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【世界初】量子フロアメンテナンスシステム(QFS)へ進化しました
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開発者コラム

多機能還元水とnano+クリーナーの被膜コントロール

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今日は少し上級者編のお話。


↑の写真はスーパーの店長から「物を動かしたくないので、このままで作業してくれないか」という要望を頂き、「それでしたらワックスは塗らずに洗浄で管理します」ということで了解頂き、金額そのままで仕様変更して今回がちょうど60日目。
そこそこの光沢を60日維持しているということで見ると及第点。
とはいえ元々被膜が薄いので、そろそろ洗浄作業もしんどいところ。
お店の日常管理や日々の扱いが良ければもっといい状態を保つことも可能。
次回の定期清掃の日は系列の新店オープンが重なって時間が十分に取れないので、さらにその次に塗り込むことに。
店長の要望は・・・


ワックス塗布は年2回、残りの年10回は光沢復元洗浄のみ


えーと、日常清掃のないスーパーの定期清掃仕様とは思えません。
事務所ビルくらいの定期の仕様ですね。

とはいえ、現在の技術ではできない仕様ではありません。
むしろ金額そのままでこれをやっていいのなら、作業時間もケミカルコストも削減できるので、じつは大歓迎だったり。
それを実現するには光沢復元洗浄のポイントになる、被膜のコントロールが必要になります。
被膜全体のコントロールもそうですが、塗らないことで細かい被膜のレベリングコントロールもしていかなければなりません。
UAフィニッシュLをちゃんと剥がしてUAフィニッシュLを塗りこむというのがセオリーです。
しかし塗らない管理をするということは、汚れはしっかり取りながら、UAフィニッシュLはあまり減膜させず、でも表面の傷は補修しなければならない。
文字にするとこれだけですが、これを達成するにはnano+の基本がしっかりとできていないと、見よう見まねでやってもできないのです。
だから上級者向けという記載を最初にしました。
道具を減らす為にポリッシャータンクから多機能還元水をまいて、その後もう1回洗うという工程で作業していますが、洗浄液の量がたっぷりないとうまくいきません。




 

nano+クリーナーを入れると

ワックスは数層剥がれていきます。
クリーナーを入れた場合、大きなレベリングを取る洗浄になります。
多機能還元水だけだと大きなレベリングは取れません。
多機能還元水を濃くしていけば洗浄力は上がります。
しかしクリーナーを入れたようにワックスを剥離することはできません。
その剥離量はごくわずか。
その分表面の細かいレベリングが取れるので、バフをかけたような感じで仕上がります。
nano+クリーナーを入れると減膜量は増やせますが、逆に細かいレベリングが取れなくなるので、UAフィニッシュLを塗らなければならなくなります。
なので、多機能還元水だけでメンテナンスしていきます。
多機能還元水を濃くしていけばいいかというと、それだけではありません。
もちろんクリーナーを添加するのに比べるとはるかにコントロールしやすいのですが。
なるべく薄い多機能還元水でたくさん汚れを落として、キズを消し込めるほど減膜する必要があります。
またパッドの選択でその後の洗浄周期も変わっていきます。
この辺りは洗浄のキホンが理解できていないとできないところですから、nano+の経験が1年くらいある方向けです。



 

自分自身が作業する時に・・・

当分UAフィニッシュLを塗っていない気がします。
被膜ができている現場が増えた今、もう塗る気はほとんどありません。
例えば1年に1回塗って管理するのなら、簡単な洗浄だけで年2回作業した方が被膜も良い状態が維持しやすく、日常管理もしやすいですし、洗浄する際も精神的にラクなので、可能な限り光沢復元洗浄で塗らずに引っ張っていきます。
UAフィニッシュLが残っていれば、多機能還元水250倍か500倍で洗うだけで維持管理はできてしまいます。

作業的には洗浄機やポリッシャーによるダブルスクラブ。
日常清掃で洗浄機をかける現場では・・・
と考えると定期清掃は要らないのかなと思ってしまいます。
2019年08月09日 20:35

洗浄液を濃くせず減膜量を増やす

減膜量を増やしたいと思った時に洗浄液を濃くする方は多いでしょう。
しかし洗浄液が濃くなると、作業性が落ちてしまいます。
nano+の強みは洗浄液が薄いこと。
薄い=水が多いので扱いやすく作業性が良いのです。
いわゆるこれも一般的に「評価されない項目」ですね。

減膜量を増やすのに一番手っ取り早い方法は、US SPPパッドの新品を使うこと。
下手に洗浄液を濃くするよりはるかに減膜できます。
しかしそれだと表面が荒れてしまうので1層塗布で作業を終わることができません。



 

考えるべきはトータルの作業工程

nano+洗浄液は500倍希釈だとリンス不要ですが、250倍にするとリンス作業が発生します。
リンス作業として、水を塗って洗って回収するということは、同じ面積を2回作業するということ。
トータルの作業時間が伸びています。
nano+の洗浄液は500倍ならリンスが不要です。
なので、500倍希釈を変えずトータル時間をあまり変えずにどうやってワックスを大幅に減膜できるかを考える必要があります。



 

その結論は2回洗い

2回洗ったら手間がかかるじゃん!と言われそうですが、洗剤塗布→洗浄→回収を2回するのではありません。
洗剤塗布→洗浄→5〜10分放置→洗浄→回収と、洗浄した後に5〜10分程度放置して、さらに下の被膜を反応させてそれを剥がすのです。
洗浄液に余裕があるからできる技で、これなら大した手間はかけることなく、減膜量を増やすことが可能です。



 

一般的な洗剤でこれをやると

洗浄液が飽和が進み、ワックスが洗浄液にうまく溶けて行かず、パッドが目詰まりする状態が起こります。
洗剤が濃いということは、相対的に水が少ないということになります。
洗っても洗っても反応したワックスが剥がれてこず、残ってしまう状態になるのですね。
また洗浄液の乾燥も進みやすく、ワックスを溶かしてしまっているので、洗浄液の量によるばらつきや乾燥から洗いムラができてしまい、うまく仕上げるのは難しくなります。
いちいち水を塗ってモップで伸ばして再度反応して洗うのがセオリーですが、そんな面倒なことはできません。



 

作業のポイントは

ポリッシャーや洗浄機から水を多めに出しながら洗浄すること。
乾燥させないように水を足しながら洗っていくと綺麗に仕上がります。
さらに減膜量を増やす方法として、1回目の洗浄はUS SPPパッドの新品を使って、2回目は使い古しを使ってと、パッド交換のひと手間かけて使い分けることで減膜量を増やしながら、表面を平滑に仕上げることもできます。
あと洗浄の方程式にもありますが、何回擦ったかというのも重要な要素。
新品のUS SPPパッドならポリッシャーや洗浄機をゆっくり回せばそれだけたくさん減膜できます。

とはいえ、自分自身で現場作業を行うのであれば使い分けも良いかもしれません。
しかしこれを広く展開していく場合には、なかなか現場の判断でこれをするのは難しいもの。
なので定期清掃であればある程度割り切って、何月に新品のUS SPPパッドを使い、その時はUAフィニッシュLを2層塗ると決めることで現場の均質化が可能になるのです。
年2回程度新品のパッドを入れることで、剥離清掃なしの仕様で広く展開しても、技術による差を考えず剥離が不要な状態で管理することは可能です。
2019年08月07日 14:00

角砂糖と粉砂糖

セミナーの時に必ずするこの話



 
「角砂糖と粉砂糖のどちらが早く水に溶けるでしょうか?」




「粉砂糖の方が早く溶けるよ!」と回答頂きます。
しかしなぜ粉砂糖の方が早く溶けるんですか?と質問すると、????
なかなかその理由を考える方はいらっしゃらないようです。
なぜ粉砂糖の方が早く溶けるかというと



 
「表面積が広いから」



つまり水に対する接触面積が広いからなんですね。
汚れもワックスも大きな角砂糖なのです。
洗浄液に対して溶けにくいので、粉砂糖に変えてやらねればなりません。
いわゆるそれが洗浄の方程式で言うところのアジテーションなんですね。
それがワックスの床であればUS SPPパッドは絶妙に細かく破砕してくれます。
ワックスも大きな角砂糖と一緒で、特に平滑になったワックス被膜は、洗浄液との接触面積は小さいのです。
だからワックスを剥がそうと思っても効率よく剥がせないのです。
傷が入るとその部分だけ表面積が増えますので、洗浄液が増えてワックスがより多く減膜します。
歩行による傷でワックスがなくなるのではなく、洗うことによってワックスがなくなっているのですね。
(正しく密着していない状況では歩行でなくなっていることもあります。)
減膜量を増やしたい場合や、均等に減膜させたい場合は、US SPPパッドを洗浄機に取り付け、1パス洗浄機を押して予備洗浄ワックス表面の傷を整えてやることで減膜量を均一に近い状態に持っていけます。

逆に隅などの人が歩かないところは減膜されにくく、スプラッシュホルダーで頑張って擦っても1㎡あたりの擦っている回数と単位荷重が足りないので効果的な減膜は見込めません。
なので、ポリッシャーの当たらないところはワックスを塗らないのが一番です。
塗る場合は薄めに塗りましょう。
うちの現場ではスーパーでも什器から10cmは開けて塗っています。




 

溶け込むスピード

人間がご飯を食べる時に食べ始めはどんどん食べれますけど、お腹が満たされてくると食べるスピードが落ちますね。
洗浄液や空気も一緒です。
洗浄液も汚れやワックスが溶け込んでいき、それが進むにつれて溶け込むスピードは落ちていきます。
ダスターをかけていない場合は論外で、土砂や埃が先に溶け込むので汚れもワックスもなかなか溶け込んでいってくれないのです。つまり汚れもワックスも取れる状態になっていながら除去できないのです。

洗浄液は水と洗剤で構成されているので、洗剤が濃いと、人間でいえば牛丼の並盛りを一杯食べてから寿司屋へ行く(私がよく食べるのでうちの実家ではそんな感じでした)ようなもので、そもそも汚れもワックスも溶け込みにくく、溶け込むスピードも遅いのです。
なので反応しても除去しきれなかったり、パッドが詰まったり。
nano+の洗浄液は希釈液が薄いので簡単に早く汚れやワックスが溶け込んでいき、容量にも余力があるので洗浄液がドロドロにならないのです。



 

空気も一緒です。

1㎥(1m×1m×1m)に含むことのできる水分量は気温によって決まっています。
小学生の理科の時間にやった「飽和水蒸気量」というやつですね。
そして吸い込む余力がなくなっていくに従って吸い込むスピードが落ちていく
→つまりワックスが乾燥しにくくなるんですね。
洗浄作業中に湿度はどんどん上がります。
その上った湿度を落としてからワックスを塗らないと、ワックスはなかなか乾きません。
そしてなかなか乾かないからと送風機をガンガン当ててしまい、正しい被膜ができず維持できないと言うのはよくある話。
1時間程度乾燥しないコーティングならまだしも、すぐに乾いてしまうワックスで送風機を使うことは特殊な状況を除いては不要なのです。
特にUAフィニッシュLは乾燥が早いので、乾燥しやすい現場ではレベリング前に乾かないよう、逆に注意することが必要です。
エアコンの風が直接当たると乾燥が早いので、風を上向きにしておいた方がいいですね。



 

ワックスを剥離する場合

洗浄機にハイプロパッドをつけて1パス洗浄してから剥離剤をまいてくださいと先日コラムにも記載しましたが、ワックスの表面積を増やすという作業をしてから剥離剤をまくことで、角砂糖状態のワックスを粉砂糖にしてより短時間で反応して溶け込ませ剥離ができます。
剥離剤の使用量も少なくできますから、ゆ〜っくり洗浄機を押して物理的にワックスを破砕して容積を減らし、表面積をしっかり増やしてから作業しましょう。
剥離剤を2回まいて作業するのと、洗浄機1パスで削り倒してから1回の剥離作業とどちらが楽かは考えるまでもありません。



 

カーペットだと

アップライトをかけずにポッド型の掃除機をかけてから洗う人もいますが、土砂埃が除去しきれず間違いなく汚れは取りきれません。
アップライトを丁寧にかけて土砂埃を取りきることがカーペット洗浄成功の秘訣です。
ドライの汚れはアップライトで!という基本は誰もが知っていても、実際に現場ではそういう扱いをされていないのはあるあるですね。
そして蓄積した汚れも角砂糖のままでは溶けにくいので落としきれない。
なのでアジテーションして粉砂糖にして水に溶かし回収する必要があるのです。
先般アップした墨汁のようなカーペットの黒い洗浄汚水もしっかりとそういう作業ができているからあそこまで汚れが溶け込んでいるのですね。

 
2019年08月06日 13:36

カーペット管理

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こちらの写真、先日カーペットのリセット洗浄を行った時の写真。
インスタのストーリーズを見たお客様からも綺麗になるものですね〜とメールを頂きましたが、綺麗にするのはさほど難しいことではありません。
重要なのはこの後汚れにくくなって、定期清掃のスパンが伸ばせたり、定期清掃が楽になったりとコストが下がっていくということ。



 

右側の汚水の写真

この日は1日で2現場やったのですが、右上は1現場目、右下は2現場目です。
右上はペール缶の底に3センチぐらい汚水を入れたもの。
墨汁のような濃さ。
ここまで汚れを洗浄液に溶け込ませることは一般的な洗浄液ではおそらく無理で、見たことがありません。
※ペール缶の上まで汚水を入れればこのように見えますが、3センチでこれは出せません。
ワックス床でも洗浄液がドロドロにならないのはこれと一緒で、剥離剤を使う時に100倍で添加するのもこれと同じ理屈です。

右下はタンクに入っていますが、泡がいっぱいですね。
多機能還元水500倍と重曹0.5%で洗っているのになぜ泡がと思うかもしれませんが、これはカーペットに残留した洗剤です。
重曹はシミ抜き効果を上げる為に添加しています。
油汚れの多い現場でも効果的です。
以前は5年程度コロイドの還元洗剤を使っておりましたが、どんどん汚れが取れなくなり、希釈も濃くなりどんどん残留し、恐ろしい速度で汚れていった現場です。
残留した洗剤と汚れが酸化して固着し取れにくくなっていました。
一般的な還元洗剤と多機能還元水の還元の仕組みと効果は違いますので、最終的に酸化して取れにくくなってしまいます。
多機能還元水で酸化し固着した洗剤分と汚れを還元して取れやすい状態に戻して洗浄して回収しています。
これまでは固着したものが取りきれないので、多機能還元水を噴霧して白パッドでメンテナンスという形にしていましたが、ようやく除去できそうな見込みがたったのでリセット洗浄です。
エクストラクターの中にも多機能還元水1000倍希釈を入れてカーペットに多機能還元水を残留させることで乾燥過程でのシミ抜き効果を上げることが可能です。



 

汚れの落ちる仕組み

近日中にコラムにアップしますが、どんな汚れであれ、細かく破砕して洗浄液中に溶け込ませるというのはカーペットでも変わりません。
そしてそれには、アップライトで極力土砂や埃を除去した後、汚れの量に見合った洗浄液の量が必要なのです。

1Lの決まった水温の水に溶けすことのできる固形物の量は決まっています。
だからワックス床ではトレールモップでウェットダスターをかけて洗浄液をまきます。
カーペットではそれをアップライト(テナントV-SMU36)行ってドライで取れる汚れはドライで除去します。
それをしなかった場合、洗浄液の中に汚れの全てが入って行かず落ちきらないのです。
そして汚れに見合った洗浄液、つまり、

 
汚れを取るきっかけになる洗剤と回収する水


が必要なのです。
洗浄液が↑であることを正く認識しなければなりません。
汚れの量に見合った洗剤と水の量がなければどちらが欠けても落とせないのです。

なので、ひどく汚れたカーペットを洗浄する場合は白パッドで表面を洗う時に比べてかなりベタベタに洗浄液をまきます。
実際にひどい場所は、カーペットの表面に洗浄液が浮いてくるぐらいまいています。
そしてエクストラクターをゆっくりかけます。
半分ずつずらしてかけながら、ひどい部分は2回かけています。
エクストラクターの幅は全面洗えるわけではないということと、1回洗っても100%回収できるわけではありません。
そして黒い汚水が残って乾燥するとカーペットは黒く染まります。
なのでリンスの意味も込めて半分ずらして2回洗いするのですね。
ゆっくりかけることで大量の水を吹いて回収しますから、リンス率は上がります。
早くマシンを動かすと1㎡あたりで使う水の量は少なくなり、リンス率は落ちて黒い汚水が残りやすくなります。



 

本来カーペット洗浄は手間がかかる

きちんとした作業をすると手間がかかりますから、リセット洗浄は単価を高く取らないといけないですし、リセット洗浄を行わないように管理して、作業コストを下げていく必要があります。
汚してしまってからでは遅いのですね。
リセット洗浄は下まで洗浄液を打ち込むので、乾燥過程で黒い汚水を下から吸い上げ、カーペットは黒く染まるリスクがあります。
乾燥後を見ずに帰るので、これでクレームになることは多いのです。
浮き上がりが起こっても、多機能還元水は乾燥過程でシミ抜き効果があるので、ある程度はそのクレーム防止が可能です。


写真のエクストラクターはテナント1200なので、リンスの水を噴射→ブラシで擦る→回収という工程を一台でやってくれます。
このマシン小型ですが軽くて持ち運びに優れ、100Vながら吸い口の幅が狭いので高い回収率が出せるのが魅力。
幅が広くなるとその分負圧が分散されますので、回収率は落ちてしまいます。
机の下まで全て入りきらないのだけが問題ですが。。。
ちなみにバキュームするホースも改造してあり、下半分は高剛性のバキュームホースで回収率をさらに高めています。
1本全て交換すると蓋が閉まらないので、上半分は純正のホースをいかしています。
ゆっくりかけることで、水をたくさん使い、たくさんブラシで擦り、たくさんの汚水が回収できます。
昔、いわゆる髙いじゅうたんの洗浄(銀行の頭取室とか)しかしない人の話を聞いたことがありますが、「単純にPタイルに比べ表面積と汚れの量が多いわけだから、それに見合った分だけ手をかけてやれば綺麗にできる」と。
それを理解せずに作業するからタイルカーペットでさえ綺麗にできない。という話でした。
なのでアップライト1つとっても丁寧に時間をかけてやるべきで、一般的に現場で使っているのを見るぐらいの速さでかけていては回収できるものも回収できないのですね。
特に入り口周りなどの汚れのひどい場所は本当にゆっくりかけます。
汚れがそうでもない場所はスピードを上げて全体的なバランスを取っています。



 

乾燥過程で汚さないことの重要性

これだけ水を使ってきっちり回収したとしても、洗浄後カーペットは24時間程度乾燥しません。
乾燥する前に人が歩くと土砂が持ち込まれ、乾燥していないカーペットの水分が黒い汚水となり、カーペットは黒く染まってしまいます。
今回の現場はお客様に事情を説明してエアコンをかけっぱなしにして帰っても良いという承認を取ってエアコンをつけて帰っているので、翌日には乾燥していますが、ショッピングセンターなんかだと作業開始が23時、作業終了が3時、開店9時ぐらいでしょうか。
乾燥前に多くのお客様が来店されます。
そうするとしっかり頑張って洗っても、汚れていくスピードの方が早いので、頑張れば頑張った分だけ汚れていくのです。
そして汚れがひどいから濃い希釈の洗剤を使うようになり、洗剤の残留が増えてさらに汚れるという悪循環に。

そういった問題を解決する為に、多機能還元水を噴霧して白パッドで洗浄して終了という手法が主流となっています。
テナントのR3や1610のReadySpaceのように表面だけを洗うマシンを当初より推奨してきたのもそういった理由からでした。
最終的にローラー自体の洗浄力がないことから、ローラーにマイクロファイバーをつけるという方法でメンテナンスに対する結論を出しました。
汚れの絶対量はエクストラクションのように取れなくても、乾燥が早く、汚れにくいので、汚れる量に対して汚れを取る量の方が多く、管理として成立するのです。
清掃という概念であれば、やった時だけ綺麗であればいいのですが、メンテナンスという概念では作業後のことも考えなければなりません。
実際に日常管理をしているとその差はよく分かりますし、定期清掃においてもバランスの崩れた現場を継続していくのは難しいのです。
だからこそ汚さない管理というのは重要なのです。
2019年08月05日 14:08

不純物が残らないと

ガラス清掃
HPに出しております↑の写真。
多機能還元水とnano+クリーナーの1000倍希釈でガラス清掃した写真。
(多機能還元水だけだとスクイジーが動きません)
建物の内側の暗い側から撮影していますので、普通は自分の姿が反射します。
なぜ反射しないかというと不純物の残りがほとんどないからですね。

そしてここから時間が経過して起こることは・・・


 
「汚れにくい!」


汚れにくいので、定期清掃の周期を伸ばしたり、同じ周期で定期清掃をやっても短い時間で作業を終わることができます。
日常的に清掃が行われているところではもっと差が出ます。


不純物とは界面活性剤(洗剤)のことですね。




 

汚れが残らないのは

多機能還元水は汚れの種類を問わないから。
ガラスでは水垢、排ガス、埃、土砂など、様々な汚れが付着しています。
一般的なガラス清掃で使用される洗剤は、中性もしくはアルカリ性ですね。
例えばそれで水垢が落ちるでしょうか?
落ちないので水垢は蓄積していきますね。
もちろんガラス透明感は落ちていきます。



 

洗剤分が残らないから

洗剤が残らないから汚れにくいのです。
界面活性剤が残渣しているから自分の姿が反射するのです。
そして汚れにくいのです。
汚れにくいと言われているコロイド洗剤であってもこれは同じことです。
汚れにくいという定義が、一般的な洗剤に比べて汚れにくいというだけなので。

これを床に置き換えると




 

ワックス床では

日常の洗浄機がけでも汚水は100%回収できません。
洗剤分が残渣すると、ガラスのような立面に比べて床面では汚れの絶対量が多いですからその汚れ方には大きな差が出ます。
一般的なワックスだとその汚れがワックスに侵食して黒ずんでしまいます。
そうすると定期清掃でなかなかその入り込んだ汚れが取れず洗浄液が濃くなり残渣が多くなり、リンス性が悪くなり、結果的にワックスを塗った時にワックスの密着率が落ちてしまいます。
密着率の低下は耐久性に直結します。
定期清掃では界面活性剤の残渣は大きな問題です。
それを多機能還元水とnano+クリーナーは500倍の洗浄液で残渣を減らすことができるので、リンス作業をしてなくてもワックスの密着への悪影響が出にくくなります。
結果誰がやってもnano+を使えば耐久性が上がる仕組みになっています。



 

カーペット洗浄でも

洗剤分の残渣は大きな影響を与えます。
洗剤分の残渣していないカーペットは本当に汚れにくいのです。
新品のカーペットはアップライトだけで綺麗にできますね。
結局自分たちで汚れやすい状態を作ってしまっているのです。
だからこそ洗剤を使わない管理は重要です。
アルカリ電解水も洗剤よりはいいですが、カーペットの油分が過剰に抜けてしまいます。
アルカリ電解水は安全!なんてことを言う人もいますが、半日ぐらい素手で作業していたら手の油分は抜けてしまいます。
多機能還元水はお風呂のお湯の水質改善でも使え、人肌にも優しいですから、カーペットに対しても優しくカーペットの油分を過剰に抜きません。
カーペットの油分が抜けるとパサパサになり、人間がハンドクリームでそれを補うように、汚れでそれを補うのです。
つまり汚れやすくなるのですね。




 

nano+のコンセプトの1つ

汚れにくくして、清掃周期を伸ばしたり、清掃時間を短縮することで、清掃にかかるコストを下げること。
汚れの付着量と除去量のコントロールです。
汚れやすい状況を作ってしまうと、綺麗にするのも大変ですし、綺麗にしてもすぐに汚れてしまいます。
そこまで計算して現場を作るのは一般的には不可能です。
その為にnano+のような清掃システムはあるのです。
それぞれで研究されるのも良いでしょう。
しかしそれにはベースとなる知識や技術も必要。
そして様々な現場で管理して検証もしていかなければなりません。
それは莫大なコストです。
正しい理論に基づき、自分自身の現場を、品質を維持したまま楽にしてコストを下げる為に研究をしていますので、そいのまま使って頂ければその時間を短縮できるのです。
2019年08月04日 16:01

コストダウンは現場だけではなく

スクリーンショット 2019-07-31 17.05.00

↑のスクリーンショットは7月31日の夜のもの。
7月分の給与計算が終わって会計の入力と給与明細をメールで配布するのが終わっています。
7月31日で締めて8月支給の処理が7月31日に済んでいるのです。
この処理をするのにわずか1分未満。
内容を確認して1クリック。
会計ソフトfreeeの日々の改良によって、本当に便利な時代になりました。
月末の入金の処理も結構な件数があっても10分かからずです。




通常だとタイムカード回収・給与計算・会計入力・給与明細配布・次月のタイムカード配布ということをしなければなりません。
しかし会計ソフトと連動したアプリで処理すると有給管理までスマホでできてしまうのです。
ITに敏感な会社は既に取り入れられているかもしれませんが、このコストダウン素晴らしいですよね。
日常清掃の現場を多く持っている会社では大変なコストダウンです。
銀行についてもそうです。ネット銀行が当たり前の世の中でも窓口振込をされている会社も。。。
ネット銀行なら24時間どこでもできるので、窓口に並ぶ必要もないのですし、振込手数料も安いのです。
当社の請求書の着締め切りは翌5日。
6日には月末の振込予約は終わります。
月末にバタバタしなくていいですから、精神的に楽ですね。

そして5日の夜には試算表も確定するので、早い判断と戦略が立てられます。

コストダウンというと現場でのコストダウンのことを考える方がほとんどだと思います。
しかしバックヤードオフィスのコストダウンもかなり大きいのです。





 

コストダウンはコントロールできる!

私の経営の師匠の口癖ですが、「売上はコントロールできないけど、経費はコントロールできる!」
そして一般的な販売管理費もそうですが、調達金利のコントロールや実効税率のコントロールも実はできるのです。
そうなってくると税引後利益率が高くなりますので、手元に残るお金が多くいなる分余裕ができ、効率よく仕事ができます。
昔から利益率が低いと言われている業種の某上場企業の決算書にある当期純利益ですが、3年前の数字のいい時で2%、直近では1%未満。
確かに売上はすごいですが、2%で計算しても、売上100万円に対して2万円しか残らないということです。
業種によってもこれは大きく違いますが、もはやひどいですよね。
これが10%だとどうでしょう?
100万円に対して10万円残ります。なんと5倍の効率。
つまり売上1/5でもいいということになります。
メンテナンス業においては、売上と人数がリンクしますし、同じ人数で2万円を分けるのと、5万円を分けるのでは、1人あたりの生産性は大きく違いますね。
売上が少なくても会社を維持できるようになれば、人数もそうですが、機械や車などの設備も少なく済み、さらに利益率は上がっていきます。
nano+を使ってコスト削減した上に、現場でさらに10%の削減をするのはなかなか大変なことです。
しかし販売管理費を10%下げることはさほど大変なことではありません。




 

重要視されない販売管理費

作業原価を下げるのはnano+を使えば下がっていきます。
しかし販売管理費は、正直なるようにしかならないという感覚だと思います。
販売管理費を下げるには、IT化していったり、税務・会計・財務を詰めていくしかありません。
特に人数が要らない、手間がかからないシンプルな仕組みにするしかありません。
お金のことは税理士に任せているからという経営者は多いですが、税理士さんは税務のプロですが、メンテナンス業の税務のプロという訳ではないのです。
そしてそれぞれの会社の詳細なことまで理解できている訳ではありません。
もちろん税務の専門ですから会計のことは専門ではありませんし。
なので経営者が勉強していくのは重要なことなんですね。
なかなか本業でないし、あまり数字は得意ではないからと億劫になりがちですが、結果的に利益率が上がっていきますので、現場の技術的なことを知るのと同じように知っていく必要があるのです。
自分の会社のプロは自分自身でなければなりません。

現場をこなしていくのももちろん仕事です。
しかし経営者は、経営者としてのそういった仕事もバランスよくこなしていかなければ、たくさん売上をあげてもザルの間から水が抜けて落ちていくような状態では、いくら売上をあげていってもしんどいだけ。
だからこそ経営者としての勉強をしていかなければならないのです。

ご興味のある方は、私が参加している経営の勉強会もご紹介させて頂きますのでお声がけ下さい。
メンバーの中には上場を目指す会社も数社。
非常に中身の濃い勉強会が毎月東京・名古屋・大阪で開催されていて、参加することができます。
2019年08月02日 12:53

東京事務所移転のお知らせ

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この度、弊社東京事務所は新宿から東京駅前(東京メトロ 日本橋駅直上)に移転致します。
JR東京駅日本橋口より徒歩5分、東京メトロ日本橋駅B7出口より徒歩40秒となります。
大型モニターのついた会議室などが完備しているオフィスで、9月のセミナーからはこちらで開催となります。
現在の新宿事務所に比べ東京駅近くで、新幹線からも近い為、かなりアクセスも良くなります。
来社頂く際もご負担なくお越し頂けるかと存じます。


移転業務開始日:8月20日
移 転 後 住 所  :103-0027東京都中央区日本橋2丁目1-3
           アーバンネット日本橋二丁目ビル10階
           長崎館というアンテナショップが1階にあるビルです。
※8月のセミナーは現住所の新宿で開催致します。


またそれぞれ移転開設に合わせて電話番号は、0120-705-770
に集約させて頂き、受付をさせて頂くことと致しました。
お急ぎの方はメールを優先して対応させて頂いておりますので、メールもしくはお問い合わせフォームの方をご利用下さい。
HPの住所記載は8月20日に更新させて頂きます。


気持ちを新たに日頃のご愛顧に報いるべく専心努力致しますので、今後もご指導ご鞭撻の程、宜しくお願い致します。
2019年08月01日 15:43

東京事務所へのアクセス

スクリーンショット 2019-08-01 15.44.10
東京メトロ日本橋駅B7出口より徒歩40秒
JR東京駅日本橋口より徒歩5分
となります。

103-0027東京都中央区日本橋2丁目1-3
アーバンネット日本橋二丁目ビル10階
長崎館というアンテナショップが1階にあるビルです。

Googleマップはこちら

10階エキスパートオフィスにて株式会社フリーダム西村宛に訪問した旨をコンシェルジュにお伝えください。
来社をお待ちしております。
2019年08月01日 00:00

評価されない項目④ 1人の天才より10人を育てる管理者

野球選手で例えると、1人の天才より名コーチが1人いた方がチームとして強いというお話。

勉強熱心で現場施工をして結果を出す人は本当に素晴らしいと思います。
いわゆるスーパースターで、最も評価され脚光を浴びる人ですね。
だいたいこういった人が評価されがちです。
そして自分のその天才になりたい!と思う人は多いでしょう。

それとは反対に自分ではあまり作業しないけど、人を育てたり、現場を管理する管理者の人。
もちろん正しい施工ができないと正しい管理も人の育成もできなのですが、なかなか管理者のそういった能力って目立ちにくく、あまり評価されないものですね。
評価されにくいことですが、実は非常に重要なことです。
天才が1人でいくら頑張っても1万㎡はできません。
しかしそれなりにできる人を10人育てる事ができれば1日で1万㎡でもできてしまいます。
それは何を示すかというと、1人で10人分の仕事をしているのと一緒で、将来的に会社の規模も利益率を落とさず拡大できるということを示しています。
いわゆる展開率が高くなるということです。




 

足し算と掛け算

会社としての戦力を考えた時に、施工する人は足し算、管理する人は掛け算になっていきます。
そして管理者の能力によって掛け算の数字は×2、×3、×4・・・と増えていきます。
なので、管理者を育てていかないと数字は大きくならない→戦力が増えていかない→収益性が上がらない。
現場が回らなくなってクレームが増えていき、その収集に追われて売上も頭打ちというのはよくある話。
新しく入る人が育たないと現場品質は落ちていきますから。
しかしそこの管理者がいることでクレームも事前に防げ、施工する効率も上がり、実行作業面積も減っていき綺麗に売上も利益も伸びていくようになります。
大きな施工会社でも現場のトップが作業に入ることもありますが、どちらかというと管理に時間を使っている比率が多く、より現場が効率的で進むことに注力されていますね。

施工する人を増やして足し算の数を増やしていくばかりだと、売上を上げていくことは可能ですが、人が増えた分、車も機材も必要になるので、利益額は増えても利益率は増えていきません。
利益率が低いまま売上を上げていくと、しんどいわりに利益が出ないという現象が起こり、運転資金も多く必要になり、結果的に税引後利益率も落ちていきます。
そう考えていくと経営的には管理者がいるかいないかというのは大きなポイントです。
なのにあまり重要視されていないですね。




 

優秀な管理者がいるからできることも

nano+では誰がやっても簡単にできるというのがコンセプトです。
しかしそこには誰でもできるようマージンが取ってありまして、特別な人にしかできないようにマージンを削っていけばさらに耐久性向上や品質向上ができたりします。
現状の耐久性を考えるとこれ以上の耐久性が必要なのかどうかという話はありますが。。。
今後の話にはなりますが、さらに耐久性が伸びて定期清掃という概念がなくなり、洗浄で汚れを除去して、被膜のコンディショニングを行い、リコート作業が最低でも5年程度無くなる事が低いリスクでできてしまうことが現実的にできる時代が見えてきました。といいますか、現段階でできてしまいます。
事務所ビルだと最低でも10年〜20年はリコート不要でしょう。
その施工には難しい技術を必要としますが、一度施工すればあとは簡単に管理していくだけ。
仕事のあり方自体がさらに変わっていきます。
ただしそれができるのは、その被膜を正しく施工しうまく管理できる人だけがその恩恵を受ける事ができるのです。
うまく管理ができなければ何を塗っても維持はできませんので。
nano+の基本が全て理解できていないと難しいレベルです。
初期施工は難しいですが、あまりにローコストで運用できるので、トータルコストは驚くほど安くすみ、これまで以上の美観を専用だけで簡単に維持ができるようになります。

こちらの次のステップは、正しい施工と管理ができる方にのみご案内させて頂こうと思います。
2019年07月31日 22:41

評価されない項目③ 道具の量と汚れにくさ

先日お客様から頂いたLINE。
油汚れのひどい飲食店をnano+に変えることで作業時間が短縮できた現場の翌月の話。

洗浄作業だけで済むから道具も少なくて済みますよという話を前の月にしておりました。
そして道具が少ないと準備片付けの時間まで含めると早く終わるという結果に。
作業時間の短縮まで含め、2人で5.5hの現場が2人で3.5hまで短縮され、駐車場代も安くついたと。
都内中心部は駐車場代高いですからね。
そして道具が少ないのは、すごい工程削減だと。
そこまで削減できれば疲れも変わってきますね。


ちなみにこの道具が少なくて済むというのも、一般的には評価されない地味な項目ですが、威力は強烈です!


一般的なワックスですと油に侵食され、そんなに簡単に洗浄しても油汚れは除去できず、きついアルカリ洗剤を使いますから、下地ワックスは痛み光沢の上がりも少なく、リンス性も悪いのでワックス硬化を邪魔したり、密着率の低下を招いたりという問題があります。
UAフィニッシュLだと油汚れに反応せず(UAコーティングも同様)、油汚れが付着しにくいので、部分的にUAフィニッシュLを塗った場合は、そこだけ明らかに汚れないことが目に見えてわかります。



 

汚れにくさと一口にいっても

・汚れを呼びやすいか呼びにくいか
・汚れが付きやすいか付きにくいか
・汚れが被膜に反応するかしないか
・付いた汚れが除去しやすいかどうか
など、色々な見方があるのです。
例えば一般的にあるガラスコーティングは、汚れを呼びやすく、汚れが付きやすい、被膜に反応しない、汚れは剥がしやすいと評価できます。
UAコーティングだと、一般的なワックスと比較した場合、汚れを呼びにくく、汚れが付きにくく、被膜に反応せず、汚れが剥がしやすいという評価になり、UAフィニッシュLだとUAコーティング以上にこれらの性能が上がっています。

現場の全てを塗り替えてしまうと主観的な比較になってしまいますので、部分的な塗り替えで評価するのが良いでしょう。
昔、食品スーパーに塗られたガラスコーティングの上にUAコーティングを部分的に塗って、その部分は定期清掃をなしにする実験をしたことがありますが、他のガラスコーティング部分は毎月の定期洗浄をしていましたが、UAコーティングは1年後に見ても他の部分より綺麗な状態が維持できていました。
ワックス管理の現場であれば、UAフィニッシュLは目に見える差が出ます。

しかしこれまで現場でそんなことを評価することがあったでしょうか?
そしてこれらを達成できると定期清掃が洗浄だけで終わり、作業時間は大幅に短縮できます。
よく説明することですが、nano+は食品スーパーやショッピングセンターのような歩行密度の現場で使用することを想定していますので、飲食店の来店客数を考えると被膜が傷によって痛むことは日常的な清掃をしていればほとんどありません。
飲食店の床管理でワックスが黒ずむことなく、毎回の定期清掃が洗浄で終わることができるということはこれまでの業界では非常識かもしれません。
これが特殊なことをしていれば大変なことかもしれません。
しかし、洗浄してUAフィニッシュLを塗っただけで、何も難しいことをしていません。
つまり誰でもこれはできることで、こういった管理が標準になっていくのです。
毎回洗ってワックスを塗って数年に1回剥離をしている会社と、毎回洗浄のみで簡単に終わらせて常に綺麗で永久に剥離がない会社。
お客様がどちらを選ぶかは誰でも分かる話。
そしてどちらが収益性が良いか。
これも簡単に分かる話ですね。

評価されない項目でも内容を突き詰めてバランスを取っていくと、たったこれだけのことで、会社の生き残りを左右することにもなるのです。
2019年07月30日 17:08