ビルメン業界のプラットフォームnano+
 

フロアメンテナンスシステムnano+に量子技術をプラスし
【世界初】量子フロアメンテナンスシステム(QFS)へ進化しました
水の技術の応用した姉妹品Bath+もご好評頂いております

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開発者コラム

nano+セミナー6月開催のご案内

kousyu6gatu
5月のセミナーは無事終了しました。
こちらの手違いなどにより、結果3回に分けてセミナーを行うこととなり、参加者の方にはご迷惑をおかけ致しました。



6月から毎月開催致します

この1回だけでなく、繁忙期の3月を除き毎月開催致します。
nano+は基本的に講習を受けなくても運用可能なようにできていますが、やはり個別に細かいところも聞きたいというご要望も頂いていますので、MAX11名ではありますが、3社程度を上限と考えており、多いようであれば個別に別日で調整させて頂きたいと存じます。
時間も15時開始で講習会終了後は会議室に隣接したラウンジで食事会も開催致します。



その日からすぐにコストダウン

講習の内容ですが、単にnano+がいいよというだけでなく、技術的にコストダウンがすぐにできることも解説していきますので、その日からすぐにコストダウンができるようになります。


6月は8(金)・11(月)・12(火)となっています。
別日がご希望の方は、会社へ訪問してセミナーをご希望の方はお問い合わせフォームよりご連絡下さい。





2018年05月17日 22:08

既存ワックスをUS SPPパッドで大幅減膜とポリッシャー洗浄動画UPについて

US  SPPパッド
nano+をワックス床で導入する上で欠かせないこのパッド。
nano+での本来の使い方は、500㎡ほど使って研磨剤が落ちてから使うと、洗浄でワックス表面を平滑にして、ワックス1層で今までの2層分の仕上がりという設定。
しかし、新品の研磨剤が落ちていない状態の時は研磨剤がガシガシ研削してくれます。
新品のパッド+多機能還元水500倍希釈(もっと減膜したい場合はnano+クリーナーも合わせて各500倍希釈)で洗浄すると大幅に減膜ができます。
SPPパッドですので、表面をあまり荒らさずに洗浄ができます。
表面の仕上がりが気になる方は、使い古しのUS SPPパッドでサイド洗浄されると表面が整います。

SPPパッドと水ですと、ワックスが研削しやすい状態になっていませんが、多機能還元水を使いワックスを柔軟にすることで研削しやすくなり、減膜量を増やすことができます。(さらにnano+クリーナーでそれを被膜に浸透させるとさらに効果は上がります)



2.5円/㎡で使えます

ワックスを減膜できる洗剤はあります。
しかし㎡あたりどのくらいのコストがかかっているでしょう?
15,000円/18L/20倍の洗剤があったとしましょう。
1㎡あたりの塗布量は150cc
15000円/18000cc/20倍×150cc=6.249円/㎡と+パッドコスト
とこの手の洗剤は希釈が濃くなるのでm、ワックス1層分ぐらいの㎡単価がかかっているのですね。

US SPPパッドはBASEなら送料込みで2,500円
片面500㎡×両面で1,000㎡使えます。
2.5円/㎡で使えてしまうということです。
どのくらい取れるかは洗浄後の汚水の色でご判断下さい。
多機能還元水セットで使うとかなり白い剥離汚水のような濃さの汚水が出てきます。
多機能還元水が0.7円/㎡ぐらいですので、合わせても3.2円/㎡。
そして何よりいいのが、リンスいらずということですね。
気になる方は使い古しのUS SPPパッドでリンスされてもいいかと思いますが、ワックスを塗る上では基本的に不要です。



BASEでは限定商品も

500㎡ぐらいで研削力が落ちてきたら割り切って新品に交換して使う方の為に、10枚セットの設定もしています。
1枚あたり送料込みで1,600円ですから、1.6円/㎡という低コストで使えます。






ポリッシャーでの洗浄動画をアップしました

ポリッシャー(反時計回りの)は、横に動かすのではなく、通路が長ければ通路の長い面に対して縦に動かしていきます。
反時計回りに半分ずつ被せて洗っていくことで早くポリッシャーを動かしても洗うことができます。
コードがある場合は手繰ってもらって下さい。
2人作業になりますが、それでもポリッシャーを横に動かして洗っているよりは洗浄スピードが全く違い仕上がりも綺麗です。





重要な機械の回転数の話

この動画で使っているペンギンワックスのリチウムタイプのポリッシャーの回転数は180rpmと240rpmの切り替え付。(rpmは1分間の回転数)
180rpmは1秒間に3回転ということですね。
最近の洗浄機などは日常洗浄のスピードを上げる為に回転数を220~240rpmが主流となっています。
このポリッシャーは15インチを17インチに換装しています。
17インチ240rpmで普通のパッドで洗浄すると、厳密に言うと反応した被膜が滑って十分な洗浄ができません。洗浄機だとわかりにくいですが、ポリッシャーだと抵抗が違うのですぐにわかります。
だからこそUS SPPパッドでなくてはダメなんですね。
結構このパッドにたどり着くまで大変でした。。。

そして17インチ180rpmというのは洗浄には理想的なバランスです。
ただし回転数が一緒でもインチ数により外周の回転速度は違いますので、インチが小さくなると回転数は上がる傾向にあります。遅すぎるとその分だけ擦れないので。

とりあえず今日はここまで。
2018年05月08日 21:22

HPリニューアルしました 新しいスターターセットもBASEに公開しました

n Bバナー
HPをリニューアルしました。
まだまだリニューアルしたい部分が残っていますが、残りは少しずつやっていきます。


この数年、心から尊敬できる経営者に師事して経営の勉強をしていますが、会社を12年もやって来てようやくちゃんと会社をスタートできるという気持ちになりました。
色々と勉強したおかげで価値観は大きく変わりました。
最近変わったとよく言われるようになりました。
この仕事をしていて楽しくて楽しくて仕方がない毎日。
何時まで仕事をしていても苦痛にもならない。
やはりプロでなくオタクなれというのは本当にいい言葉ですね。
オタクは仕事を仕事でなく、趣味と思っていますので何時間仕事をしていても苦痛になりません。



nano+が始まってようやく1年。

この1年は過去数年に比べて新規のお客様が1番増えた1年でした。
そしてnano+は自分自身の器によってまだまだ変わるので、まだまだ学ばなけれなならないことも再認識しました。
今年もまだまだnano+を深めて磨いていきたいと思います。



スターターセットが用途別に

ご要望のあった用途別のお試し用として
・日常清掃用
・カーペット
・セラミックタイル
のスターターセットをBASE限定で発売を開始しました。
BASEでは通常ラインナップにないものをアップ致しました。



 
 

来週5/15東京事務所会議室でnano+講習会開催!

nano+導入前の方も導入済の方にも価値ある講習会を行いたいと思っています。
やればやるほど疑問は出てくるはずです。
基礎になる部分は毎回行いますが、その他はタイムリーな話題や、個別に相談に応じたい為、人数は増やす予定はありません。
そういったことから繁忙期の3月を除き毎月実施を予定しています。
無料で参加できますので、何回参加頂いても結構です。
ご参加お待ちしております。
2018年05月08日 01:04

5/15開催 nano+講習会のお知らせ

5月講習
この度nano+の講習会を開催することとなりました。
nano+の導入から運用まで、具体的な事例を示しながら講習を進めます。
フロアメンテナンスの基礎理論や質疑応答でよりnano+を知って頂き、より深めて頂ける講習会です。

公開していないワックスの密着率をあげて耐久性を向上させるポイントの解説も行います。

日 時:5月15日(火)13〜15時
場 所:当社東京事務所1階A会議室にて
参加費:無料

詳細は⬆︎の申込書をクリック頂くとご覧頂けます。
参加ご希望の方はこちらの申込書をFAX頂くか、お問い合わせフォームよりお申し込み下さい。
皆様のご参加をお待ちしております。


2018年05月06日 10:30

作業効率さらにup⤴︎と必要洗浄液量の話+α

リチウムポリッシャー
最近話題のペンギンワックスから発売されていますリチウムイオンバッテリー搭載のコードレスポリッシャー。
うちの現場にも導入しました。
メインで使うのは、すみ擦りの代わりに使います。
なので店舗の什器の際に入るよう17インチに換装しています。

長年の研究で手作業のすみ擦りは長期的に考えた場合、様々な理由でほとんど意味がないということがわかってきました。(やらないよりはやった方がいいのですが)
すみ擦りの代わりにこのポリッシャーで走ってから洗浄機で洗う段取りにすると隅まできっちり洗えてかなり早い。(そして疲れない‼️)
ポイントになるのは、洗浄機のスピードを落とさないようにターンする場所や入りにくい場所は先にポリッシャーで洗ってしまい、洗浄機を真っ直ぐしか走らせないように段取りすること。
建物が凸凹していたり斜めになっている部分も洗浄機のロスを減らす為に、ポリッシャーで洗ってしまいます。
また狭いところをポリッシャーで洗えることでT5(28インチ)のような大きな機械を使える現場が増えてきます。
そりゃT5-700とコードレスポリッシャーだと見たことがないような速度で作業が終わります。
ちなみにですが、どうしてもポリッシャーが入らない場所は手作業ですみ擦りをします。
クオリティさんのステンレスブラシ「ぴかQ」がオススメ!



コード式のポリッシャーでは?

同じことができなくはないですが、コードがあると洗浄機はポリッシャーがいなくなるまで動くことができません。
コードレスポリッシャーなら同時作業をしても問題なく、同じ17インチで同じパッドをつけていれば、洗浄機が遅い場合にはポリッシャーで洗ってしまい、洗浄機は回収作業に回ることもできます。
ポリッシャーの方が回転数が低く、さらにきっちりと洗えるというメリットもあります。
狭い現場なら洗浄機を使わず、ポリッシャー+手作業回収の方が早いですね。
nano+の洗浄機は回転数が低いマシンや摩擦抵抗が高いパッドに相性がいいですから、ポリッシャーとは相性抜群です。



機械の特性で得意な動きの方向が違います

ポリッシャーは横の動き(人間に対して)
洗浄機は前進の動き(機械に対して)
洗浄機で隅や角を洗おうとするとゆっくり前後に洗うようになります。
これが大きなタイムロスで、減速→前後に洗う→向きを変えて加速という動きになりますので、10秒はロスします。ポリッシャーならロスは2秒ぐらい。



ロス時間を考えてみましょう

8秒のロス差と考えるとします。
角が30箇所ある現場があったとします。
240秒のロス。
1秒あたりどのくらい洗えるでしょう?
T2-430mmで実効200mm×1.2m/秒=0.24㎡/秒×240秒=57.6㎡
まあ小さな現場一つ分違うわけです。
長方形で1フロア50㎡の10階建ての事務所ビルだと角は40箇所。
320秒のロスで面積に換算して76.8㎡なので1.5フロア分違うんですね。
これまで10階建てであったビルが8.5建て分の作業負荷で済むのは大きいですね。



洗浄液は先に塗る方が早く洗浄が終わります

ポリッシャーを使う人がタンクから洗浄液を出す人が多いですが、これにはデメリットばかり。
・洗浄液の量が足りないので汚れもワックスも落ちない
・ゆっくり洗浄しないと落ちない
→結果作業時間は遅い‼️



先に洗剤を塗るのが手間という人がほとんど

しかしそれではポリッシャーの速度は私が使う1/5ぐらいのスピードで、トータル時間は遅い上に綺麗になりません。
いくら硬いパッドでゴリゴリやっても落としやすい状態でないものは落ちません。
洗浄液を塗布して汚れやワックスが落ちやすい状態にしてしまえば走っても洗えます。
つまり先に洗浄液をまいてしまえば、洗浄スピードは5倍あげられるということです。
それを早く簡単に安全にまくためのトレールモップなんですね。
ワンタッチモップは巾木や壁に洗浄液を散らしてしまうリスクがありますが、フラットなトレールモップ400セイワ用はそのリスクが低くなっています。



この写真から見る洗浄液の量

十分な洗浄液の量がまかれているのが分かります。
SNSで洗浄中の写真をあげている人を目にすることがありますが、洗浄液が泡泡になっている人がいます。
ありゃ完全にダメですね‼️
完全に水が足りていない状態。
まあ洗剤が濃すぎるのが原因。
洗剤塗布量が少ないのが原因。
とも考えられます。

水が足りないと、
反応した汚れやワックスが十分回収できない
 ⬇︎
その上をいくらリンスしてワックスを塗ってもワックスが密着しないので、十分な耐久性が出ない。
 ⬇︎
維持ができないので耐久性が高いものを塗ろうとする(耐久性が高いと構造上ワックスは剥がしにくくなる)
 ⬇︎
ビルドアップ・黒ずみになるので、さらに濃い洗剤を使う
 ⬇︎
この現象がさらにひどくなって進む

という無限ループに陥るんですね。
ポリッシャーのタンク出しは当然こうなりますし、洗剤を先にまいていても洗浄液とワックスのバランスが悪いとそうなります。


nano+を使われる場合は、洗浄液を先に塗り(100cc/㎡)ポリッシャータンクに水を入れて水を出しながら洗浄すると何も考えなくてもOKです。
洗浄液とワックスのバランスも考えてシステム化していますので、UAフィニッシュL1層塗布で管理していけば誰でも簡単と施工と管理が可能です。



あれこれやりたい考えたい

という方が非常に多い清掃業界。
考えても全体のバランスが悪ければ結果は出ません。
バランスを取るという意味が分からなければ考えても時間の無駄です。
考えること、決断することはもはや無駄なのです。
考えるとすれば、どうやれば作業が早く終わるかを考え準備すること。
基本作業はかわりません。
それを抜くと手抜き作業にしかなりません。
それよりは現場で無駄な時間がないように段取りをするのが1番近道。
昔の人は段取り9割とよく言いましたが、ホントそうです。



あれこれやりたいのは他社との差別化?

差別化という言葉に騙されてはいけません。
一般的な差別化はコストアップにしかなりません。
だいたい他社より綺麗にできますと謳うメーカーや会社は多いですが、光沢を出したければ、ワックスを余分に1層塗ればそれなりの光沢は出ます。
しかし、それはワックスを
もう1層分塗り、乾燥する時間がかかることを指します、
しかも光沢が出るのは最初の1週間ぐらい。
誤差の範囲ですね。
コストアップは競争力低下にもなり、収益性の低下につながります。
清掃業の最大の差別化は
・生産性向上=作業時間短縮による原価を抑えること
・シンプルでわかりやすく誰にでもできるようにすること
これは企業の大小を問わず、1人の会社も1000人の会社も同じことです。
nano+はこれの考えを現場でもっとも大事にしています。
もちろん今までより綺麗になります。
ただ綺麗になる以上にこの2つは重要なんですね。


2018年04月27日 14:00

送料無料nano+ショッピングサイトBASE開設のお知らせ

n Bバナー

この度nano+製品のショッピングサイトをBASEにもオープンしました。
これまでAmazonでの販売を行ってきましたが、今後はAmazonと並行してBASEのサイトでも販売を行っていきます。
BASEはAmazonと比較してページが見やすく使いやすいのが特徴で、スマートフォンのアプリにも対応したショッピングサイトです。

BASEのサイトでは、BASE専用の商品やキャンペーンを行っていく予定です。
第1弾は、通常製品ラインナップにはない専用商品をスタート。
・多機能還元水のお試しセット
 日常管理、カーペットの定期清掃向け
・多機能還元水(原液300cc入り)希釈ポンプ
・nano+クリーナー(現役300cc入り)希釈ポンプ
※希釈ポンプはこれまで中身は入っていませんでした。
他、まとめ買いに対するディスカウント商品も設定しています。

BASEはページのメンテナンス性も良いことから、随時キャンペーンも行っていきますので、ご期待下さい。
こちらのサイトでは送料は全て無料となっており、価格的にもAmazonよりお得になっています。



https://nanoplus.thebase.in
↑の画像をクリックするか、ホーム画面左のバナーからもサイトへ行けます。

2018年04月25日 15:33

カーペット洗浄汚水の比較

カーペット汚水
フロアメンテナンスは汚水から様々な情報を得ることができます。
このカーペットの洗浄汚水はこの数日うちの現場のカーペットを洗浄して撮った汚水。
上半分は洗剤分が残渣した汚水。
下半分は洗剤分が残渣していない汚水。

まぁ、よく洗剤が蓄積したもんです。
洗浄液というのは、水温によって溶かせる量が変わります。
アイスコーヒーとホットコーヒーではホットコーヒーの方が砂糖が溶けますが、我々はアイスコーヒーで床を洗っているようなものです。


洗浄液は、既に洗剤が溶けているので、アイスコーヒーに砂糖を溶かした状態です。
特に洗浄液が濃くなればなる程、汚れやワックスは溶けるスペースがなくなります。
しっかりアップライトをかけても汚れや洗剤が残っていれば洗浄で回収するものの量が増えます。
→同じアイスコーヒーにより多くの砂糖を溶かす必要がある。
 洗剤がたくさん残渣し、汚れが多くついていると、回収しきれないので、汚れを落としきれない状況に。

結局は残渣した洗剤がバランスを崩しているんですね。




ちなみに・・・

ワックス床の汚水ですが、黒い汚水は主に土砂汚れですね。
油とかもありますが。。。
しかしワックス定期洗浄した時の色は基本灰色です。
ワックスを塗る前の色は白+土砂の黒
→灰色というわけで、剥離汚水も灰色ですね。
正しくダスターをかけていてもワックスには土砂が刺さっていますので、黒が混じり灰色になります。
しかしダスターをかけずに洗って土砂の量が多いとワックスが落とせず汚水は灰色になりません。
その状態はワックスが落とせずに塗り込むので、ビルドアップの原因にもなりますね。



ドライの汚れはドライで取ることで、汚れの回収率を上げることができます。
ハードフロアはウェットダスターを正しくかける。
カーペットはアップライトを丁寧にかける。
この基本中の基本が確実なメンテナンスを支えます。

特にアップライトのブラシと床の接地はざっくり言うと面ではなく、線です
面で接地していませんので、ブラシの回転数で稼ぐのですがこいつがくせもの。早いので滑って食いつきません。
滑るということは効果が十分でないんですね。
そのあたりはテナントのアップライトのブラシはよく考えてまいます。
とはいえ線で接地しているので、綺麗にしようと思っても、ササっとアップライトを引いたのでは十分な効果は出ません。
汚れのひどい場所はゆっくりかけないといけないんですね。





2018年04月24日 21:58

エアコンフィルターの洗浄も簡単に

エアコンフィルターノズル動画
日常清掃のスタッフさんからエアコンフィルターの洗浄がシャワーヘッドではうまくできず、埃が残ってしまうという相談を受けたので、塩ビ配管でノズルを作成。

13mmの塩ビ配管をガスコンロであぶってプライヤーで潰して水の出方を見ながらマイナスドライバーで微調整するだけ。
13mmの塩ビ配管には18mmのホースがジャストフィット。
コックは18mmホースがつかないので、コックまでのホースは15mm。

水が扇状に広がり、水の量も多いので、4方向の大きなフィルターでも素早く簡単に洗えてしまいます。
埃の残る心配も少ないので生産性アップ。
今日は作業予定ではなかったのですが、この建物の1Fのフィルターを交換洗浄しました。
予備を持っているので一人でも簡単楽々作業。
管理物件はフィルターの予備を持つことで、交換だけしてしまい、洗浄は手の空いた時にというのが、1人でも脚立を登り降りしなくていいので効率的。
うちでは日常清掃のスタッフが交換して、日常清掃が終わって時間のある時にフィルターの洗浄を行っています。


写真をクリックすると動画が観れます。
https://youtu.be/aVbvLcdiC0Q
2018年04月17日 21:14

普通とは違ったマシンの使い方でコスト削減を!

V-SMU
テナントV-SMU-36(HEPA搭載のアップライト)を現場へ導入!
これ☝️なかなかいいオススメのアップライトです。
なんと言ってもテナントはブラシとバキュームに強い会社です。
元々スイーパーの会社ですからね。

と言ってもうちのスタッフが使うのではありません。
これはお客様にお使い頂く機械で、これとは別にあと3台納入しないといけません。4現場あるので。
日常清掃と定期清掃でお取引があるお客様の現場で、ワックス床とは別にカーペットは年10回のアップライトがけと年2回の洗浄という契約。
ワックス床は美観契約なので、年1回程度しかしません。
しかしカーペット部分の作業に入れるのは毎月の日曜日でしかも毎月休みが変わるので、非常に予定が組みにくい!
しかも月1回のアップライトではあっても日常的にはほとんど掃除がされていない!
結果的に年2回のカーペット洗浄でも追いつかない。。。
メンテナンスのバランスが悪い上に、作業スケジュールも組みにくい。
という困った現場でした。



その現場へアップライト導入!

お客様へ無償で貸し出しして、毎日の掃除をアップライトで行って頂きます。
そうすれば毎月のアップライトは不要になります。
不要になる分、頂いている予算をアップライトの購入費用に充てます。
そうすると1年未満で回収でき、それ以降は全て利益。
現場にも行かなくて利益が生まれるようになります。



ただ現場をやるだけが仕事ではありません

必ずしも現場でアップライトをかけるのが仕事ではありません。
お客様のご要望は、予算内で現場が綺麗であればなんでもいいのです。
なので、30年ワックスを塗りつづけられて真っ黒の階段を剥離して欲しいとご依頼頂いた場合は、年間の定期清掃の予算でタイルを張り替えたりします。
剥離するのが大変で作業効率の悪い階段は、㎡単価に換算すると張り替えた方が安いんですね。



テナントマシンは、正規一次代理店である株式会社フリーダムまで。

生産性が向上する洗浄機のカスタマイズも!
導入時にはしっかりと説明させて頂きますので、当社から納入のマシン故障率が1番低く、10年以上同じマシンをお使いのお客様もいらっしゃいます。
マシンが壊れないということは、常にマシンがいい状態ということ。
マシンがいい状態ということは、作業効率が良い状態で使えているということなので、現場が綺麗であり、作業効率もよく利益も出やすいということですね。

2018年04月05日 21:19

nano+のカーペット洗浄は

カーペット洗浄

①簡単

(1)アップライト
(2)多機能還元水噴霧
(3)ポリッシャーやオーボットに白パッドを装着して洗浄のみ。

白パッドは汚れを吸い上げる効果で汚れを回収していきます。
マイクロファイバーパッドと違い、白パッドは1枚あたりの作業面積が広く、また簡単に洗えて早く乾かすことができるので、少ない枚数で洗浄作業が可能です。
また作業上失敗する可能性が低いので、オーボットなどの誰でも使える機械を使ってしまえば、日常清掃作業の中でカーペット洗浄がこなせていきます。
もしくはテナントR3にトレールR3を取り付けて使用するかですね。



②道具と工程が少ない

アップライト、洗剤噴霧機、ポリッシャーやオーボットしか必要ありません。
それでも汚れがひどければエクストラクションという選択肢もありますが、基本的にエクストラクションはオススメしません。
乾燥に時間がかかり、再汚染の可能性があったり、作業者の技術の差が出やすいですし、OAフロアの凹凸があった場合にはきっちりと回収できません。
作業効率も悪いですし。
エクストラクションする時は蓄積した洗剤分を除去していく場合のみですね。
むしろ表面を白パッドでメンテナンスしていく方法で管理をしていく体制を組んでしまった方が、年間のトータルコストは安くすみます。
道具が少ないと、準備片付けが早く、工程も少ないのでトータルの作業時間を短縮できます。



③ベタつきなしでワックスも溶けず痕にならない

一般的なカーペット洗剤を使用中にワックス床へ出た場合、洗剤がワックスと反応し足跡がついてしまいます。機材の出し入れの際も心配ばかりです。
多機能還元水はワックスを溶かしませんので、痕にならないだけでなく、ベタつきも出ませんので、安心して使えます。



④汚れにくい

界面活性剤を含みませんので、汚れやすい状態になりません。
ワックス床やセラミックタイルでも同様ですが、カーペットはその差が顕著に出ます。
一般的に汚れにくいと言われているナノコロイド界面活性剤でさえも、洗剤としての構成はそれ単体だけで構成されているわけではありません。
結局は一般的な界面活性剤が含まれている訳で、その絶対量が少ないだけです。
その為一般的な洗剤と比較すると汚れにくいですが、汚れない訳ではありません。
カーペットに洗剤分が蓄積していくと、結局は同じように汚れていくんです。

元々私もその汚れないという謳い文句を信じていましたが、結局は汚れてしまうという結果に。。。(ただそれまでの期間がこれまでより長いというだけでした。)
多機能還元水で洗えば洗うほど洗剤が抜けていき汚れにくくなりました。
特に多機能還元水は汚れや洗剤が洗浄液に溶け込みやすいので、
残渣している洗剤の回収率も上がります。

 

⑤カーペットの油分を過剰に抜かない

洗剤による汚れを気にされる方はアルカリ電解水を使われてきました。
しかしアルカリ電解水はカーペットの保持する油分を過剰に抜いてしまいます。
カーペットは鉄やステンレス、人間の肌と同じように適度な油分が必要な素材です。
アルカリ電解水を素手で使っているとどうなるでしょうか?
油分が抜けて手は荒れてカサカサになります。
人間の肌がそうなるということはカーペットも同じような状態になっています。
人間はハンドクリームで油分を補います。
カーペットはハンドクリームで油分を補えませんので、洗剤や汚れで油分を補います。
→結局汚れやすいカーペットになってしまうんですね。

多機能還元水はアルカリや酸で汚れを落としておらず、素材を保護して洗浄できるので、カーペットの油分を保持したままメンテナンスができ、バランスが崩れないので、汚れやすいカーペットになりません。


 

⑥ケミカルコストが安い

一般的なカーペット洗剤希釈液液1L:35〜50円程度
アルカリ電解水希釈液1L:20〜30円程度
多機能還元水500倍希釈液1L:7円
多機能還元水1000倍希釈1L:3.5円
※アルカリ電解水生成機械の場合、20L100円程度で作れますが、機械のリース代とその後のメンテナンスコスト(半透膜の交換など)も含めると決して安くはありません。

カーペットの洗剤は、ワックス床の洗剤と比較して割高なものが多いので、多機能還元水のコストの安さは引き立ちます。


 

作業のポイントは、

①アップライト
ゆっくり丁寧に引くこと。
アップライトの構造を考えてみましょう。
ブラシは結構な回転数で回ってはいますが、あくまで接地面は線接地です。
面接地ではありませんので、汚れがひどいところではゆっくり引いてやらないと、1㎡あたりをささっと引いているとブラシは一瞬しか当たっておらず、落ちるべきものが落ちるわけがありません、
それを補う為にnano+ではアップライト専用のステンレスブラシもラインナップしています。
その効果は写真の1枚目の通り。
アップライトだけでこれだけ差が出ます。


②多機能還元水噴霧
基本1000倍(ウールの場合も)、汚れがひどい場合500倍で希釈します。
噴霧の注意点は真上から吹くことと、縦横両方から吹くこと。
斜めから吹くと反対面は洗浄液が当たりません。
また霧の状態で多めに吹くこと。
汚れの量に対して洗浄液の量が足りないと汚れは落ちません。
かといってカーペットの下まで打ち込むと、下の汚れを吸い上げます。


③洗浄
白パッドで洗浄する際は水は出しません。(たまに水を出される方がいらっしゃいます)
洗浄中、白パッドが汚れを落とす理効率が落ちていきます。
洗浄していればわかりますので、その際はパッドの反対面を使ったり、綺麗なパッドにどんどん交換し効率的な作業を行っていきましょう。


 

管理面のポイント

①ゾーニング
全ての面をこれで管理できる訳ではありません。
どうしてもエクストラクションが必要なエリアもあります。
ですので、全体を1〜4のエリア分けした上で作業します。

1.アップライトのみのエリア
丁寧にかければ差は出ます。
洗う必要のないところは洗わない方が得策です。

2.洗剤噴霧のみのエリア
多機能還元水は乾燥過程である程度シミが抜けます。
乾いたらワントーン色が明るくなります。
アップライトをかけた上で洗剤噴霧するだけで変わります。

3.白パッド洗浄のエリア
これだけで十分汚れは落ちます。
しかしこの作業は汚れを落とすという作業だけでなく、
エクストラクションした際に回収率を上げる為のアジテーション作業にもなります。
繊維から汚れを剥がし、回収しやすくします。

4.エクストラクション
汚れや残渣洗剤の量が多い場合、エクストラクションで回収します。
汚れや残渣洗剤に見合った水の量が必要です。
その為にアップライトで極力回収し、白パッドで回収できるだけ回収を行います。
そのおかげでエクストラクションしカーペットの汚れや洗剤の回収率があがり、より綺麗なカーペットになります。

この4つのエリアでできるだけ、1、2、3までのエリアが増えるようにすることで作業工程を減らすことが可能です。


②最初から土砂を入れないこと
1.土砂取りマット
 3Mのノーマッドマッドエキストラデューティーを玄関に敷くことで、土砂の流入量を半分に抑えられます。
土砂の量が減ればアップライトの時間は短縮でき、また汚染エリアも小さくできるので、作業範囲を減らすことができます。


2.アスファルトの土砂抜き
アスファルトは結構な土砂回収容積を持つマットのようなものです。
しかしそこに土砂が溜まっていると砂場の前の現場を管理しているようなものです。
アスファルトの土砂を高圧洗浄機で流すことで、土砂を回収できるようになり土砂の流入量を半分に抑えられます。
これは簡易的にやろうとするとスイーパーで回収するという手段もあります。

コイルタイプの土砂取りマットと合わせ、土砂流入量を1/4まで抑えることができ、カーペットだけでなく、ワックス床でもワックスの痛みを抑えることができるメンテナンスの基本の管理技術となります。


こういったことを組み合わせカーペットメンテナンスでもより効率的に管理と作業を行い、高い収益性を出すことが可能となります。

 
2018年03月26日 22:35