードを落とさないようにターンする場所や入りにくい場所は先にポリッシャーで洗ってしまい、洗浄機を真っ直ぐしか走らせないように段取りすること。
建物が凸凹していたり斜めになっている部分も洗浄機のロスを減らす為に、ポリッシャーで洗ってしまいます。
また狭いところをポリッシャーで洗えることでT5(28インチ)のような大きな機械を使える現場が増えてきます。
そりゃT5-700とコードレスポリッシャーだと見たことがないような速度で作業が終わります。
ちなみにですが、どうしてもポリッシャーが入らない場所は手作業ですみ擦りをします。
クオリティさんのステンレスブラシ「ぴかQ」がオススメ!



コード式のポリッシャーでは?

同じことができなくはないですが、コードがあると洗浄機はポリッシャーがいなくなるまで動くことができません。
コードレスポリッシャーなら同時作業をしても問題なく、同じ17インチで同じパッドをつけていれば、洗浄機が遅い場合にはポリッシャーで洗ってしまい、洗浄機は回収作業に回ることもできます。
ポリッシャーの方が回転数が低く、さらにきっちりと洗えるというメリットもあります。
狭い現場なら洗浄機を使わず、ポリッシャー+手作業回収の方が早いですね。
nano+の洗浄機は回転数が低いマシンや摩擦抵抗が高いパッドに相性がいいですから、ポリッシャーとは相性抜群です。



機械の特性で得意な動きの方向が違います

ポリッシャーは横の動き(人間に対して)
洗浄機は前進の動き(機械に対して)
洗浄機で隅や角を洗おうとするとゆっくり前後に洗うようになります。
これが大きなタイムロスで、減速→前後に洗う→向きを変えて加速という動きになりますので、10秒はロスします。ポリッシャーならロスは2秒ぐらい。



ロス時間を考えてみましょう

8秒のロス差と考えるとします。
角が30箇所ある現場があったとします。
240秒のロス。
1秒あたりどのくらい洗えるでしょう?
T2-430mmで実効200mm×1.2m/秒=0.24㎡/秒×240秒=57.6㎡
まあ小さな現場一つ分違うわけです。
長方形で1フロア50㎡の10階建ての事務所ビルだと角は40箇所。
320秒のロスで面積に換算して76.8㎡なので1.5フロア分違うんですね。
これまで10階建てであったビルが8.5建て分の作業負荷で済むのは大きいですね。



洗浄液は先に塗る方が早く洗浄が終わります

ポリッシャーを使う人がタンクから洗浄液を出す人が多いですが、これにはデメリットばかり。
・洗浄液の量が足りないので汚れもワックスも落ちない
・ゆっくり洗浄しないと落ちない
→結果作業時間は遅い‼️



先に洗剤を塗るのが手間という人がほとんど

しかしそれではポリッシャーの速度は私が使う1/5ぐらいのスピードで、トータル時間は遅い上に綺麗になりません。
いくら硬いパッドでゴリゴリやっても落としやすい状態でないものは落ちません。
洗浄液を塗布して汚れやワックスが落ちやすい状態にしてしまえば走っても洗えます。
つまり先に洗浄液をまいてしまえば、洗浄スピードは5倍あげられるということです。
それを早く簡単に安全にまくためのトレールモップなんですね。
ワンタッチモップは巾木や壁に洗浄液を散らしてしまうリスクがありますが、フラットなトレールモップ400セイワ用はそのリスクが低くなっています。



この写真から見る洗浄液の量

十分な洗浄液の量がまかれているのが分かります。
SNSで洗浄中の写真をあげている人を目にすることがありますが、洗浄液が泡泡になっている人がいます。
ありゃ完全にダメですね‼️
完全に水が足りていない状態。
まあ洗剤が濃すぎるのが原因。
洗剤塗布量が少ないのが原因。
とも考えられます。

水が足りないと、
反応した汚れやワックスが十分回収できない
 ⬇︎
その上をいくらリンスしてワックスを塗ってもワックスが密着しないので、十分な耐久性が出ない。
 ⬇︎
維持ができないので耐久性が高いものを塗ろうとする(耐久性が高いと構造上ワックスは剥がしにくくなる)
 ⬇︎
ビルドアップ・黒ずみになるので、さらに濃い洗剤を使う
 ⬇︎
この現象がさらにひどくなって進む

という無限ループに陥るんですね。
ポリッシャーのタンク出しは当然こうなりますし、洗剤を先にまいていても洗浄液とワックスのバランスが悪いとそうなります。


nano+を使われる場合は、洗浄液を先に塗り(100cc/㎡)ポリッシャータンクに水を入れて水を出しながら洗浄すると何も考えなくてもOKです。
洗浄液とワックスのバランスも考えてシステム化していますので、UAフィニッシュL1層塗布で管理していけば誰でも簡単と施工と管理が可能です。



あれこれやりたい考えたい

という方が非常に多い清掃業界。
考えても全体のバランスが悪ければ結果は出ません。
バランスを取るという意味が分からなければ考えても時間の無駄です。
考えること、決断することはもはや無駄なのです。
考えるとすれば、どうやれば作業が早く終わるかを考え準備すること。
基本作業はかわりません。
それを抜くと手抜き作業にしかなりません。
それよりは現場で無駄な時間がないように段取りをするのが1番近道。
昔の人は段取り9割とよく言いましたが、ホントそうです。



あれこれやりたいのは他社との差別化?

差別化という言葉に騙されてはいけません。
一般的な差別化はコストアップにしかなりません。
だいたい他社より綺麗にできますと謳うメーカーや会社は多いですが、光沢を出したければ、ワックスを余分に1層塗ればそれなりの光沢は出ます。
しかし、それはワックスを
もう1層分塗り、乾燥する時間がかかることを指します、
しかも光沢が出るのは最初の1週間ぐらい。
誤差の範囲ですね。
コストアップは競争力低下にもなり、収益性の低下につながります。
清掃業の最大の差別化は
・生産性向上=作業時間短縮による原価を抑えること
・シンプルでわかりやすく誰にでもできるようにすること
これは企業の大小を問わず、1人の会社も1000人の会社も同じことです。
nano+はこれの考えを現場でもっとも大事にしています。
もちろん今までより綺麗になります。
ただ綺麗になる以上にこの2つは重要なんですね。


2018年04月27日 14:00

送料無料nano+ショッピングサイトBASE開設のお知らせ

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この度nano+製品のショッピングサイトをBASEにもオープンしました。
これまでAmazonでの販売を行ってきましたが、今後はAmazonと並行してBASEのサイトでも販売を行っていきます。
BASEはAmazonと比較してページが見やすく使いやすいのが特徴で、スマートフォンのアプリにも対応したショッピングサイトです。

BASEのサイトでは、BASE専用の商品やキャンペーンを行っていく予定です。
第1弾は、通常製品ラインナップにはない専用商品をスタート。
・多機能還元水のお試しセット
 日常管理、カーペットの定期清掃向け
・多機能還元水(原液300cc入り)希釈ポンプ
・nano+クリーナー(現役300cc入り)希釈ポンプ
※希釈ポンプはこれまで中身は入っていませんでした。
他、まとめ買いに対するディスカウント商品も設定しています。

BASEはページのメンテナンス性も良いことから、随時キャンペーンも行っていきますので、ご期待下さい。
こちらのサイトでは送料は全て無料となっており、価格的にもAmazonよりお得になっています。



https://nanoplus.thebase.in
↑の画像をクリックするか、ホーム画面左のバナーからもサイトへ行けます。

2018年04月25日 15:33

カーペット洗浄汚水の比較

カーペット汚水
フロアメンテナンスは汚水から様々な情報を得ることができます。
このカーペットの洗浄汚水はこの数日うちの現場のカーペットを洗浄して撮った汚水。
上半分は洗剤分が残渣した汚水。
下半分は洗剤分が残渣していない汚水。

まぁ、よく洗剤が蓄積したもんです。
洗浄液というのは、水温によって溶かせる量が変わります。
アイスコーヒーとホットコーヒーではホットコーヒーの方が砂糖が溶けますが、我々はアイスコーヒーで床を洗っているようなものです。


洗浄液は、既に洗剤が溶けているので、アイスコーヒーに砂糖を溶かした状態です。
特に洗浄液が濃くなればなる程、汚れやワックスは溶けるスペースがなくなります。
しっかりアップライトをかけても汚れや洗剤が残っていれば洗浄で回収するものの量が増えます。
→同じアイスコーヒーにより多くの砂糖を溶かす必要がある。
 洗剤がたくさん残渣し、汚れが多くついていると、回収しきれないので、汚れを落としきれない状況に。

結局は残渣した洗剤がバランスを崩しているんですね。




ちなみに・・・

ワックス床の汚水ですが、黒い汚水は主に土砂汚れですね。
油とかもありますが。。。
しかしワックス定期洗浄した時の色は基本灰色です。
ワックスを塗る前の色は白+土砂の黒
→灰色というわけで、剥離汚水も灰色ですね。
正しくダスターをかけていてもワックスには土砂が刺さっていますので、黒が混じり灰色になります。
しかしダスターをかけずに洗って土砂の量が多いとワックスが落とせず汚水は灰色になりません。
その状態はワックスが落とせずに塗り込むので、ビルドアップの原因にもなりますね。



ドライの汚れはドライで取ることで、汚れの回収率を上げることができます。
ハードフロアはウェットダスターを正しくかける。
カーペットはアップライトを丁寧にかける。
この基本中の基本が確実なメンテナンスを支えます。

特にアップライトのブラシと床の接地はざっくり言うと面ではなく、線です
面で接地していませんので、ブラシの回転数で稼ぐのですがこいつがくせもの。早いので滑って食いつきません。
滑るということは効果が十分でないんですね。
そのあたりはテナントのアップライトのブラシはよく考えてまいます。
とはいえ線で接地しているので、綺麗にしようと思っても、ササっとアップライトを引いたのでは十分な効果は出ません。
汚れのひどい場所はゆっくりかけないといけないんですね。





2018年04月24日 21:58