ビルメン業界のプラットフォームnano+
 

フロアメンテナンスシステムnano+に量子技術をプラスし
【世界初】量子フロアメンテナンスシステム(QFS)へ進化しました
水の技術の応用した姉妹品Bath+もご好評頂いております

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開発者コラム

お問い合わせフォーム不具合についてのお詫び

8月〜現在までの間ですが、当社のHPのお問い合わせフォームとメールソフトの不具合により、お問い合わせフォームからの連絡ができたりできなかったりとなっておりました。

本日それに気がつき調査を進め、それが判明したお客様には返答させて頂いておりますが、それでもまだ回答のないお客様におかれましては、大変恐縮ではありますが、再度ご連絡頂ければすぐに対応させて頂きます。

ご迷惑をおかけし申し訳ありません。

2018年10月23日 00:15

リセット(剥離)の方法の話②

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・・・前回からの続きです・・・

 

被膜表面で起きていること

この作業を行うことでワックス表面には大きな深い傷が入ります。

そうするとワックスの表面積が増えます。

ワックスを塗布する場合には、ワックスの表面積を減らすことが非常に重要ですが、洗浄したり剥離する場合はワックスの表面積が大きい方が洗浄液との設置面が増えるので効率よく洗浄できます。

粉砂糖と角砂糖のどちらが早く水に溶けるでしょう?

表面積が大きい粉砂糖の方がはるかに早いですね。

ワックスの表面積が少ないということは角砂糖で、これを粉砂糖に変える作業なんですね。

応用編ですが、通常の洗浄作業で減膜量を増やしたい場合は、新品のUS SPPパッドで一旦ワックスを洗ってから洗剤をまくと、減膜量を増やすことができます。面倒なので洗剤を塗布してから2回洗ったりもしますが。

ハイプロパッドと違って浅くて細かい傷を入れますので、あまり被膜を荒らさず表面積を増やすこともできます。

 

 

洗浄液の飽和

洗浄や剥離の際に、ワックスがドロドロになっていたりパッドにワックスが詰まっている写真をたまに見ます。

これは反応したワックスが洗浄液に溶け込んでいない状態を示しており、角砂糖を無理矢理物理的に削り取っているんですね。

これを解消するには、最初から洗浄液の量を増やすか、洗浄前に水を打つ、もしくはポリッシャータンクからたっぷり水を出すことで反応して除去したワックスが洗浄液に溶けていき効率よく洗えるようになります。

ワックスがドロドロになっているということは、その下にまだワックスが残っていますしね。

アイスコーヒーにつける粉砂糖の量は、水温とコーヒーの量によって決まっています。

ホットコーヒーだとたくさん溶けますが、現場作業はアイスコーヒーぐらいの水温で洗っています。

洗浄液がドロドロという状態は、たくさん粉砂糖を溶かしたので、もう溶けないという状況です。

そうなると水を足していかないと水に汚れもワックスも溶けないんですね。

だからこそダスターは重要です。

土砂や埃が先に溶けるとワックスも汚れも溶けるスペースがなくなりますからね。

油汚れが多い場所は、汚れがたくさん洗浄液に溶け込むのでワックスが溶け込めません。

ワックスが溶け込めないと密着不良や黒ずみの原因になります。

なので、ひどい油汚れの部分やワックスに土砂が大量に押し込まれている箇所は2回洗ってしまいましょう。

 

 

減るワックス>塗るワックスを剥離なしで成立させる

普段からこれを成立させていればバフで逃げなくてもワックスを塗ればいいのです。

ワックスを塗る=悪ではありません。

10年間ワックスを塗っていません!と昔言っていたことがあります。

その分洗浄にもバフにも時間をかけていました→人件費がかかっていますね。

塗らないことが素晴らしいのではなく、価格相応に綺麗であることが素晴らしいのです。

結論として、同じ光沢を出すには、洗浄やバフで戻すよりワックスを塗った方が時間は早いのです。

ワックス代が・・・と言われる方もいらっしゃいました。

間違いなく作業人件費の方が高いです。(一部例外の物件もありますが)

ワックスを塗ることで、下地被膜に柔軟性も出て耐久性も伸びますしね。

減るワックス>塗るワックスを成立させるのは10数年前に成立させておりました。

しかし、それには知識も技術も必要で、誰にでもできるものではありませんでした。

nano+はそれを誰にでもできるようにしたものです。

昔は毎月のように講習を行って朝から晩までしゃべっていました。

受講される方も詰め込む量が多いので大変だったと思います。

確認テストをやっても100点満点で10点という方も。。。

もうそう言ったものは必要ありません。

 nano+はHPを読んで頂ければいきなり100点は出ませんが、

・これまでより美観が向上

・これまでより耐久性が向上

・これまでより利益率が向上

がすぐにできてしまいます。

毎月の現場なら3ヶ月目あたりに劇的に変わっていきます。

 

100点を求められる方は、個別にセミナーを開催致しますので、お問い合わせフォームよりご連絡頂ければと存じます。

2018年10月22日 19:11

BASEの決済可能製品およびサービスの拡大について

10000円金券

これまでBASEにて多くのお客様にnano+をご購入頂いており、誠にありがとうございます。

その中にはBASEにラインナップされていない商品はどうやって購入するのというお問い合わせを頂いたこともありました。

古い在庫商品や、洗浄機の修理やパーツなどもそうですね。

 

 

その問題を解決するために

金券という形で10,000円、1,000円、100円をBASEサイトにアップ致しました。

メールによりお問い合わせ頂いたものに対して、その製品な業務内容について見積を行い、決済頂いた後に対応させて頂きます。

製品や修理だけでなく、実際の作業やコンサルタントなどの業務についてもこちらで決済頂くことが可能です。

尚、10円単位については設定しておりませんので、値引きとし10円単位は切り捨てという形を取らせて頂きます。
 

尚、実際に金券をお送りするというものではなく、あくまで決済の手段というだけですので、ご理解の程宜しくお願い致します。

あらゆるものがクレジット決済可能となり、支払い管理が楽になったり、カードのポイントも貯まるようになりますね。

いろいろな形でご活用頂ければと存じます。

2018年10月20日 00:06

リセット(剥離)の方法の話①

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今日の話は少し長くなってしまったので、2部構成です。

 

剥離の方法といえば剥離剤をまく!というのが一般的でしょう。

しかし剥離剤は危険で、人体に対する負荷も床材に対する負荷も大きく、できればやりたくないところ。

これを濃い洗剤を用いて落とそうとする人もいますが、希釈が濃ければ安全な物でも危険な物になっていきます。

物によっては危険なものを薄く使う方が安全だったり。

またお財布への負荷が一番ダメージが大きかったりします。

最近では希釈が3倍だ5倍だという話も聞くことがありますが、その洗剤のコストはいくら?という話。

どれだけ安全で落とせたとしても、利益が出ないのであれば、綺麗になっても修行でしかありません。

精神論で仕事はできません。

洗剤メーカーの言われるままに、メーカーを儲けさせているだけなんですね。

昔、負のスパイラルという話をしたことがあります。

濃い希釈の洗剤→ワックスが黄ばむ黒ずむ→定期清掃が増える→ワックスがビルドアップする→剥離がある

→結局ワックスと洗剤が売れる

と希釈が濃い洗剤がそもそもいかんですね。

 

 

それではどう剥離するのかという話

nano+では洗浄作業を繰り返していればそのうち勝手に剥離ができるので剥離作業をしませんが、お客様から頼まれたり、仕様なのでと言われると致し方ない部分もあるかもしれません。

剥離に必要な洗剤や剥離剤、そして水の量は、そこにあるワックスの量と経過した時間と水温と床温によって決まります。

ワックスは立体の被膜なのでどれだけの容積があるかというのが一番大きなポイントなんですね。

ワックスが2層しかないところと20層あるところでは、2層のところの方がケミカルも水も少なく済みます。

剥離しなければならない状態というのは、洗浄2層×年12回→24層と最低でもこのライン。

10年ものだと240層ですね。

昔30年ものを剥離したことがありますが、720層です。。。しかも階段で手強かった。。。

ただし1層あたりの塗り厚によっても異なりますので、あくまで1層というのは目安です。

そしてそういった黒ずむ現場は毎回の洗浄でワックスは減っていません。

減るワックス>塗るワックス だと勝手に剥離ができますが、黒ずみビルドアップするということは洗浄でワックスが減っていないということ。

 

 

剥離するには容積をいかにゼロにするか

24層を剥離するのか240層を剥離するのか

24層の方が楽ですし、24層ぐらいなら剥離剤などなくても剥離は可能ですね。

なので洗剤なり剥離剤なり、まく前にそれを減らします。

どんなパッドであれワックスを減膜(全体を均等に減らす)のは不可能です。

同じ場所を15分回し続ければ別ですが。

しかし普通のポリッシャーや洗浄機でもワックスの容積を減らすことは可能です。

ワックスは立体的な被膜なので、剥離するには容積をいかにゼロにするかという仕事です。

技術資料集の洗浄関連資料にありますが、ここで重要になるのは単位荷重。

20キロしか荷重がかからないポリッシャーでも12インチと20インチでは単位荷重は12インチの方が大きくなります。

20インチだと荷重が分散する面積が大きくなりますので。

そしてパッドサイズだけではありません。

接地面が少ないパッドを使えば荷重は少なくても単位荷重が増えるのでざっくりワックスに大きな傷を入れられます。

 

目が開いているパッド(ハイプロパッド)と開いていないパッド(一般的なパッドで白パッドやSPPはこちら)とでは床に接地する面積が異なります。

ハイプロパッドの方が目が開いているので接地面積は少ないですね。(白パッドは設置面積が大きいですね)

その分単位荷重が上がります→縦にざっくり傷を入れてくれます。

ザックリザックリと傷を入れてくれると→ワックスの容積は減っていきます。

そうするとケミカル使用量が減りますね。

ただワックスはそう簡単に削れるものではありません。

なので、多機能還元水500倍希釈を洗浄機やポリッシャーに入れてワックスを柔軟にしてゆっくり洗います。

そうすると写真のように真っ黒なワックスが取れていきます。

当然これで剥離はできません。

しかし汚水の色を見てください。

剥離剤で洗ったような色が出ています。→容積を減らした!

単純にこれだけの剥離剤を使わずに済んだということですね。

剥離剤のケミカルコストはもちろんですが、剥離剤を塗って回収することを考えると、洗浄機をゆっくり押していればいいのなら作業コストはかなり安くなります。

時間がかかると言われる方もいらっしゃいますが、ダスターをかけた後に押していればいいのです。

他の人は車から荷物を降ろしたり水を汲んだり他の準備をしていればいいのですから。

10年以上経過したワックスはこれをやってからでないと剥離はしんどいと思います。

 

長くなってしまったので、続きは次回。

2018年10月15日 10:00

「ケミカルは生もの」 とお詫び

UAフィニッシュL

まず最初にお詫びから

昨日よりUAフィニッシュLのご注文が急に増えており、在庫が不足していることから、数件のご注文が発送待ちとなっています。

すぐに増産の段取りを行っておりますが、準備出来次第順番に発送させて頂いております。

10/9の今現在でご注文頂いたものは12日(金)もしくは15(月)発送予定となりますので、大変ご迷惑をおかけしますが、ご注文際はご了承頂ければと存じます。

 

 

今日の本題ですが

ケミカルの管理はどうされていますか?

きっちりされたお客様は必ず直射日光の当たらないところで保管されており、真夏の現場でも必ず車から降ろして日陰に置かれています。

私も同様に倉庫でも1番奥のシャッター開けても日が入らない場所で保管していますし、現場についたら必ず建物の光が当たらない場所に移動します。

真夏の車内は考えられない温度になり、車内に放置された子供が熱中症にという、ひどいニュースが夏にはありますが、何も暑い時期だけではありません。

寒すぎてワックスが凍ってしまったらどうでしょう?もう使えません。パウダリングを起こしてちゃんとした被膜になりません。

暑くても寒くてもワックスにはいいことはありません。

 

 

ワックスや洗剤は生もの扱い

ワックスも洗剤も大半は水でできています。

野菜や人間と一緒ですね。

野菜を炎天下の中、直射日光が当たる締め切った車に入れておいたらどうなるでしょう?

しかも1日ではなく数日ですから、悲惨な結果が見えています。

だからこそワックスや洗剤もなるべく直射日光の当たらない暑すぎず、寒すぎないところで保管する必要があります。

セミナーをするとそんな細かいことまで気にするのかと言われますが、ある程度より上のレベルを目指すには必要なことです。

PM2.5やワックス1層の厚さが2ミクロン前後(2/1000ミリ)のものを扱っている我々の仕事は細かくあるべきなんです。

その細かさや高い精度の積み重ねが耐久性につながり、耐久性=利益率に直結しますから。

 

 

そういったことから私は海外のケミカルを使用しません

昔は結構好きで使っていた時期もありましたが、遠い遠い海を数ヶ月かけてコンテナに積まれ渡ってくれば、どれだけ素晴らしい商品でも性能は落ちます。

それが日本に到着し、通関され販売会社の倉庫に入り在庫となり出荷、現場で使うまでどれだけの時間が経つでしょう?

入ったものがすぐに出荷されて在庫がなくなると困るので、余裕を持って在庫しますから数ヶ月は在庫になります。

日本で生産すればもっと性能が上がるんだろうなと思うこともあります。

太平洋を数ヶ月コンテナの中で生活をと思うと恐ろしいものがありますね。

野菜や果物のように冷蔵庫のような定温管理されていれば別だと思いますが、ケミカルにそんなコストをかけていると高くなって大変です。

 

 

やはり鮮度命

特にワックスは酸化が進むと、伸びが悪い・乾燥が悪いなどの症状が出てきますね。

耐久性も当然のことながら・・・

いつの塗っているワックスで同じ現場なら、塗り比べると目をつむっていてもモップの重たさが変わるのでわかります。

一般的なレベルだとそれでも現場品質には大差は出ないでしょう。

nano+の場合、密着率が正しく出ますので、そういった誤差のようなものを詰めていくと明らかな耐久性の変化が出ます。

だからこそnano+のケミカルは常にフレッシュです。

一度にたくさん生産して在庫を積めば、1本あたりの単価は下がります。

がそれとは裏腹に鮮度が落ちてしまうのでそれはしたくないんです。

いくら安くてもダメな製品は、結局現場コストが上がりますので欲しくありません。

鮮度が関係ない製品は一度に材料をたくさん購入してなるべく安くするようにしています。

 

 

現場コストにかかわるケミカルコスト

当社の現場管理では、新開発の洗剤やワックスが製品化されますと、これまでの用途が被る古いケミカルは洗車用や洗濯用に転用となります。

そういった転用が効かないものは容赦無く廃棄となります。

先日とある魔王様がブラック企業の経営者になったらというマンガに、

「戦いに行くのに十分な装備で行かないと勝てないだろうから、勝つ為にできる限りの装備を持たせてやる」

という経営者になったら魔王様の言葉がありました。(前社長の人間の方が魔王より超ブラックという、最近流行りの悪魔正しいマンガです)

人事を尽くす=できることは全てやるからこそ結果も出るのであって、できる限り最高の状態で勝負しなければ、勝率は上がりませんし、お客様にも失礼です。

だからこそ洗浄機やポリッシャーなどのメンテナンスも普段からしっかりとし、万が一故障した場合のバックアップも必要だったりします。

nano+導入先でよく言われますが、「まだ前に買ったケミカルがあるからなかなか切り替えが進まない。。。」と。

確かにケミカルを捨てるのはもったないと思います。

しかし経営者としてみれば、コストが一番大きな人件費を削減(ケミカルコストは金額が人件費に比べて小さい)したくてnano+を導入したのに、

以前のケミカルを使用すると人件費が削減できたはずなのに、残ったケミカルを使い切るまでは削減できないのですね。

この辺りはそれぞれお考えがあると思いますので、私個人の意見ではありますが。。。

 

 

 

話は戻りますが、ケミカルは生ものですから、大事に保管下さいね。

特に洗剤に比べワックスは洗剤ですので。

2018年10月09日 20:48

綺麗なだけではダメなんです

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新たに実験したいことがあったので、事務所の床を洗浄してUAフィニッシュLを2層塗布。

nano+の光沢復元洗浄は被膜を平滑にするので、エンボスの床であっても平滑にすることが可能で、光沢を出してメンテナンス性を良くします。

ベーシックに洗浄してワックスを塗るという基本作業の質を上げることは地味ではありますが、どの現場でも使えるので1番会社の利益率改善に役立ちます。

そのワックスの耐久性をどれだけ最大限に引き出せるかは、完全密着させる仕組みだけでなく、正しく増膜させることができるかも大きなポイント。

どうすれば1番良い被膜を作ることができるかを詰めていけば、現場環境が変化してもそれに合わせて調整ができます。

 

 

良い被膜とは

先日社内のミーティングを行いましたが、日常スタッフの認識も、見た目の綺麗さでなく、実際の汚れにくさやヒールマークの入りにくい被膜が日常作業時間短縮に繋がるというのは共通認識。

残念ながら綺麗なだけではダメということですね。(汚いのは論外)

光っていても、研磨洗浄やバフのように表面にキズを入れてしまうとそういった作業時間短縮ができる被膜にはなりません。

研磨洗浄もバフも表面に微細な傷を入れて大小の傷を均等な傷に整えることで写像性を出しています。

 

 

傷を入れずに被膜表面を整えましょう

ヒールマークが入るなと感じてきたら、そういったことをせず洗浄で光沢を戻すのが簡単。

ちなみに洗剤を併用した研磨洗浄を昔からやっていましたが、作業後に耐ヒールマーク性が落ちて日常が大変という問題がありました。

多機能還元水はその原因を解決しているので、500番希釈の多機能還元水と3Mのスクラバー用の黄色パッドで光沢復元できます。

白パッドだとより平滑に仕上がりますが、洗浄スピードが落ちるので黄色をオススメします。

 

ともあれ、色々と重要なデータが取れたので、また現場へフィードバック。

明日はさらに新しいものを試す日。新しいものは楽しみですね〜

また明日は研修で九州から広島にいらっしゃるお客様が。

午後から座学と夜に現場で作業研修を行います。

これまで広島での研修はご希望の方に合わせてという形で行ってまいりましたが、12月からは第1火曜日、第1水曜日で座学と現場での技術研修も定例で行う予定です。

詳細は時期が来ましたらご案内致します。

2018年10月04日 23:33

クリーンEXPO2018に出展致します

クリーンEXPO.001

今年の11月20,21,22日に東京ビックサイトで開催されるクリーンEXPOにnano+ブース出展致します。

今回の出展では、出展者セミナーで多機能還元水について40分の講演を行うこととなっています。

11月20日12:10〜12:50で開催予定です。

こちらのセミナーにご参加頂いた方には特典も準備しております。

また今回は物を展示というよりは、ゆっくりと導入や運用についてご相談に乗れるようなブースづくりにしています。

多くの方とお話しすることは難しいですが、事前の時間を指定頂ければ予約頂い方を優先で時間を取っていこうと思っております。

ご希望の方は、こちらのお問い合わせフォームよりご連絡頂ければと存じます。

当日は多機能還元水のサンプルの配布を予定していますので、ぜひご来場頂ければと存じます。

また入場が無料になる招待状もお送りしております。

こちらも合わせてご希望の方はお問い合わせフォームよりご連絡下さい。

2018年09月27日 23:05

10月のnano+セミナーのお知らせ

nano 講習会申込書

10月のnano+セミナーのお知らせです。

11日(木)12日(金)15日(木)16日(金)

にそれぞれ13〜15時で開催させて頂きます。

詳細とお申し込みはこちらの申込書をFAX頂くか、お問い合わせフォームよりお申し込み下さい。

 

 

また上記日程以外や東京以外の地域でもというご連絡を頂くこともあります。

個別に対応させて頂きますので、ご要望ありましたらお問い合わせフォームよりご連絡頂ければと存じます。

ご参加お待ちしております。

2018年09月22日 22:09

作業方法の改革

リチウムポリッシャー
ペンギンワックスのリチウムイオンバッテリーのコードレスポリッシャー
最近はよく見かけるマシンです。
うちの会社も17インチにして導入しました。
実際に使ってみると本当に本当に良いマシンです。
カーペットの洗浄は厳しいですが、洗浄ワックス作業なら同サイズの洗浄機以上の作業面積をこなします。


これまでバッテリータイプのポリッシャーは現場レベルでは全く使えず、コード式のポリッシャーがメインでした。
しかしコードがあると洗浄機の動きが制限されて実用的ではありませんでした。
コードレスなら問題なく洗浄機と同時作業が可能になります。
その結果作業スピードは飛躍的に向上しました。



すみ擦り作業の廃止

まずスプラッシュホルダーなどの道具を使った手作業によるすみ擦りは、現実的には思うような減膜はできていません。
手でスコッチも持ってゴシゴシすれば別ですが、体力が持たないでしょうし、今時そんな作業は剥離作業でも無い限りやらないでしょう。
道具を使ったすみ擦り、これは長期にわたり検証を行いましたが、労力の割に気休めでしかありませんでした。
この原因として1㎠あたりにどれだけ力をかけて何回擦っているかということです。
だいたい軽く擦っているし、回数はほとんど擦られていないですね。
キッチリキッチリ何度も力を入れて擦っていたのでもはや修行です。。。

それをポリッシャー作業に置き換え、すみ擦りを極力やめます。
その時間と体力消費量の削減たるやかなりのものです。
コード式のポリッシャーの場合は、ポリッシャーで先に洗浄機が走りにくい部分を洗って、洗浄機がまっすぐ走れる状態を作ります。

どうしてもポリッシャーの入らないところだけは手作業で対応します。
ただし人が歩かないところにわワックスを塗る必要はありません。
塗らなければきちんと擦られていなくてもどどうということはありません。
当社の現場は隅から10センチは開けて塗っています。
擦る場合のツールは、使い古しのUS SPPパッドをすみ擦りのホルダーにサイズに切ったものを使います。



洗浄機の弱みの消し込み

洗浄機で定期清掃ができれば作業効率は上がると思われがちですが、必ずしも上がるとは言えません。
洗浄機は直進方向には絶対的な強みがあります。使い手の技術の差も出にくいですし。
しかし横方向の動きは非常に弱いです。
道具を増やさないように17インチの洗浄機1台で作業すると、隅の部分はヘッドを入れて後ろに引いて横にこじってという動きになります。
綺麗な長方形の現場であればそれは4カ所で済みます。
しかしそそんな建物ばかりではありません。
柱の出っ張りやエレベータ周り、建物の壁面は凸凹しています。
その度に洗浄機を止めてこじっていたのでは遅く、ポリッシャーでやってしまった方が早いんですね。

逆にポリッシャーの弱点は洗浄機より真っ直ぐには押しにくい点と作業者による差が出やすいこと。
まっすぐ押せない問題は自分が横になれば解決します。
あとは回転方向によってパッドのどの部分が洗えているかを理解できていれば、nano+なら走っても洗えます。
実際の動画はこちら
※スピードが速すぎて信用してもらえないので、撮影用にスピードを落としてあります。
UAフィニッシュLで正しく被膜を作れば、これ以上のスピードでも被膜を除去できます。

どの部分が洗えているか理解しにくい場合は、
こちらの資料をご覧下さい。
もしくは何も考えず、動画の通りポリッシャーを動かして下さい。正しく回すと洗浄液は中に集まってきます。洗浄液が集まって洗えることがポイントです。

洗えている部分は自分を中心にして左に進む場合、反時計回りのポリッシャーなら回転しているパッドの前側です。右に進む場合は、パッドの後側になります。



上手く使えば大幅な時間短縮に

現場によっては洗浄機をなくして手作業での回収に変えて、3人で半日の現場が1人で半日になりました。1/3の人件費です。
さらにnano+以前は3人で1日かかっていた現場でしたので、それと比べると実に1/6の人件費で施工できるんですね。

急速充電器と大型バッテリー、17インチ換装で30万円しましたが、人件費を考えるとすぐに元がとれます。
急速充電が可能なので、休憩時間に充電したり、移動中に車で充電すればバッテリー1個でも十分に運用できますね。
不安な方は充電替えに小さいバッテリーがひとつあってもいいかもしれません。



もう一つのポイントは

「洗浄液の先塗り」に尽きます。
先に塗るのは面倒なのでとポリッシャーのタンクから洗浄液を出して洗われる方がいらっしゃいますが、ワックス塗布前の洗浄では絶対にNGです。
洗浄液の量と反応時間が足りませんので、剥離が発生する原因になります。
そして最大の理由として、ポリッシャーをゆっくり動かさないと汚れすら落ちないこと。
洗浄液を先塗りしておけば、ポリッシャーを早く動かしてもそれ以上に綺麗に洗うことができます。

当社でも時間を計ったことがありますが、同じレベルの洗浄だと先に洗浄液を塗ってから洗った方が早く洗えるというデータも出ています。
もちろん、nano+のケミカル、ワックス、パッドという前提はありますが。


作業時間の短縮はこういった道具の使い方一つで大きく変わります。
普段それを考えながら作業されてみてはいかがでしょうか?
2018年09月06日 17:10

削減するコスト(数字)は嘘をつきません

今日は経営的な話。
といっても経営者以外の方にも将来や収入に直結する話なので重要な話です。

 

 

私の経営の師匠のいつも言う言葉ですが・・・

売上は100%コントロールできません。
経費は100%に近いくらい経営者がコントロールできる数字です。


考えたら当たり前のことではあるのですが、この業界かかるものはかかるよねと気にしている人は少ないのも現実。
だからこそnano+はここを重要視しています。

 

 

多機能還元水に入れ替えるだけで利益は出ます

1番てっとり早いのが、洗剤を多機能還元水に変えること。
特にトイレ洗剤は希釈が濃いですから、大きなコストダウンです。
nano+導入のお客様でも日常清掃現場を多くお持ちのお客様は全ての現場を入れ替えを進めてらっしゃいます。
1現場の削減額は少額でも、全社の現場のケミカルコストを80%カットすると社員さん1人分の人件費ぐらい捻出できてしまいます。

現在業界では希釈後1Lあたりの単価で比較した場合、多機能還元水より安い洗剤はありません。アルカリ電解水生成機でも、本体価格+メンテナンス費用(半透膜交換など)まで考慮すると5年で見ても月に20,000円前後でしょうか。

 

 

経営で利益率は最も重要な指標

会社経営の仕組み(特に金融)を勉強すればすぐにわかること。
そのルールを知らずに経営を行うことは、ゲームでルールを知らずにプロとギャンブルするのと同じ行為。

利益率(額ではなく率)が上がれば財務面で見ると経営にはいいことばかり。
金融機関や信用調査機関の点数が上がります。
その結果、調達金利が下がりさらに点数は上がります。
大手企業の取引口座開設がしやすくなるのでチャンスが増えます。
→結果どんどん収益性の良い会社になっていくんですね。
また運転資金も少なくて済むので、一気に売上が上がっても慌てることはありません。

 

 

どんなビジネスでも

利益率が高くなる仕組みを作ってからビジネスを展開していかないと、大きくなってから修正するのは本当に大変なんです。
特にビルメン業は、規模が大きくなればなるほど利益率は落ちていき、運転資金は増大し経営者はしんどくなります。
営業を増やせば車が増える、作業スタッフを増やせば作業者と機械が増える。。。
利益額は増えても利益率は増えません。

 

 

利益が出ない会社は給与も上がりません

非常にドライな考え方ではありますが、利益が出ない状況で給与を上げる経営者など現代では天然記念物です。
最初の給与が安くてあげる余力があるか、社長が身を切って昇給させているのでしょう。
長い目で見るとどちらも良い会社ではありませんね。

あまり大きな声で言う経営者はいませんが、うちの会社では、改善により収益性が良くなった分を評価として給与を上げることをスタッフに経営計画発表会で宣言しています。
裏を返せば何もしないと給与は上がらないよと。

お客様からの受注金額は下がることはあっても上がることはありません。
下がった利益を補う為にたくさん仕事をします。
会社全体で見ると、今までよりたくさん働いて今までの給与水準が保てる。
けど経営者も労働者も機材も疲弊するという悪循環へ。

無駄なコストは早くカットしてしまえばそれだけ会社に現金が残り選択肢が増え、ビジネスにおけるチャンスが増えます。

こうしたことからnano+は企業経営にも貢献していきます。

2018年08月28日 23:22