ビルメン業界のプラットフォームnano+
 

フロアメンテナンスシステムnano+に量子技術をプラスし
【世界初】量子フロアメンテナンスシステム(QFS)へ進化しました
水の技術の応用した姉妹品Bath+もご好評頂いております

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開発者コラム

仕事の解像度を上げる

前々回の状態をイメージするという話の続きです。
状態をイメージするのはあくまでスタートラインです。
もちろんその情報をどれだけ精密に把握できるかも重要ですが、それに対してどう対処するかということで仕事に対する解像度が上がっていきます。

何も考えずに洗って塗っている人は、昔のテレビで今時の16K画像を見ているようなもので、映像データが精密でもぼやっとしか写ることはありません。
映像データが精密ならそれだけテレビも精密なものを映し出せないといけない訳です。
ここで言うテレビを我々の仕事に落とし込むと、テレビ=自分自身ですね。
結局現場は自分自身の鏡写しなのです。
作業する前から上手いかどうかは分かると前々回書きましたが、現場を見ればその人の性格まで分かってしまうのです。
そのくらい作業する人のレベルだけでなく性格はテレビのように表現されるのですよ。



例えばですが
ポリッシャーが重たくてモーターが唸っていると感じ、ワックスを塗ったら重たいぞという場合。
被膜反応量が多く、水をもっと足しながら洗わないと反応したワックス被膜が除去しきれず残ってしまい、それを回収してワックスを塗ろうと思ったら反応した被膜があるのでワックスモップが重いという現象です。
その結果ワックスが十分な密着をせず、十分な耐久性が出せないという結果になってしまいます。
これだけの情報でも判断する解像度が高いとこういう結論になり、その対策としてモーターが唸っている時点で水を足したり、ポリッシャーの洗浄スピードを落としたり、2度洗いしてみたり、汚水回収時に洗浄機のパッドを使い古しのSPPパッドで回しながら回収したりと対策が打てますね。
ワックスを塗って重たいとなる前に対処をする必要があるのです。
それを対処できれば16Kで来た映像データは16Kで映し出されるのです。



もっと解像度を上げると
量子力学によると全てのものは振動しているので、究極まで解像度を上げていくと、人も物も情報も振動で見たり感じたりすることができます。
パソコンで言えば、OSを使ってアプリを動かしているのを、0と1の組み合わせだけで見ていくような解像度ですね。
それは言葉や文章、写真でもそうで、わたしも全てを振動で感じる癖がついてきました。
ジョジョの奇妙な冒険で「スタンド使いはスタンド使いを呼び寄せる」という名セリフがありますが、これは量子力学では正しくて全てのものは近い振動数を引き寄せるのです。
なので怖い人が集まるところには怖い人が集まりますし、廃墟のような低い振動数のところには悪霊のような低い振動数のものが集まります。
ナノプラス自体はわたしの振動周波数に左右されますから、使って頂いている方の振動周波数は上がり、コラムを欠かさず読んで頂いている方はさらに高い振動周波数になっていきます。
高い振動周波数とはなんなのかというと、ポジティブな良いもので、運氣も上がるのです。
「気」は運気が下がり、「氣」は運氣が上がります。
言霊の力ですが、これも量子力学ですね。



究極に解像度を高めると
で、これを究極まで高めようというのが量子フロアメンテナンスで、メンテナンス先だけでなく、使う人まで高まる仕掛けがたくさん組み込んであるのです。
東大大学院でもこれを完全に解説することができる人はいないでしょう。
あまりに分野が広すぎて学問化されていないものも含まれていますから。
メンテナンス先だけでなく、使う人までと書きましたが、自宅や事務所までやりきると本当に凄いことになります。
これからの我々の仕事は床をメンテナンスするだけでなく、その空間もメンテナンスするのです。
床を綺麗にするのは空間を綺麗にする為と常々言い続けてきましたが、目に見えないものでさえ綺麗にしてしまう時代に変わっています。
2022年04月18日 05:55

アーカイブ スクイジーゴムの硬化

2019年1月7日のアーカイブ記事です。
元記事はこちら


スクイジーゴムの話ですが、ウレタンのような硬い素材だと耐久性は高く、半年〜2年くらい使えますが、寒くなると硬くなって追従性を失い、水が切れなくなってしまいます。
実際に洗浄機が水を吸わないなんて連絡を頂いたこともありますが、その原因の一つでもあります。
しかし柔らかい方が良いのかというと、吸引力が強くなりすぎて洗浄機を押すのが重くなります。
手押しタイプの洗浄機なら思いですみますが、走行モーター付きの洗浄機では走る速度が遅くなったり、モーターやバッテリーに負荷がかかり、寿命が短くなるというようなこともあります。
実際にバッテリーの持ちが悪いという搭乗式洗浄機を原因追求していくとスクイジーが原因ということがありました。
普通のメンテナンスで使う分にはわからないのですが、ナノプラスでは表面が平滑になる分摩擦抵抗は高くなりますので、その差が出るということであり、その平滑性を洗浄機の走行抵抗でも認識できるという良い事例かもしれませんね。


↓過去記事ここまで
 

毎年アップしておりますが、、、寒くなってくるとウレタンのスクイジーは硬化して追従性が悪くなり、汚水が回収できなくなることがあります。
特に寒い地域だったり、長期間使用して硬化しかけているスクイジーはその傾向が強いですね。
そんな時はひとつ柔らかい赤いライナテックススクイジーゴムに変えてやれば問題解決。
うちの会社はある程度部品のバックアップを準備しており、スクイジー本体がもう一本あるのでスクイジーごと取り替えるだけにしています。

裏技ですが、硬化したウレタンスクイジーゴムは、ペール缶に多機能還元水500倍を作って一晩浸けておくとまた柔軟性を取り戻します。

良い現場は常に良いマシンの状態を維持してこそ。
汚水が残るような洗浄機では良い現場は作れません。

細かいことですが、フロアメンテナンスは細かいことの積み重ねによって品質や耐久性が変わっていきます。


↑過去記事ここまで


今回はスクイジーゴムの話ですが、これワックス被膜でも同じことなのですよ。
多機能還元水を使うことで被膜の柔軟性を維持しやすいようにしているのです。
これが他の還元洗剤などではどうやってもできない仕組みがあるのです。
被膜の柔軟性がなくなっていくと割れの原因になります。
目に見えて割れることはありません。
経験的に事務所の椅子の下が黒くなった経験がありませんか?
あれは目に見えないレベルでワックスが割れてそこに汚れが入り黒くなっているのです。
ワックス被膜はそういったレベルで割れが入りますから、多機能還元水を使うことで柔軟性を維持することは大切なのです。
2022年04月14日 05:55

長期休暇及び配送のご案内

GW期間中はワックスやコーティングの塗り込みの為にあるような時期です。
気温湿度共に最適で、建物によっては稼働が止まるのでしっかり塗り込みができ、その後硬化の時間も数日とれることから耐久性の高い被膜を作るのに良い時期です。
お盆休みなんかもそうですね。

しかし製品の出荷などが止まりますので、余力をもって事前に発注をお願い致します。
特に連休明けは生産だけでなく、発送も集中し通常よりも日数がかかりますから、連休明け1週間程度の在庫は最低でも確保しておきたいところです。
当社でも現場の在庫は基本的に1ヶ月ストックしています。
次月の予定が分かれば必要な量も分かりますね。
次月の月間面積×塗布回数×塗布量cc/㎡→必要量
です。


GW前の最終出荷は28日ではありますが、余裕を見て21日までに発注を宜しくお願い致します。
2022年04月13日 18:34

収益性の本質とは

収益性とは大まかに表して利益率のことですが、本質的な意味は時間の創造です。
必要な収入をどれだけ少ない時間で得るかということが大事なところで、余った時間でさらに収益性を上げる為の学びや営業などの時間にしていくことなのです。
人間の命には寿命があり、現代人は本来の生まれてきた目的を忘れ、日々生きる為の労働に追い回されているという世界になっています。
そういったことはこれから変わってくるでしょうが、色んなことを学んで本来の目的を思い出した人は、生きる為に必要な収入をいかに短時間で得るかという、いわゆる時間の創造がいかに大事であることかを理解します。
わたし自身も様々な学びによって、自分の生まれてきた目的なやるべきことが明確になってきて、その結果量子フロアメンテナンス/量子清掃なるものができあがってきました。
でもそれは何も考えずに仕事をしていてできるものではありませんでした。

それを考える為に必要なのはやはり「世の中から自分を切り離した何も考えることのない時間」なのです。
それを「瞑想」という表現をする人もいるでしょうね。
わたしの場合は好きな研究に没頭するという時間がそれでした。
人と会わない時間が増えていったのもそれが理由で、最近ではネット上にしか存在しない人なんてことを言われたこともありました。

他の人が8時間で得る利益(売上ではないことが重要)を1時間で得ることができたらどうでしょう?
嘘のような話ですが、ナノプラスを使いこなしている人は全ての現場ではなくてもある程度の数そういった現場はあるでしょうね。
7時間余暇の時間ができたら素晴らしくないですか?
これってそんなに難しいことではないのですよ。
ちょっとこのホームページを読んで書いてあることを実践したら良いだけなのです。
最初から全部できなくても少しずつやっていけば多くの人が半年でかなりの成果を体感されています。
最初は少し時間が短縮できる程度のものでしょう。
しかし2ヶ月、3ヶ月と進むにしたがってどんどん時間は短縮されていきます。

時間を短縮することで、自分の本来やるべきことや、自分のやりたいことに費やせる時間が生まれます。
これまでだと日々仕事を続け休日は疲れて動けないなんてことは普通だったかもしれません。
特に年齢を重ねていけば体力も落ちていきますからね。
加齢についても研究していますが、加齢と老化はイコールではなく、老化しないという研究も行っているので近い将来発表できると思います。
キーワードは「多機能還元水」だったりします。
人生80年時代で年金受給年齢は上がっていき、働く時間が増えるばかりで、いつまで経っても自由な時間は作れそうで作れません。

それは意識して自ら作るしかないのです。
そうすると安易に投資などの不労所得だけでいいじゃないかという人もいますが、それはその先が見えていない人の行動です。
また今月の後のコラムで解説しますが、お金を得ることは最終的にはさほど重要ではないのです。
わたしの得意な未来予知の能力で現在の情報を判断すれば簡単に導き出せますが、最終的にはお金を払って仕事をさせて欲しいという時代が来るようになるので。
誰でもできるから、この人じゃないとできない、この人にやって欲しいに変わる時代です。
量子フロアメンテナンスの完成形(まだ誰でも見せたことはありませんが)はまさにこの人しかできない、この人にやって欲しいにピッタリなものになっているのです。
2022年04月11日 05:55

アーカイブ 多機能還元水の物理的除菌効果とマネジメントの話

2018年11月29日の記事のアーカイブです。
元記事はこちら


多機能還元水は化学的に除菌できませんが、物理的に除菌可能であり、その種類を問いません。
どれだけ優秀なケミカルを使っても使い方が間違っていると感染管理はできないわけで、作業者が多い場合、それを徹底することは不可能です。
なぜ不可能なのか?という質問も受けますが、その答えは至って簡単です。
この業界の経験が長い人がたくさんいても、このホームページに書いてあることを理解して全て現場で実行できている人はどれだけいるでしょうか?
ダスターの掛け方でさえ100点でできている人は少ないでしょう。
感染管理の対策を状況に合わせて柔軟に正しくできることはあり得ないのです。
人の能力に頼ってはいけません。
仕組みに頼るべきなのです。


↓ここから過去記事


 

先日多機能還元水を使って頂いているお客様から病院のオペ室の床洗浄で多機能還元水を使って頂いた結果をご連絡頂きました。

これは先日のクリーンEXPOのセミナーでも発表させて頂きましたが、洗浄前と洗浄後でATP拭き取り試験を行った結果は↑の画像の通り。

上段の昨年の別の業者さんが加速化過酸化水素消毒液でやった時の数値とはえらく違いますね。

 

 

現場での使用環境に合っていますか?

一般的な除菌洗剤などは生理食塩水と比較されていて、生理食塩水で清掃する人はいませんから何の比較にもなりません。

水道水と比較すると水道水の方が除菌用洗剤よりいいデータが出ることがあるので生理食塩水で取るんだと検査機関の人間が言っていたことがありました。

多機能還元水も開発段階のデータ採りで見事に除菌試験データを取りましたが、見事に水道水に負けました。

本当に悔しかったですが、見方を変えれば菌も殺せないほど水道水より安全なんですね。。。。

これはシャーレで培養した菌で試験するもので、放置してその液体が菌を減らすことができるかどうかの試験です。

5分や10分放置していわゆる化学的に菌にどう作用するかの結果を見ます。

しかし現場で5分も10分も放置するでしょうか?

結局は現場での使用環境に即していないので、同じ結果を現場で出すことはできないんですね。

メーカーさんも様々なデータを取られていると思いますが、その現場で結果が出ていなければそれは意味のないデータ。

 

 

現場や人に依存しない多機能還元水

多機能還元水は水道水より菌は減らせませんが、物理的に回収する力は高いので、洗浄して回収したり、拭き取ったりすることで結果的に水道水より除菌ができてしまいます。

菌を殺しませんから耐性菌のリスクもありません。

一般的に除菌洗剤は、汚れも菌もということで発想的には○だと思います。

しかしその洗剤で落とせる汚れの種類はどうでしょう?

汚れの種類が合わなければ落とせないので、汚れは残り菌の繁殖の原因になります。

多機能還元水のメリットはそこにもあり、汚れの種類が関係ないので安定的に汚れを回収できるんですね。

 

 

私も経営者として元々は、できるスペシャリストを教育して・・・

と思っていましたが、経営学的に見てそんな会社は大きくなりません。

これは中小企業の経営者に多い考え方ですね。

一人の力に依存する会社はその一人が抜けると本当に弱い会社です。

全員の力を底上げできる会社の方が発展性も高く、継続性もあります。

その全員の力を底上げできる仕組み=nano+と私は考えています。

もちろんご依頼頂ければスペシャリストの教育も対応させて頂きますが、施工する方でなく管理者のスペシャリストを育成して現場での運用をしやすくした行った方が企業としてはプラスが大きいですね。

1人が頑張ってできることは知れています。

しかし多くの人を動かすことのできる人はより大きなことができるようになります。

 

 

某国立医大の感染管理マニュアルでは・・・

「除菌をしても菌はすぐに繁殖するので、繁殖しにくい環境を維持しておけばよく、滅菌は消毒は過剰である」

と記載があります。

菌もエサになる汚れ(汚染物資)がなければ繁殖しにくいので、常に清掃しておけばいいという菌の専門家や病院の先生も増えてきましたね。

これまでは感染管理についてアメリカに右へ倣えで、アメリカでEPA登録を受けたものを使おうというものだったのが、結局それでも事故は起こってしまうので、ATPで結果が出れば良しというように変わってきていると感じます。

それには正しく使えているかどうかという問題が存在します。

正しく使えているか教育が大変なので、正しくしか使えないものであるかどうかが重要ですね。

以前知人の医師や看護師にこの話をした時に、そういった専門的な勉強をしていない人にそれを毎日確実にさせることは無理なので期待していないと言われたことがあります。

それだけ勉強されて国家試験をパスされていて、専門の科目でなくてもよくご存知で、そんなものは医療関係者の基礎だと、話を聞けば聞くほど深い知識をお持ちで無理だなと感じます。

 

 

現場では

決まりだからそれをやるというように作業されている方は多いと思います。

しかしなぜそれを使い、それがどう作用するかまで理解するとなると、現場の方全員にそれを落とし込む教育は本当に困難です。

そういった社内講習行って理解率はどのくらいでしょうか?

全員は100点という訳にはいきません。

そこで事故が起これば全員が0点と同じですね。

 

 

マネジメントの限界

現場で正しい作業ができているかの確認できる仕組み作りは難しいです。

どれだけマニュアルを作ってもその通りに運用できていないと効果は出ません。

何か事故があってわかるのは、だいたいマニュアル通りにやっていないスタッフさんがいて・・・

ヒューマンエラーなんですね。

人数が増えれば増えるほど、個人が勝手に判断する確率は上がるので発生する確率は上がります。

時間のない中で作業をしているとそういうことは起こりがち。

だからこそnano+は判断や選択をさせないよう使用するものを絞っています。

実際にうちの現場でも勝手なことをするスタッフがいますので、それでも問題が出ないような仕組み作りを行っています。

頑張って教えてあげればできるようになる!と言われますが、できる人は最初からできている人で、残酷的な見方かも知れませんがある程度教えてもできない人はできないと思います。

できない人に過剰な教育コストをかける訳にもいきませんし。

しかしその人が悪いわけではありません。

その人でもできるようになる仕組みを作れないことが悪いのです。

受注単価が安い現代では時間を短縮しようとして、安全すらも置き去りにされることは現場では日常的に見られます。

経営者層や管理者層では、ちゃんんとマニュアルに書いてある=できていると思いがちですが現場はそんな単純ではありません。

ずっとついて一緒に作業するわけではないのでそれをチェックするのは不可能なんですね。

悲しい話ですが、現場で作業をする人数が増えれば増えるほど難しくなっていきます。

勉強すればなんとかなるなんていうのはある程度仕組みができあがっていなければ50人程度までです。

とある研究では1人がマネジメントできる人数は7人と言われてて、軍隊でも7人+隊長というグループを組んだりするようです。

50人だと7人の管理者は必要になりますね。

90人いる現場の所長をしているよと言われる方もいらっしゃるかもしれませんが、エリアや時間帯で班に分かれていてリーダーはいるはずです。

名前だけのリーダーなら良いですが、専門的な知識を持つ7人の管理者を育てることは大変です。

そしてそこまで育てると給与も上げる必要もありますし、できる人を1現場のリーダーで置いておく訳にもいかないという会社のが多いのも事実。

だからこそ個人の能力に依存しない教育する必要のないもので組み立てる必要があるんですね。

 

 

結果が全てなので・・・

多機能還元水を使うことで、スプレーヤーの希釈液の使用量だけをチェックしていれば他はチェックをしなくてもできているかどうかは確認できます。

使用量は作業によってだいたいの平均はわかりますので。

そのチェックをなくせば管理者の負担は減るとともに、会社としてのリスクも減っていきますね。

リスクに備えるということはコストですのでコストダウンにつながるというわけです。

何より経営者としては精神的負担を減らすことができます。

その上で数ポイントをATPで試験して効果の測定をするということを現場責任者がやって記録に残すということは必要です。

作業を正しくしたかどうかも重要ですが、最も必要なのは結果がどうなったかですので。

裏を返せば客観的な結果が出るのならそれでいいということです。

最良の結果を出す為に、シンプルに短時間で。

と一言で書けますがビルメン業界の現場ってそうでないものが多いと感じます。

今日はこの辺りで。



↑過去記事ここまで


ナノプラスを使って頂くきっかけになった理由は各社それぞれあると思います。
綺麗にしたい、利益率を上げたい、他社と差別化したいなど。。。。
しかしこの仕組みを使ってマネジメントするという思考回路になることでさらに一段レベルの高い管理が可能になるのです。
本質的にはトップページにあるように、ナノプラスという仕組みを会社にインストールするというイメージですので。
ここはナノプラスを使って、あっちの現場は他のメーカーのものをという次元の話ではないのです。
そういう考え方の人は、ナノプラスを清掃資材という認識でしか捉えることができないいないということになり、ナノプラスの恩恵を受けられていないとも言えます。
2022年04月07日 05:55

状態をイメージする

iu
以前より「出勤前にコラムを読めたらいいのに」という声を頂いていたこともあり、この4月よりコラムのアップを午前5時55分に変更しました。
わたしの好きなエンジェルナンバー「555」にちなんだもので、古いものを手放すという意味が深い数字です。
エンジェルナンバーについてご存じない方はこれ機に一度検索されてみてください。
これを書いているのは3月18日ですが、わたし自身もこの数日でかなり古いものを手放しました。
人間持てるものには限りがあり、精神的には相反するものを両方持つことができないので、とりあえず手放すことが必要なのです。
そして今は古いものを手放して、新しい時代にあったものを手に入れるというのにちょうど良い時期に差し掛かっているとも言えるところです。
精神世界の出来事は、時期がだいぶズレて物質世界で現実化するというのはもはや常識になっていますが、世界もかなり変動してきましたね。
数字にはそれぞれ意味があり、数秘術としても数霊としても使われることがありますね。
尚、わたしの夜型生活のスタイル上、午前中は寝ているのでコラムは予約投稿できても、インスタでの告知はお昼前というのは変わりそうにありません。
今月のコラムは、アーカイブを除いた記事がそれぞれリンクしていますので、よく読んでみてくださいね。



本日の話は状態をイメージするという話ですが、天ぷらは五感の芸術と言われます。
いわゆる天ぷら職人は五感を使っててんぷらを揚げているのだという話です。
しかしこれは天ぷらに限ったことではなく他の料理も同じことです。
そしてそれを今回のテーマに沿ってもう少し紐解いていくと、その五感によって対象がどのような状態になっているかを詳細に把握することになるのです。

何が言いたいかといいますと、例えば床を洗っている時にワックスやカーペットや汚れがどのような状態になっているかをイメージしながら洗えていますか?という話です。
ほとんどの方は洗浄液を撒いてパッドで回しているだけという感覚で作業されているのではないでしょうか?
天ぷら職人さんは、揚げているタネにどのくらい火が通っているのか揚げ時を油の音で判断しています。
なので↑の画像のように揚げる前から上手い職人が分かるのだという美味しんぼの海原雄山の話があります。
ちなみにですが、同じようにわたしは作業する前からどの作業チームが上手いか判断することはできます。

我々もポリッシャーのパッドモーターの音だったり、ワックスモップの重さだったり、汚水の色だったり、バキュームモーターの音だったり、作業をしていると五感(さすがに味覚は使いませんが)を使って様々な情報を得ています。
例えばレーシングドライバーなら、足回りの動きであったり、タイヤのたわみや荷重、グリップ力の余力などを感じながら操作を行っています。
もちろん一般のドライバーはそこまで感じることはありませんが、プロドライバーでない車オタクのわたしでもそのくらいのことは日々感じながら走っています。
情報量が多ければ多いほどより高いレベルに向けて細かい修正を行えていきます。
その精度の高さは耐久性や汚れにくさにリンクし、収益性や時間短縮につながっていきます。

収益性や時間短縮につながるから状態をイメージするということは重要なのです。
ではなぜ重要なのかという話を次回のコラムで続けていきたいと思います。
2022年04月04日 05:55

アーカイブ スーパーの惣菜売場のマットの危険性とコスト削減

2019年1月30日の記事のアーカイブです。
元記事はこちら


仕事柄スーパーに行くと床に目が行きますが、惣菜売場に油対策でマットを置かれるところが多いですね。
しかしそれは非常に不衛生であり、日々メンテナンスするという前提では無い方が良いのです。



↓ここから過去記事


 

先日お客様のところで話題に出た食品スーパーでの油汚れについての話。

がんばって毎日洗浄機をかけても油汚れがなかなか手強いというご相談。

惣菜加工室からどんどん油が出てくるので仕方ないと諦めがちですが、実はそうではないことが多いのですね。

⬆︎写真のスーパーさん(ご相談頂いたお客様の管理物件ではありません)

ここの写真は割と綺麗ではありますが、油汚れの原因は惣菜加工室から出てきた油がマットに蓄積して酸化し取れにくくなったもの。

ひどいのになるともはや粘り気があったりします。

マットが油を吸着しますが、そのマットの油を洗うことはしないでしょうから、短く見ても交換周期の2週間はそのまんま。

非常に雑菌が繁殖しやすい環境で衛生的に危険!です

買い物にいらっしゃるお客様はその菌まみれの取れにくくなった油汚れを含むマットを踏んでから店内を歩かれてレジを通過して外に出られますから、店内は菌に汚染された油が拡散されてしまいます。

その拡散された油はまた菌の餌となり、菌の繁殖を手助けしてしまうのですね。

 

 

マットがあると・・・

まず洗浄機をかけるのが大変です。

マットに合わせて洗浄機を直角に曲げるのは大変です。

隅は当たりませんし。

私が常駐現場の管理を始めたての時は、先に隅に中性洗剤を塗ってモップで擦ってスクイジーでかき出したのを洗浄機で吸っていました。

正直面倒でした。

 

 

酸化して蓄積した油汚れ

1日しか経っていない1日分の油汚れは簡単に洗浄機で取れてしまいます。

多機能還元水なら2000倍希釈でも余裕です。

しかし日数が経過して酸化し蓄積した油汚れの量が増えていくと洗浄機1パスで除去するのはしんどくなります。

油に対しての洗浄液の量・反応時間・パッドの擦る回数が足りないからですね。

こういう場合はダブルスクラブを行います。

ダブルスクラブとは、スクイジーを上げて吸わずにパッドだけ降ろして洗浄を行った後、さらに洗浄しながら汚水回収をしてやることです。

たっぷりな洗浄液の量があり、2回通るので、汚れの量を多く取ることができます。

その場合洗浄液の量を多くするのがオススメです。

といいますか、洗浄機の洗浄液の量は常に最大が正しい使用方法です。(汚れの多い場所)

給排水が面倒だと減らす人がいますが、汚れが全て回収できず蓄積する原因になります。

本来はモップで還元水を塗ってから洗うというのがベーシックではありますが、モップとバケツの準備が面倒なので、洗浄機1台で1人の作業でこれに替えてしまいます。

痛みや汚れのひどい箇所に有効なテクニックです。

 

UAフィニッシュLやUAコーティングだと一般的なワックスと違い油に侵食されませんので、ダブルスクラブすれば綺麗な被膜が出てきます。

汚れが乗ると曇って見えるので、ワックスが傷んでいるのかなと思いがちですが、油の影響を受けないので大丈夫です。

※ただし土砂と一緒に押し込まれた場合は、nano+クリーナーも添加して塗り洗いしないといけなくなります。

 

 

基本中の基本ですが・・・

建物全てを同じように清掃してはいけません!

かならず汚れや傷みによって、清掃頻度と清掃スピード、洗浄液の量を変えて下さい。

全て同じように清掃すると汚れの少ないところは綺麗で、汚れの多いところは汚くなってしまい、汚いところが強調されます。

清掃の美観は減点方式でお客様に評価されることが多いですから、綺麗なところと汚いところの差が大きければ大きいほど汚いところが汚く見えてしまいます。

極端な話ですが、食品スーパーで洗浄機が必要なのは、

・水のあるところ(入口周りの雨の持ち込み、水産売場)

・油のあるところ(精肉売場の出入口、惣菜売場周り)

・ダスターで土砂が取れないところ(入口周り、バックヤード出入口、青果の野菜から土が落ちるところ)

といったところで、それ以外ではトレールモップでのウェットダスターで全て事が済みます。

せいぜい週1回洗浄機をかけていれば十分ですので、ローテーションしていけば洗浄機が必要な面積は半分程度でしょうか。

つまりその半分削減できた時間を汚れの多い場所をゆっくり目に洗浄機をかけたり、ダブルスクラブしたりしていけば全体的なバランスが取れるようになります。

当たり前のことではありますが、この当たり前が現場ではできていないことが多くあり、これだけで現場が改善されることはよくあります。

 

 

私の仕事は

建物の清掃における無駄なコストの削減=「コストと美観の最適化」だと思っております。

nano+の商品はそれを解決する為の手段でしかありません。

上記の惣菜売場のマットはコストがかかり不衛生で全くの無駄でしかありません。

しかも面積を考えると結構なコストがかかっていますね。

もし私がマットを貼るなら、惣菜加工室の出口(加工室の中)に使い捨て専用のマットを貼り、毎日交換します。

毎日交換しても惣菜売場の壁面に沿って貼っているマットのコストと比べると安いものです。

そしてバックヤードは洗浄機で洗いやすいようマットは敷かず、必ず毎日洗浄機をかけます。

1日1回洗浄機をかけていれば十分に対応できる汚れの量です。

私もこれまで関わってきた食品スーパーの店長にこれを説明するとほとんどマットを撤去頂けました。

むしろコストが下がると喜んで頂いて。

しかも日常清掃はすごく楽になります。

コストが下がって綺麗になるのですから誰も損をしていませんね。

 

 

マットの裏技

定期清掃をやりたくない場所をマットで隠す。

昔やっていたのはGMS(総合スーパーの屋上駐車場に出る風除室)

道具をスロープでもって上がらないといけない面倒な箇所。

5,000円/月ぐらいかかりましたが、4週に1回交換分のコストをお客様からは費用を頂かず定期清掃費の中でやりくりしていました。

狭いと手間ですし、道具の準備片付けだけでも無駄に時間を喰ってしまいます。

マットに変えることでワックス管理をやめるという割り切りですね。

日常清掃もアップライトだけでいいですし。

 

 

サポートが必要な方は無償で対応します

今回は惣菜売場の油の管理の件でお客様からご相談を受けましたが、現場でのお困りごとについては、お問い合わせフォームもしくはメールで連絡頂けましたら、nano+をお使いのお客様は無償でサポートさせて頂きますので、いつでもご連絡下さい。

作業自体でお悩みの方は、動画をお送り頂くか、youtubeにアップ頂きリンクをご連絡頂けると赤ペン先生させて頂き返信させて頂いております。

通路1本分をスマートフォンで撮影頂ければ十分です。

nano+を使っていても最初から100点が出ることはありません。

深めれば深めるほど利益率は上っていき、他社との差別化は進んでいきます。



↑過去記事ここまで


惣菜加工室から出る油が気になるのであれば、毎日惣菜加工室を洗うことと、その出入口に油取りマット(小さくて良いので使い捨て)を毎日交換することです。
あと出入りする惣菜を乗せるカートのキャスターも綺麗にすることですね。
加工室に洗剤をまいて、その上でコロコロすれば綺麗になります。(すすぎも忘れずに)
綺麗にするのが手間だからマットを敷くという短絡的な対応を取られることが多いですが、前提条件として、
安全であること・衛生的であることは譲ることのできないポイントです。
何をやってもいいのなら、惣菜加工室の床に中性洗剤を希釈したものをまいて揚げ物をすれば良いのです。
転倒事故が起こって大変かもしれませんが、簡単に汚れを防止できます。
ですがそんなことはあってはいけないのです。
手間であってもやるべきことはやる、守るべきものは守るということなのです。
2022年03月31日 10:00

契約書の話

iu
↑怖い人が出てきましたが、本意ではないのに怖い人と関わりにならない為に知っておいた方が良い話です。

契約書なんて関係ないよと言われる方も多いでしょう。
しかし生きていく上で、これを知らないとトラブルに巻き込まれる原因にもなるのです。
そして知っている人が意外に少ないことにびっくりします。
経営者であっても知らない人の方が多いようです。

契約書は注文請書、これらは取引の内容を証明するものですね。
しかしそれらには厳密にルールがあり、それを知らないとミナミの帝王やナニワ金融道に出てくる被害者にもなりかねません。
お金に関するトラブルは、この2つの漫画を見るのが1番です。
色んな詐欺の方法も出てきますから、自分の身を守る為に必要な読本です。
実印を押すということはそれだけリスクも伴うことなのです。
とはいえこの業界は口約束の多い業界。
言っただ言ってないだということは多くあり、そこから払うだ払わないだというトラブルに発展することもあります。
契約書は締め支払いの期間や、発注金額などが記載された重要な書類であり、トラブルになった時に自分の身を守るものです。
大手の会社になればなるほどこの辺りはきっちりされています。


印鑑を押す
名前の記載もしくはゴム印を押した上に被せて押印します。
被せずに押印する人が稀にいますが、偽造の印鑑を作られる原因にもなりかねません。



捨印
間違えていた場合に自由に修正くださいということで、空欄に印鑑を一つ押すやつです。
役所などでは一般的ですが、1番やってはいけないのはこれ。
訂正し放題ということなので、ミナミの帝王のように恐ろしいことに巻き込まれかねません。



割印
ページごと、もしくは白い製品テープの場合は表と裏に押印します。
これがないと製本をバラされて、別の書類を差し込むことも可能になります。
また印紙にもこれはうちが貼った印紙ですよと割印をします。
昔からあるのは、お客さんからうちの分も印紙を貼っておいてというやつ。
これは印紙税の観点から見るとアウトです。
税金を肩代わりになってしまいます。



印紙の話
大前提として税金の話をする時は、国税庁のホームページから引用した話や自分自身の経験として記載します。
我々の仕事の場合は、記載された請負金額によって印紙税が変わってきます。
金額なき基本契約は4000円印紙になりますね。
注意するべき点は、1年の契約の場合、印紙税を抑えようと年額でなく月額で記載して節税しようとする場合。
契約期間が1年で記載されている場合は、その年額で計算するようになるので注意が必要です。
契約書は注文請書の印紙については、税務調査で1番最初にチェックされる項目です。
それだけ経営者の認識も薄いということなんですね。
契約書については、オンラインでできるクラウドサインのような契約書もあり、印紙税については紙に押印しない限りかかりません。
注文請書もFAXであれば対象外になります。
※詳細は最寄りの税務署にお問い合わせください。



訂正する場合
本来印刷した後に訂正ということはないはずなのですが、稀に発生することです。
この時は、何行目何文字訂正と空欄に記載して、訂正箇所に横線を引き、いずれかに被せて訂正印を押します。
空欄に押印してはいけません。


契約書なんて面倒だと感じる方は多いでしょう。
しかし金額が大きくなれば大きくなるほどリスクは増えていきます。
悪い人になると、そんな仕事を頼んでいないから払えないと仕事が終わった後にいう悪人だっているのです。
どれだけ売上があってもそれは入金になってこそ利益になるもので、入金にならないものほど非効率な経営はありません。
一般的には掛売り、つまりは締め支払いをするということはそれなりに信用が必要であり、事前に支払い能力について調査を行うのです。
そしてその調査にはコストがかかるので、大手の会社は間に既に取引のある会社を立てるのです。
ケミカルメーカーであれば、各地域に代理店があるように。
だからこそ大手の会社の取引口座を持っているということは信頼の証であり、それだけで金融機関の評価も上がるのです。
当然間が少なければ利益率も上がりますからチャンスも増えます。
だからこそ決算書の数字は大切なのです。

当社でも多くの方に製品を使って頂いていますが、全ての取引口座開設は不可能です。
とはいえショッピングサイトでそれは代替できます。
現場仕事でも金額の小さな仕事を依頼されると、請求書を作るだけで赤字になってしまいますので、基本的には単発の仕事はしませんが、どうしてもという場合はショッピングサイトに準備した金券を購入してもらって処理します。
最近はPAYPAYなどを導入される会社も増えてきて、作業終了時にPAYPAYで支払いということも増えているようですね。
請求書を作成して、封入して切手を貼って投函、入金の確認と考えると、これは結構な手間になります。
それが1取引先あたり10万円以上ならまだ良いですが、1万円くらいだと利益は飛び、やらない方が良い仕事になってしまいます。
多少手数料を取られてもサイトやQRコード支払いなどで処理した方が会計の手間も省けて良いさそうです。
2022年03月28日 10:00

アーカイブ フロアメンテナンスの目的

2019年1月18日の記事のアーカイブです。
元記事はこちら


フロアメンテナンスの目的な床を綺麗にすることではありません。
床を綺麗にするのは手段であり、目的ではないのです。
本質的な目的な空間の空気を綺麗にすることです。
なので、埃を舞い上げ空気を汚すドライダスターや、ワックスやパッドのカスを巻き上げるバフマシンは論外なのです。
いくら床が綺麗になっても価値はないのです。
空間が汚れているということは、作業する人にもそこで生活や仕事をする人の健康に良くないのです。



↓ここから過去記事

 

写真は汚いトイレではありません。

床が汚れていると空気が汚れます。

ので、自宅も事務所も毎日水をまいて回収していて、写真はその汚水。

髪の毛やホコリがたくさんですね。

毎日やっていてもこれだけ出てくるんです。

ウェットダスターでもよいですが、この方が回収率は上がりますし、モップを洗うのが面倒なので、スクイジーとちりとりで回収しています。

写真の下半分は料理をして油が散ってしまったので、多機能還元水500倍をまいて回収しています。

その分油で汚水がくすんでいますね。

これをやっていないと油が広がって部屋全体がベタベタします。

毎日の継続というのはすごいもので、水を切るのが上達しますので、ウェットバキュームがなくても十分な回収が手作業でできるようになり、狭い現場では道具を減らすことができ、作業時間の短縮につながるというメリットがあります。

うちの会社は洗浄機はあってもウェットバキュームは不要なので持っていませんが、困ったことはありません。

 

 

フロアメンテナンスの目的

床からホコリがなくなると舞い上がらず良い空間が保てます。

フロアメンテナンスは良い空気環境を保つ為に行うものと分かっていても、なかなか自宅や会社まできっちりやる人は少ないはず。

他にもいくつか目的はありますが、これは大きな理由の一つです。

実体験の一例ですが、このように綺麗な空間を維持することで睡眠の質が変わります。

目が痒くなることが減ったり、鼻の通りがよくなったり。。。

空気が綺麗な土地に数日いると体調が良くなりますが、それと一緒ですね。

 

 

良い環境を維持管理

土砂やホコリをコントロールすることで衛生的な空間を維持することができます。

定期清掃で洗浄ワックスを依頼されてその依頼をこなすのももちろん仕事ですが、本来はこの良い環境を保つのも仕事。

だからこそ毎日の清掃は大事なんですね。

とはいえ清掃の素人のお客様にこれをお願いするのはなかなか難しい。

ので、うちの管理物件ではお客様にトレールモップと多機能還元水希釈ポンプを無償貸与して使って頂いています。

そうすることで良い環境を維持することができながら、土砂を確実に除去してくれるので定期清掃でも楽ができるようになるんですね。



↑過去記事ここまで


うちの事務所は毎日多機能還元水を撒いてスクイジーで回収します。
エアコンは常時かけていますが、フィルターが汚れることもほとんどなく、毎月チェックはしていますが、年に2、3回しかフィルターを洗うことはありません。
それだけ綺麗な空間で仕事ができているということになります。
エアコンフィルターの汚れは生活空間の清潔度を反映します。
山や海の素晴らしい空気のようにはいきませんが、長い時間生活するところでは空気の綺麗なところであるということは大切なことです。
2022年03月24日 10:00

作業車の燃費を向上させる!

008
ついにメンテナンスではないコストダウンの話もここまで来たかという感じもしますが、わたしのクルマを見た方から色々と質問を受けましたので、作業者の燃費向上のことを書きたいと思います。
距離を走る人は1km/L変わると年間ではかなり大きなコストダウンになるのではないでしょうか?
概ね、今回挙げる2点を行うだけで、特に箱バンタイプのクルマは加速も変われば、高速走行の空気抵抗も大きく変わり、燃費は改善されます。

・ボルテックスジェネレーター
・アルミテープによる静電気除去

こちらに素晴らしい研究をされている方のサイトがありますので、参照頂くのが宜しいでしょう。



わたしの個人的な話ですが、クルマについての研究はライフワークであり、その先端技術はF1やスーパーGT、WRCなどのレースから学ぶことが多いものです。
そういったこともあり、限界領域をわざと作って作業するなんてコラムを書いたこともありましたが、こういったレースのノウハウは作業車の燃費向上にも活かせるものが多く、市販車に応用されているものもあるのです。
わたしが普段乗っているクルマもそういったノウハウが詰め込まれていて、空気の流れを変えて車体制御に使ったり、燃費向上に使ったりしていますが、燃費関係のものは作業車にも同じ加工をしています。



ボルテックスジェネレーターの原理
燃費に大きく影響を及ぼすのは空気抵抗です。
40km/hくらいからそれははじまり、2乗に比例して増えていくので、2倍の速度である80km/hの時は40km/hの4倍、100km/hになれば6.25倍と増えていきます。
なので運送会社を経営している人に聞くと、燃費の為に80km/hは絶対死守と言いますね。
特に作業車は箱バンタイプで前方投影面積(前から見た面積)が大きい分、普通のセダンなどと比べると空気抵抗は増えます。
しかし前方投影面積を減らすことはできません。
正面に当たった空気は上下左右に別れて後ろでまた合流しますが、合流する部分は負圧となり、バキュームで吸っているような状態で、クルマを後ろに引っ張る力が働きます。
これをうまく処理するのがボルテックスジェネレーターで、最近はハイブリッドカーだけでなく、ミニバンやスポーツカーにも使われていますね。
色んな研究をしている中で最近はハイブリッドカーなどにも意識してデザインされていますが、後方の空気の集め方です。
最近のクルマのリヤ周りのデザインでは、ウインカー部分が尖った形になっていて、空気の集まる場所を調整していますね。
ボルテックスジェネレーターは、Amazonで簡単に貼り付けができる安いものもあり、小さな乱流を作って空気の合流する場所をずらして、大きな負圧を小さな負圧に変えているのです。



アルミテープによる放電
トヨタ86というスポーツカーから採用されたトヨタの特許でもありますが、↑のワゴンRで実験されている方の見解では、ジグザグはさみで普通のアルミテープをカットしても効果はあるとのことでやったみたところ体感できるレベルでの改善が見られました。
メーカー純正採用するものですから、その効果は素晴らしいものです。
樹脂も静電気を帯びていて空気の流れを阻害しているというのは意外でした。
人の目には見えませんが、大きな力が働いていたようですね。
先日も作業車で久しぶりに高速走行を行いましたが、あまりの改善に驚きがありました。
うちの作業車は1500ccのタウンエースに350kg対応のパワーゲートがついていて、洗浄機なども乗せると重たくて走らないのですが、それでも軽々と加速できるように変わりました。


その他にも色々とやりようはあるのですが、これらは初期投資が小さいのに効果が大きくすぐに初期投資を回収でき、誰でも簡単にできてしまうというのが大きなポイントです。
是非お試しください。
2022年03月21日 10:00