福岡事務所開設のお知らせ
JR博多駅筑紫口より徒歩2分とアクセスの良いロケーションとなっています。
開 設 日:9月10日
開設先住所:812-0013 福岡県福岡市博多区博多駅東1丁目12-17
オフィスニューガイア博多駅前 3F BASES内
今後、福岡でのセミナーはこちらで毎月開催致します。
引き続き宜しくお願い致します。
フロアメンテナンスシステムnano+に量子技術をプラスし
【世界初】量子フロアメンテナンスシステム(QFS)へ進化しました
水の技術の応用した姉妹品Bath+もご好評頂いております
--------------------前回の続きです--------------------
先日お客様と話をしていて出た話で、全国展開するの衣料品のチェーン店が昔は同じ時期に全国で冬物を出していたんだそうです。
もちろん全国ネットでテレビCM打ちますから。
しかし同じ11月でも北海道と沖縄ではずいぶんと違います。
清掃の現場もこれと同じ。
都道府県単位とまでは行かなくても、全国で同じ仕様というのはありえなく、数種類の仕様をエリアに当てはめて行く作業が本来は必要なんですね。
数年前1月31日の夜、宮崎県宮崎市の食品スーパーで作業研修をしたことがありました。
私が月の半分生活する広島では寒くて寒くて、できればワックスも塗りたくない時期。
しかし宮崎は暖かかった。
いくらでも塗れ、どんどん乾く環境。
そりゃプロ野球のキャンプインがあるはずだなと。
しかし2月に長野に行くとマイナス7℃‼️
店内は空調があるとは言え、ロングコートを着たまま洗浄機を押したこともありました。
当然床温が低すぎてワックス塗布はできません。
と、同じ作業は不可能ですね。
寒い地域では塗らずに光沢を戻すなら、夏の作業は塗る必要がなくても厚めに塗り込んでおかないと冬に被膜がなくなって塗るのはリスクしかありません。
いわゆる昔でいうところの北海道ドライというのに近いですね。
海外だともっと環境に差は出ますが、日本でも十分に差が出ますので、現場によっても変えるべきところは変えないといけません。
UAフィニッシュLを塗り込んでおけば数ヶ月は多機能還元水と黄色パッドでの洗浄でも、定期清掃は十分にこなしていけますから、最初から冬時期は塗らないという仕様でもいいのかもしれません。
nano+では設計段階で選択肢を減らすことを取り組みました。
日常清掃では、多機能還元水を使うことにより、希釈と洗浄液は固定されます。
トレールモップで正しくウェットダスターできれば品質維持も十分可能。
定期清掃では、
・希釈 ・洗浄液の種類 ・パッド ・ワックス ・洗浄液の先塗り
これを固定してしまえば、品質に占める大きく影響を及ぼす部分はある程度抑えることができます。
そして選択肢もあまりなくなります。
気をつけることと言えば、ワックスの塗布量と塗布回数。
ワックスの除去量に余裕がありますから2層塗っても大丈夫ですが、1層の方が耐久性も出るので1層をオススメしています。
1層なら何らかの原因でビルドアップする確率も減りますので。
ワックスの塗布量は、特殊な環境を除き、送風機無しで10〜20分の間で乾燥する塗布量が最適です。
乾燥に30分以上かかっては、ワックスに含まれる融合剤が揮発し、正しい被膜ができませんので、やたらとヒールマークが入ったり、光沢低下が早かったり、被膜が汚れやすくなったりします。
そうやって選択肢を減らすことで作業する人が増えても現場品質はある程度一定水準以上になるんですね。
大きな会社が水平展開しても品質が担保されます。
全国の外注先の品質を統一なんていうのは、担当としては考えたくもないことですが、これをやるのが仕事ではあります。
また使う人同士が仕事を頼もうとしても、どのくらいのレベルでできるのかという心配をしなくても、nano+によって品質が担保されていれば最低限このくらいというのが見えてきますね。
そういったこともあり、遠隔地や他県の仕事の依頼を受けたので、施工できるか会社を紹介してほしいという依頼を受けることもあります。
自社の仕事が手一杯になり外注化したい物件があった時も同様ですね。
自社の施工面積にも限界はあります。
スタッフさんや車両・機械を増やしてというのも一つではありますが、一緒に作業できる仲間を増やすというのも一つの選択肢。
やる以上は同じレベルの品質で施工できなければなりませんが、企業によるレベルの違いは必ず存在しますので、一定にならないのが実情。
5,000㎡ぐらいになって数チーム入るとチームごとに明らかな差が出てお客様からクレームを頂くなんてことはよくある話です。
nano+はフロアメンテナンスシステムの中でも選択肢が少なく、品質を均一化しやすいですから、そういった現場でも心配が少なくなります。
ワックスの塗布量の問題ですが、数チームいても洗うことだけに専念してもらい、ダスターをかける→ワックス塗布するだけの人を数人入れればいいのです。
ワックス塗布については、人数が少なければ少ないほどバラツキを減らすことができますからね。
そういった優位性を理解頂いているのか、出荷されている地域を見ていると、nano+は一緒に作業する仲間同士で共有して使って頂いているようです。
またそういった仲間内でのレベルアップをと言う声を頂き、現場研修をすることもしばしば。
お声がけ頂ければ訪問して研修致します。
nano+をお使い頂いている企業様から費用は頂いておりませんので、お気軽にお声がけ下さいね。
これに重要なのは、現場での選択肢を減らすこと。
作業する人の数、現場の数、季節や天候によって、現場品質は左右されます。
本来それによって左右され幅をせまくするのが仕様であり、決まった洗剤やワックスなんですね。
ところが様々な仕様を見るとこの中から選んで使ってねというように選択肢のあるものが多く、洗剤の希釈の指定もなければ、ワックス塗布量の指定もない。そしてパッドやモップについては指定もない。
洗剤に種類があったり、現場の状況であれこれ混ぜたりなんてのは不可能‼︎
最終的には現場の判断でとなっているのが実情です。
実際に現場の判断でやらなければならないことは多くあります。
しかしそうなってくると選択肢は無限に広がります。
現場品質を安定させようと思うと、現場で選択肢を持たせないのが1番です。
そしてそれがシンプルかつ簡単で誰でもできること。
作業される方は自身の考えで色々考えて選択をするでしょう。
事件は会議室でなく現場で起こっていますからそれも正解ですが、本当に正しい判断ができているかというとそうではないから現場は長期的に美観を維持できません。
仕様やフロアメンテナンスシステムには、明確なコンセプトがあることがあります。
nano+は当社のHPにあるようにコンセプトがはっきりしています。
重要なのは何を使うかでなく、そのコンセプトを達成する為にそれをどう使うか。
ドライ管理の流行った時期によくある話でしたが、このドライワックスはいいから全ての現場でこれを塗ればいいんだと。
トイレとか階段とかせまいところとか、バフの当たらないところにも塗ってしまうんですね。
ドライワックスというのは日常的にバフをかけてやることでその効果を発揮するワックスコンセプトです。
日常でバフがない現場や、バフが入らないところでは、値段が安いウェット用ワックスにはるかに劣ります。
適材適所というのがあります。
だからこそ、そのメンテナンスのコンセプトにあったものを使わないといけないのですね。
コンセプトのない場合は、無いもの同士を組み合わせて作り上げる必要がありますが、それは最も難しく時間のかかる作業です。
作業環境、洗剤のこと、ワックスのこと、パッドのこと、機械のことetc...
知っておかなければいけないことがたくさんあります。
運転免許で言うところの、全ての免許持ってないとできませんというやつです。
幸い私は、管理会社、施工会社、販売店、メーカー、コンサルタントと清掃の業界におかれた立ち位置の全てを経験したことがあり、20,000㎡の店舗の管理責任者にように面積も経験させて頂いたことがあるので、全ての免許を持っているのに限りなく近いというのが強みです。
そして実際に現場で検証して判断していくこと。
現場をやっていないと理論だけで組み立てたシステムは必ず破綻します。
現場では想定しないことが起こりますので。
システム開発者が現場をやらなくなったなというのは、そのシステムを見ていてよく分かります。
ので、私はいつになっても検証すると決めた現場だけは、どれだけスケジュールが厳しくても現場に行き作業するようにしています。
と長くなってしまいましたので、②に続きます。
↑のスクリーンショットは7月31日の夜のもの。
7月分の給与計算が終わって会計の入力と給与明細をメールで配布するのが終わっています。
7月31日で締めて8月支給の処理が7月31日に済んでいるのです。
この処理をするのにわずか1分未満。
内容を確認して1クリック。
会計ソフトfreeeの日々の改良によって、本当に便利な時代になりました。
月末の入金の処理も結構な件数があっても10分かからずです。
通常だとタイムカード回収・給与計算・会計入力・給与明細配布・次月のタイムカード配布ということをしなければなりません。
しかし会計ソフトと連動したアプリで処理すると有給管理までスマホでできてしまうのです。
ITに敏感な会社は既に取り入れられているかもしれませんが、このコストダウン素晴らしいですよね。
日常清掃の現場を多く持っている会社では大変なコストダウンです。
銀行についてもそうです。ネット銀行が当たり前の世の中でも窓口振込をされている会社も。。。
ネット銀行なら24時間どこでもできるので、窓口に並ぶ必要もないのですし、振込手数料も安いのです。
当社の請求書の着締め切りは翌5日。
6日には月末の振込予約は終わります。
月末にバタバタしなくていいですから、精神的に楽ですね。
そして5日の夜には試算表も確定するので、早い判断と戦略が立てられます。
コストダウンというと現場でのコストダウンのことを考える方がほとんどだと思います。
しかしバックヤードオフィスのコストダウンもかなり大きいのです。