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開発者コラム

清掃は化学?

半分正解で半分間違いです.
化学は一部でしかありません.
化学者は化学でなんでもできるんだ!と意気込みます.
そんなメーカーに乗せられて掃除屋さんが,新しい洗剤がどうとかこうとか無駄にお金を払っているのです.
メンテナンスにおいて,その洗剤がどうとか,そのワックスがどうとかという問題より,全体のバランスの方が非常に重要なのです.
そういう話はどの学問の専門家でも似たようなところがあります.
私の場合は「専門なし」
現代では専門なしが1番強かったりします.
その代わり,圧倒的な情報量と分析する基礎的な力をつけることで専門では見えない部分から総合的な判断ができます.
現代は情報の時代ですから,どこからどうやって情報を継続的に得るかというのも,重要な能力になります.



コロナ騒動では
特定の専門を持ついわゆる専門家はまったくことの真相が理解できていませんでした.
町のお医者さん,感染症専門家や自治体の首長,政府関係者でまったくバラバラの見解でまとまりがなく,結論を出せない.
専門を持ち,それに集中することで他の分野に目がいかなくなるのです.
つまりは見るべきモノが見えていない状態ですね.
逆に専門でない金融関係の人の方が起こっていることがよく見えていました.



ナノプラスは
化学だけで設計されていません.
色んな学問がそこには組み合わせれています.
そしてそこに新しい情報だけなく,これまでなかった学問も組み合わされていきます.
色んな視点があるからこそ,行動も現場も変わるのです.
おそらく清掃は化学と言っているレベルなら,ナノプラスの現場も大したことはなく,他の清掃システムとどんぐりの背比べだったでしょう.



---ここからはオンラインサロンのみの投稿です---
2021年03月25日 10:00

模倣から始まる異世界生活

流行りのラノベっぽいタイトルですが,ただの語呂合わせ的な感じで,異世界生活は内容にまったく関係ありません.
だいたいアニメでも〇〇から始める異世界生活的なタイトルは,昨今の異世界転生ものブームで受けるのです.



誰でも最初は模倣から始まります
それは以前のコラムで書いたように,スポーツや武道に型があるように,我々の仕事にも型があり,その模倣から始まります.
ナノプラスをはじめる時に,動画でやっていることを完コピしてください,それ以外のことはしないでくださいとお願いしています.
最初からその通りにやる人は,すぐに結果を出すのですが,どうやっても自己流をやりたい人がいるのです.
見た目だけ型だけ模倣すればいいのではありません.
その思想がズレていれば,型が同じに見えても着地点は異なります.
100km先を目指すのに,出発する方向が1mmズレていたら到着場所はズレてしまいます.



模倣や模造
これまで私が作ってきた製品や技術は,業界の先を行くものが多くありました.
最初の製品であるトレールモップのウェットダスターは14年も前からありました.
しかし見様見真似で同じようなものを作るメーカーがあっても,本質的なことが理解できていないと同じ結果は出ません.
最近では様々なメーカーがウェットダスターを真似するようになりましたが,表面的なもの真似しても,ウェットダスターの定義と達成すべき目的が正しく理解できていないので,残念な結果しか出ないのです.



UAコーティングもそう
ワックス以上コーティング未満ということの表面的なところだけ真似されて,実際にはその根底にあることがどうやら理解されていないっぽい.
正直真似をするなら,下位互換でなく,上位互換でやって欲しいところ.



つまるところ
真似をすべきは表面的な部分ではなく,その本質的な部分.
これは現場管理でもそうなのです.
作業するだけの人は,そこまで理解していなくても作業できますが,管理する人はなぜそれをやるのかを理解して具体的な指示を出していないと意味がありません.
その武器が強力であればあるほど,間違えた使い方をすればしっぺがえしも大きく,それを思うままに振り回すのには知識が必要なのです.



まずは何を模倣するか?
ナノプラスの場合は非常に簡単で,トップページに書いてあることを何度も読んで理解すること.
現場の何か一つも模倣しても意味がないのです.
モノを見たり考えたりする時は,大きなところから見ていき,その後で細かい部分を詰めていきます.
どういった考え方でそれをするのかが理解できていないと,現場でまったく違う行動になって出てきますからね.



---ここからはオンラインサロンのみの投稿です---
2021年03月22日 10:00

日本製品を使うことの意味

最近,縄文式経営という言葉をよく使いますが,それは人間が生きていく上での本質が見えやすいからです.
みんなで得意分野を持って役割分担をして狩りにいき,獲物をみんなで分け与える.
食べ物を分け与えることは命を分け与えることですね.
現代で言えば,仕事を頼んだり,スタッフを雇用するのに,誰に命を分け与えたいかということを指します.
長く続いた古き資本主義は一言で言えば略奪の歴史.
いかに人からお金を奪い取るか,自分だけが儲かればいいという時代でした.
その洗脳から抜け出すことはなかなか難しいかもしれませんが,そろそろ変わっていかなければいけない時期に来ています.


 


安いからと
中国や東南アジアなど,物価や人件費の安く国で物を作って仕入れをする.
というのがごく一般的でしょうか.
原価が下がり,国際競争力が高くなりますからそうでしょう.
しかしそれを行うことで,自分の身の回りの経済はいいにしても,日本国内全体の経済としては大きなマイナスになることにお気づきでしょうか?
原価が下がり,国際競争力が高くなっても,それを購入する日本人のお財布の中のお金が減っているのです.
輸入しなければどうしようもない資源は別として,日本国内でできるものを安いからという理由だけで海外で作ってしまうのは,自由経済とは言え,あまりに利己的ですね.
身の回りの経済をミクロ経済,大きな経済をマクロ経済といいますが,その2つは繋がっているので,長期的に見れば結果自分に返ってくるのです.



トレールモップも
中国で作ればもっと安くできるでしょ?
なんて言われたことはたくさんあります.
1/5とかの原価でできることは知っています.
しかしロス率や運送や大量の在庫や保管など様々なものまで含めて原価計算していくと実はそうでもありません.
それを知らずにやっている会社は多いですね.
大量生産ということはそれだけ変化に弱いということなので,時代の変化やニーズの変化に追従できなくなってしまいます.
まるでナノプラスの柔軟なワックス管理と,普通の硬いワックス管理のよう.



製造業が海外移転したことで
国内の製造業は干上がってしまい,雇用の喪失だけでなく,技術の伝承もされなくなってしまいました.
技術の伝承がされないから,生産性の低い仕事ばかりになり,低賃金の仕事が溢れていきます.
安ければ売れないから安くするということが安易なのです.
元々日本の製品は高いクオリティで世界でも評価を受けており,日本人にわかりやすく説明するとスイスの時計のようなものでしょうか.
そういった一番の強みを,グローバル化という言葉に騙されて手放ししてしまっているのです.
若い人の働く場所,成長するチャンスそういったものを目の前のお金に目が眩んで失っているのです.
自分の子孫たちのことを大きな目で考えていないのが,これまでの悪しき資本主義でした.



現代では
コロナショックによって多くの失業者が露頭に迷っています.
※これがアップされるころはもう終わっているかもしれませんが...
目の前で同じ国民が困っている状況です.
命を分け与えるのに,目の前の同じ国民の方が先ではないでしょうか?
何か物を買う時に少し高くても日本製品を買うことがそれになります.
トレールモップの加工は,当社の近隣の就労支援施設に依頼しています.
おそらく仕上がりの完成度が高くて,どこかの縫製工場で加工しているのだろうとか,中国でまとめて作っているのだろうと思われがちですが,そうではありません.
社会構造によって働きたくても働けない人たちに,働ける環境を作って頑張ってもらっています.
その技術やスピード,上達の速さはプロ顔負け.
彼らの弱みはコミュニケーションが広く取れないこと.
強みは特定の人とのコミュニケーションは強く,興味を持ったり責任も持ってやろうと決めたことに対する集中力や持続性は非凡であること.
つまりはある環境下では働くことができない人達でありながら,ある特定の環境下ではプロを凌ぐ天才集団に変わるのです.
働きたくても働けない人に働きやすい環境を作って,喜んで働いて,これまでのような税金の補填による最低賃金以下の研修手当という賃金より,やった分だけ給料が上がるんだと
就労支援施設に依頼する会社は,だいたい安くできるだろうという魂胆で依頼しますが,当社では普通に当たり前の単価を払ってお願いしています.
プロというのは,結果に対して報酬が決まるのであって,時間に対して決まるものではありませんし,自社の仕事に関してそういった制度を利用して利益を上げるということをしたくないので.
うちのスタッフがそれだけもらえるなら内職したいという声も以前ありましたが,あまりに技術のレベルが違うのでバツでした.
そもそも彼女達はお金がモチベーションになってなく,必要としてもらえることが嬉しいようではありますが.



失ったものを戻すのが大変
農業や文化的な物もそうですが,買い支えることが,そういった大切な物を継続させることになります.
このままグローバル化の嘘に騙されていては,日本は本当にもぬけの殻になってしまいます.
なくなったものを取り戻すのは非常に難しいのです.
普段の生活や仕事で使われている物も,少し立ち止まって考えられてみてはいかがでしょうか?
起業家は,自分だけが儲かればいいというレベルで仕事をする人が多いでしょう.
しかしそれで多くの人が幸せになるでしょうか.
1割くらい高くても国産のものを買うことで,長い目で幸せになる人が増えて,経済は良くなり回り回って自社もよくなるのです.


ちなみにですが,ナノプラスの製品はそういった理由からなるべく国産にこだわっています.
ケミカルに関しては鮮度や品質の問題もありますしね.


---ここからはオンラインサロンのみの投稿です---
未来予測も含めたお話です

2021年03月18日 10:00

著作権の話

先日現場で著作権の話になったので,整理しておこうと思います.
一般的に,論文などを書く場合には,出典を記載しますね.
「〇〇さん著 作品〇〇より引用」と記載します.
これは論文の常識ではなく,一般常識ですね.
SNSなんかでも当然当たり前のマナーになってきます.

私もこのコラムで取り上げる時は,その人の名前を出すようにしています.
誰でも知っているようなことならともかく,一般的ではない,既知ではないのものだったりするとその方に敬意を称してそう記載します.
その人からすると悪い気はしません.
宣伝にもなっていますしね.
しかしあたかもそれは自分が考えたんだということを言われた時に,著者が聞いたらはどう思うでしょう.
実際に思いついたかどうかは分かりませんが,著者からするといい思いはしません.
著者以外の他の人が聞いた時はもっと最悪で,「はいはいあの人のパクリね」と白けられてしまいます.
芸能人やYouTuberを見ていてそんなことは何度もあり,元ネタこれねと失笑します.



引用します
岡田斗司夫さんが2011年に書かれた評価経済社会は,すでに10年以上前でありながら秀逸な未来予測から貨幣経済の終了を予測されました.
未来予測に関してはかなり高い情報分析力をお持ちの方です.
オタキングというあだ名で,本当にオタクの王様のような面白いおじさまです.
にこ動/YouTubeの岡田斗司夫ゼミでも解説されたことがありましたが,評価経済と著作権も大きな関わりがあります.
これ以上解説するとネタバレになってしまうので,ここでやめておきますが,以下の本質的なところにリンクします.



本題に入りますが
ナノプラスのユーザーさんより,ホームページの資料や写真,画像,ロゴなどをホームページや提案書に使用しても良いかというお問い合わせを頂きます.
製作者は私で,著作権に関しては当社が持っているので,事前に確認頂くのはありがたいことです.
オンラインサロンについては,基本的には内容の公開は禁止ですが,記事投稿者の承認を得れば問題ないとしています.
都度確認頂くのも大変かと思いますので,以下のようにルール付けをしたいと思います.
ホームページ自体が情報資産ではありますが,業界全体が良くなる為なら,基本的にはフリーにしていきます.


・ナノプラスのユーザーさん
当社ホームページやSNSおよびショッピングサイトにある画像および動画,記事やイラスト,ロゴなど都度確認頂くことなくご使用頂いて結構です.
何か問題が発生した場合は,当社の判断で使用を止めて頂くお願いをする場合があることをご理解ください.


・ナノプラスのユーザーさん以外の方
ご使用される場合は,お問い合わせフォームよりどの部分を引用してどう表現するのか,発表前に資料などをお送り頂き事前承認をお願い致します.
当事者の利益の為でなく,業界全体が良くなるのであれば,他のメーカーさんが使われることも承認する場合があります.


以上,ご理解のほど宜しくお願い致します.
2021年03月16日 10:00

予防清掃と言っていた時代

その昔バフマシンを使ったドライメンテナンスは,高速且つ高トルクのプロパンバーニッシャーによってUHS(ウルトラハイスピード)なんて言われた時代がありました.
昔よくやった通ってきた道です.
当時は1万㎡なんてドライじゃないと管理できないとも言われた時代でした.
今となってはわざわざバフを一工程入れること自体がハイスピードではなく,清掃すらしない時代にシフトしてきました.
ナノプラスの根本的な考え方は,汚れてから掃除する清掃ではなく,汚れないように清掃するメンテナンスでもなく,汚さないようにすること.
ドライメンテナンスは予防清掃とも言われ,この20年近く経ちますが,それでも未だそれを理解できていない人の方が多いのがこの業界です.
ここではバフマシンが削ったワックスの粉やパッドのカスが空気を汚すという話は,一旦横に置いておきます.



まずはドライメンテナンスの歴史
ここでは海外メーカーのものは除外して日本のメーカーのもので大きく区分けします.
ワックスを削っていたジョンソンのスプリントシステムの時代
ワックスを熱で柔軟にして削りやすくしたユシロのプライム時代
いわゆる熱可塑というやつですね.
これによってバフレスポンスが良くなり,光沢も上がりやすくなりました.
熱でワックスが溶けるなんていう人もいますが,それならバフをかけることでどんな傷でも埋まってしまいますね.
ドライメンテナンスは毎日を綺麗にすることで,定期清掃周期を伸ばそうという時代でした.



少し話はそれますが
汚れにくいを目指したナノコロイド洗剤
この10年くらい流行っていますが,実はもっと昔からあったのです.
高いのでなかなか清掃業界の実用には向きませんでしたが.
しかし汚れないのではなく,あくまで普通の洗剤に比べて汚れにくいだけでした.



ワックスからコーティングへ
この数年は,シリカ系(いわゆるガラスコーティング)や硬化剤入りの2液性のウレタン,10数年前はUV照射のコーティングなどもあり,定期清掃を無くす方向性が,コーティングとドライメンテナンスで2極化していました.
私も一通り経験しました.
そのくらいドライメンテナンスをやりながら,ドライメンテナンスに対しても日常清掃と定期清掃の総合的なコストや空気を汚すことに疑問も持っていました.
しかし剥離が困難であり,剥離ができると謳っているものの10年も経過すると完全剥離は不可能.
剥離できるワックスでも10年経過すれば,剥離するのにはそれなりに難易度が上がります.
酸化による硬化で密着率が下がったり,対薬品性が上がりすぎることから,ワックスを開発する人間から言わせると,2年くらいで剥離することが最適とも言われます.
多機能還元水はそれを伸ばしても大丈夫にする為にあるようなものです.



汚さない時代へ
現代は,汚れないものだけで構成して,汚さずメンテナンスを簡単にする.
しっかりとした被膜を作る.
これによって,定期清掃という概念をなくして,年回数を減らすことが普通のワックス被膜でもできるようになり,被膜の取り扱いがしやすいことから,コーティングのようなリスクや初期投資も,ドライメンテナンスのような機械や車の設備投資も不要になりました.
予防清掃からそもそも汚れなければやらなくても良いという考え方です.

これからの時代は,さらにこの業界の人手不足が進む時代にシフトします.
どれだけ大手企業であっても,無い袖は振れないのと同じで,人がいない限り業務はこなせず,売上も利益も立たない時代になってきます.
「うちは外注に出しているから大丈夫」なんてことをいう会社は多いと思いますが,その外注先に人がいなければ業務遂行は不可能であり,外注する会社すら減っていきます.
ナノプラスをリリースした時から,効率化を言い続けてきましたが,本当に早い段階で効率化を進めていかなければ,私が知り得る情報や未来予測からして厳しい時代になるかと思います.


---ここからはオンラインサロンのみの投稿です---
2021年03月15日 10:00

2月のコラムの振り返りと追記

いつものように先月のコラムを振り返っていこうと思います.
本日は3月11日.
東日本大震災で亡くなられた方のご冥福をお祈り致します.
またこのコラムがアップされる頃には,その震災の原因も明らかになっていることを願っています.



2月1日とにかくシンプルに
成功者の共通点はとにかくシンプル
なぜか自分にしかできない複雑なモノをやりがちですが,だからこそ事業が拡がりにくいのです.



2月4日分からないことを分からないままに
分からないままにしておくと,永久にそこから進むことができなくなってしまいます.
すぐに調べれば良いことで,どんどん視野が拡がっていきます.
nano+検索も便利です.
Googleは情報が検閲されているので,情報の種類によっては検閲のない検索エンジンである「duckduckgo」をお勧めします.



2月8日ワックスの塗布回数
厚塗りか薄塗りかという永遠のテーマ.
レベリングする量で20分以内に乾燥する塗布量が正解なのです.



2月11日人事評価の話
個人評価→チーム評価→評価しないと移り変わる人事評価.
これからの世の中は縄文式経営に回帰し,役割はあるものの,みんなで狩りに行ってみんなで分け合う時代になります.
古き資本主義の時代は終わり,共産主義ではなく,それぞれが自分の得意な役割の中でベストを尽くす時代に変わります.



2月12日マスクの取り扱いについて
スペイン風邪の時代,亡くなった人の多くはマスクによる細菌性肺炎とワクチンだったということは分かっていることですが,それは現代でも同様.
ナノプラスを使われている方なら,菌の時間管理について認識ができていますね.
また知覚できない低酸素症や,吐いた息を再度吸い込むことによる二酸化炭素濃度が上がることによる高炭酸ガス血症,細菌性肺炎が起こっていることが注目されています.
1時間に1回はマスクを外して,綺麗な空気で深呼吸しましょう.



2月18日知覚できないストレス
知覚できないストレスはたくさんあります.
全てのものは固有の振動数でできており,それが崩されるから不調をきたします.
水の結晶なんかは1番わかりやすいですね.
人間の感覚と研ぎ澄ませていくとそういったことも知覚できるようになり,心や体へのダメージを緩和できるようになります.
それはkみかるにとっても同じことだったりします.



2月22日なぜそれをやろうと思ったのですか?
ナノプラス最大の問題.
すべて答えが書いてあるのに,書いてある通りにやろうとしない人がいる問題.
その行動に意味がなく,やる前から結果はわかっているのに違うことをして失敗してしまう人がいます.
その理由を聞いてみると「なんとなく」「今までがこうだったから」など
全ての行動や使うものに意味があるのにそれを理解できていないからそういったことが起こるのです.
洗剤がどうとか,ワックスがどうとか,そういう話をしているのではなくて,製品・技術・情報で構成される仕組みが現場や経営の結果を作り出す総合芸術なのです.



2月25日作業をイメージする
会社から現場に着いて資機材を下ろし,水を汲んで作業を開始します.
どういった作業工程で,どこから始めて何を使った,誰がどの作業をするか.
時間ごとにどこまで進むのか.
それがイメージできていない人が非常に多いですね.
イメージに臨場感がないから,忘れ物をする,見積する時に原価を弾くことができないといった問題が出てくるのです.
見積段階でシュミレーションができていればそういったことは起こらないだけでなく,収益性にもブレが出ないのです.




3月以降でこれまで以上に世界は大きく変わっていきます.(良い方向に)
その為に情報収集や未来予測も行った上でコラムを更新していきます.
宜しくお願い致します.
2021年03月11日 10:00

業務改善についてのお願い Amazonサイトほか

当社の業務改善につきまして,お願いが2点あり書かせて頂きました.


・Amazonサイトについて
現在当社の製品は,BASEをメインにAmazonやFAXもしくはメールにより請求書払い(要事前調整)でのご注文となっております.
ショッピングサイトが2つあり,受注量の増加によって対応が難しくなってきており,今後ショッピングサイトはBASEに統合してスリム化を図っていきたいと思っております.
Amazonは一部製品の物流倉庫として機能する形となります.


つきましては,4月1日以降はAmazonの倉庫に在庫する製品である
・多機能還元水
・多機能還元水ポンプセット
・nano+クリーナー
・nano+クリーナーポンプセット
の4点は今後もAmazonサイトにて購入頂くことはできますが,宜しければBASEサイトをご利用頂ければ幸いです.
全ての製品をAmazonで在庫できれば良いのですが,ワックスの18L缶やパッドなどのサイズの大きなものは送料が逆に割高になってしまうことから,上記品目とさせて頂いております.
大変恐縮ではありますが,宜しくお願い致します.




・当社広島本社でのお引き取りについて
広島本社に製品を取りに来られるお客様もいらっしゃるのですが,この度機密保持などの観点から,事務所での引き取りを中止させて頂くこととなりました.
ただし当社と現場での取引がある会社は,業務上やりとりが発生することからこれから除外となります.
また当社へ来社頂く際にはアポイントをお願いしておりましたが,アポイント無しの方もいらっしゃいます.
せっかく来られたのですが,業務スケジュールが支障が出るので,お帰り頂いたことも数人いらっしゃいました.
事前にメールでも頂いていれば調整可能なのに.
現在のネット環境などを考慮すると感染症があってもなくても面会しての打ち合わせはよほどの理由がなければ必要なく,ほとんどがメールで完結しています.
可能ならお電話でなくメールやインスタメッセージ,LINEなどでのご連絡を頂けるとやりとりの履歴が残るので,遡って調べることができる非常に助かります.
現在脳を使いすぎて,記憶がほとんどできない状態になっている為,電話だと忘れてしまうことも多くあり,逆に迷惑になってしまいます.
ゆっくり話をしたいという方は,飲みに誘って頂ければ伺いますし,またオフ会が始まりましたら,オフ会には参加致しますので,オフ会でお声がけください.
オフ会以外でも毎月定期的にお会いしている方もいらっしゃいます.


現在製品や技術の研究ほか,やるべきことが多くあり,時間や体力のことも考え,効率化を行っております.
将来の良い製品や技術の開発の為,わがままばかりで大変恐縮ではありますが,ご理解のほど宜しくお願い致します.
2021年03月10日 10:00

ピラミッド型からブロックチェーン型へ

コラムのイラスト.026
歴史上最大に,世界の社会構造がこれから変わっていく時代になりますが,それを一言で表すと,


 
ピラミッド型の社会構造から
ブロックチェーン型の構造に変わるということ



で説明できます.
ブロックチェーンについては,説明が長くなりますので,検索されてみてください.
なぜそうなるかというのは,現時点で得ることのできる情報から整理すれば分かってきますのでここでは省略しますが,これまでのピラミッド型構造のものはどんどん崩壊していきます.
それは会社だけでなく,それ以外の多くのものが変化していきます.



縄文式経営
というキーワードを最近よく使いますが,縄文時代はみんなで狩りに行って,獲った獲物をみんなで分けて暮らしていました.
得意分野などからリーダーなどの役割はあるものの,その組織を所有するようなピラミッドの頂点に立って,自分だけが良ければ良いという人はいない時代です.
しかしここは自分の土地という概念ができた時代になり,農耕が始まってそこから進んでいくと,土地を所有していない人がそこで働くという,今で言えば会社のようなピラミッド型の社会にシフトしていきます.
そこから現代資本主義のようなものが始まります.(元々なぜ地球に人間がいてこうなったかを紐解くと簡単な話ですが,濃い内容なのでそこに近づくヒントをオンラインサロンにリンク貼りしておきます.教科書で習ったようなことは起こっておりません)
だからといって共産主義にシフトしていく訳ではありません.
〇〇主義という単純な話でもなければ,適切な言葉が今はないだけですね.
みんなが良くならないといけない主義とでも言いましょうか.



結の心
合掌造りが残る白川郷.
日本の素晴らしい文化遺産ですね.
いつかは行ってみたいと思っているところです.
こちらの合掌造りの家ですが,どんなものかは白川郷観光協会にわかりやすく説明がありますので,こちらのリンクより見てみてください.
この集落では,「売らない,貸さない,壊さない」の3原則に基づいて外観を壊す回想を行わないようになっています.
そして個々の家の助け合いと協力によって成り立っていて,茅葺き屋根の吹き替えを工事会社にお金を出して依頼するのではなく,村民同士がお互いの家の補修を協力して行っています.
ピラミッドでなく,ブロックチェーンのようにそれぞれがそれぞれの意思に基づいてそう動いている環境です.



あらゆる構造の変化
これが会社組織だけでなく,あるゆるものの構造を変えてしまいます.
会社で雇用するという認識はなくなり,一緒に仕事をするという感覚により近づきます.
縄文式のように,役割分担はあるものの上下関係の存在しなくなる組織です.
つまりは会社=法人より組合に近いような組織に変わっていくので,今後は目的に応じた組合に所属する個人事業主という形に我々の業界もシフトしていくかもしれません.
例えばナノプラスを使っているユーザーさん限定で,仕事を請けることができる組合を作って
昔,法人でそれをやろうとしたことがありましたが,自分自身の力不足だったり,お金に魂を奪われている人がいたりとうまくいく物もうまくいきませんでした.
個人個人では,大きな仕事を請けることができない以前の問題で,大手企業の口座開設すらできませんが,多くの人が集まってそれができるものを作ってしまえば,全国的な仕事だったり,大きな建物の仕事も請けることができるようになるのです.



---ここからはオンラインサロンのみの投稿です---


 
2021年03月08日 10:00

2/26月刊ビルクリーニングセミナー資料

当日発表した資料公開致します,
あくまで発表日当日現在の情報に基づくものです.


資料はこちらをクリック
 
2021年03月05日 10:00

ワックスの密着率

前回が重ため(特にオンラインサロンの記事は重かった)だったので,今回は少しライトな感じです.


先日ユーザーさんと話をしていて出た話題.

 
「ワックスの密着率とは何ぞや?」


読んで字のごとく,どのくらいひっついているかってことです.
ワックスって上に載っているだけでなく,ひっついているのです.
で,どのくらい密着しているかで耐久性が決まります.
被膜の硬さで耐久性が決まると思いがちですが,必ずしもそうではありません.
立面や下地が金属のような車のボディなら別ですが,ワックスを塗るPタイルや長尺シートなどはいわゆる弾性床と言われます.
つまりは弾性があり,柔らかい床材なのです.
そうなると床は人の歩行によって絶えず,凹んだり戻ったりするので,それに追従していかなければなりません.



事務所の中の椅子の下
が黒くなっていませんか?
洗っても洗っても取りきれなくて困ることありますね.
あれはワックスが酸化して硬くなり,椅子のように単位荷重が高いものによってワックス被膜が凹んだ時に追従しきれず割れてしまい,そこに汚れが入って黒くなっているのです.
ワックスには柔軟性が必要なのです.
硬いだけだと追従できませんね.



ワックスは層になっています
床材や上に塗ったワックス同士の密着悪いと塗装のようにバリバリ剥がれてしまいます.
密着は0か100ではありません.
そして,場所により異なりますし,ワックスメーカーさんの技術も進んでいるので,そう簡単に目に見えてバリバリいきませんが,厳密にいうとほとんどの現場で密着率は30%も出せていないのです.
よく「スカッフが入っている」なんていうことがありますが,スカッフは簡単にワックスが持っていかれた傷ですから,入ること自体恥ずかしいことなのです.



下に違うワックスがある場合
傷が入る時にえぐられて,密着率の低い下のワックスごと持っていかれることがあります.
100%の密着率を出そうとすると,一度既存ワックスを全て剥離した方が賢明です.
しかしそれにはコストがかかるので,洗浄してUAフィニッシュLを塗って管理することで少しずつ減膜していきます.
密着率が100%出なくても,密着率の改善が毎回の洗浄によって改善されていきます.
多機能還元水の還元洗浄は下地ワックスの還元によって柔軟性が戻るというのが最大のポイント.
他の還元洗剤も同じようなことを謳っていますが,下地まで還元できている洗剤はありません.
それは還元洗浄の仕組みが違うから不可能なのです.



作業の図解やコラムは
その密着率を100に近づける為に必要な教科書.
きちんと学んで理解すればするほど,耐久性は上がり,作業時間が減り,収益性は向上します.
その分労働にかける時間が短くなるので,可処分時間を増やすことができるのです.
その時間で勉強する時間を増やす,いわゆる時間の拡大再投資ができ,余暇の時間も増やせます.


結論からするとたったそれだけのことなのです.
無料でそれができるようにしているのに,なぜしない人がいるのかなという不思議に思うこともあります.
2021年03月04日 10:00