ビルメン業界のプラットフォームnano+
 

フロアメンテナンスシステムnano+に量子技術をプラスし
【世界初】量子フロアメンテナンスシステム(QFS)へ進化しました
水の技術の応用した姉妹品Bath+もご好評頂いております

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開発者コラム

メンテナンスに文化的価値をプラス

以前にもすこし触れたネタを深掘りします。
当社の事業の目的は、業界を幸せにする為に、文化的価値だったり、なくてはならないインフラになる、というようなことを追究し、研究を重ねていることはホームページの最初に記載してあることです。
文化になったものがブランドであるというのは、以前書いたコラムであり、シャネルやヴィトンであったりしますが、その本質的なところを深掘りしていくと、その内容は日本の文化的価値のある伝統的なものとは大きく異なります。



仕事に文化的価値をどうつけるか
現場での仕事に文化的価値を持たせるというのは、この数年の私の大きなテーマでした。
清掃やメンテナンスに文化的価値を持たせるという、意味のわからない難問でしたが、この数ヶ月でようやく結論に辿り着きました。
それにはまだまだ加えていかないといけないことや、みんながそれを理解できる形にしないといけないという問題がありますので、考えている全てを実装にはまだ数年かかると思います。
先日数種類の技術的な分野のテストを現場で行いましたが、やはりその効果は出ているようで、今後も現場での研究のテーマになっていて、色々と実装したいことがありますが、順次取り入れて行こうと思っています。
研究中の技術を生かした営業的な分野や経営的な分野についても、オンラインサロンでは徐々に解説を行っていきます。


---ここからはオンラインサロンのみの投稿です---

 
2021年07月05日 10:00

全体像から把握する

全体像を理解してからでないと、細かい部分だけ見ていてもその価値は見えてこないのです。
細かいところからは全体は見えないのです。


よく「単品のカタログはないのですか?」と聞かれるのですが、これはあえて作っていないのです。
単品ごとの価値なんて、単品だけの価値しかなくて、全体から見ればどうでも良いことなのです。
単品のカタログが存在することによって、単品からみる視点ができてしまいます。
単品から見ると、全体像は見えないのです。
現場で起こることは、ワックスの性能がどうとか、洗浄液がどうということ単体で起こることではなく、総合的なバランスによって結果が出るモノです。


例えば多機能還元水はそれ自体が洗浄方法としては革新的で、単体でも使い方によっては高い洗浄力を持つけれど、それは全体をパズルで例えるとピースの一つでしかありません。
ナノプラスは、UAフィニッシュLやUAコーティング、トレールモップ、作業や管理の技術や概念など、様々なものによって成立する大きなパズルで、一つ一つのピースを見ていても何も見えてこないのです。
だから、ワックスモップだけとか、UAコーティングだけとか、多機能還元水だけとか、単品しか使っていない人も稀にいますが、その価値を理解できていないということです。


そしてそのピースごとに見るモノの見方は非常に危険で、仕事でも重要なことが見えていないのです。
モノやコトを見る時は、大きく抽象的なものも含めた全体像を見た上でそれを分解して見る必要があります。
地上から地上を見るより、山の上や宇宙から見た方が全体像が理解できますね。
それと同じで、日本の歴史を知るには世界の歴史、世界の歴史を知るには地球の歴史、地球の歴史を知るには宇宙の歴史を知る必要があるのです。
仕事に置き換えると、現場を良くするには経営を知って変えて行かなければいけないということですね。
だからナノプラスは、ホームページの最初のところに大きなところから小さなところへいくような順番になっているのです。
洗剤やワックスのことが知りたいなんていう話もよくあるのですが、それ以上に重要なことはそこにあり、洗剤やワックスの細かいことなんて知らなくてもなんとでもなったりするのです。

つまり最初の部分で思考回路の組み替えをホームページ上で行っているのですが、それでも細かいところから見たい人はいるようです。
大きなところから見ると、経営的目線から入る必要があるのです。
いくら現場が良くなっても経営的な目線がずれていると何にもなりませんから。


---ここからはオンラインサロンのみの投稿です---


 
2021年07月01日 10:00

コンフォートゾーンを抜け出す

すこし脳科学と量子物理学の話になりますが、「コンフォートゾーン」とは自分自身が快適に感じる環境。
細かい説明を聞きたい方は、YouTubeで「苫米地博士 コンフォートゾーン」で検索されて動画を観られてみるといいでしょう。
苫米地博士が述べられている内容からも引用します。
表に出られている方の中では、おそらく日本人で最も頭の良い方ですから、色々と勉強できます。



コンフォートゾーンは
サッカーや野球でいうところのホームですね。
アウェイでは十分な力が発揮できなくても、ホームだと力を発揮できるので、ホーム有利とされています。
どうやって自分のコンフォートゾーンに持ち込むか、コンフォートゾーンの中で仕事をするかというのは非常に重要なこと。
はじめての現場だったり、新規のお客さんのところに行って話をする場合、慣れないことをする時はコンフォートでないゾーンであったりします。
うちの会社が定期清掃しかしないというのも、同じ現場でも臨時の1回きりだとコンフォートゾーンではないのですが、定期清掃になることでコンフォートゾーンになってしまうからということも1つだったりします。



初めての現場の初回作業は
コンフォートゾーンではないので、無理をしないのが鉄則です。
最初から剥離をする人がいますが、サッカーで言えば、アウエイでハットトリックを決めるような話で、リスクの方が高いのです。
一度作業をして、作業の流れや作業しないと見えないリスクを確認した上で、2回目から色々と組み立てきます。
一度作業してしまえば、そこはコンフォートゾーンなのです。



最初の作業では
そこでは実績のない、まだ?マークのついた会社なのです。
しかし初回に何も問題なく、今までより良い実績を残して信用がつけば次回からは応援してくれます。
応援してもらえるようになると、非常にやりやすくなりますね。
事務所テナントさんだと、応援してくれるレベルの会社なら、椅子やゴミ箱を机の上に上げて帰ってくれています。
これだけで非常にやりやすいですね。
この「応援」というのは、ホームでいう応援そのものなのです。



悪いコンフォートゾーン
しかしコンフォートゾーンが悪い方向に働く場合があります。
社長がスタッフさんに「新しい〇〇をやるぞ!」と言うと、スタッフさんは自分自身のコンフォートゾーンを守る為に、できない言い訳をクリエイティブに考えてしまいます。
それによってなかなか新しいものの導入が進まなかったり、いつの間にか元に戻ったりしています。
コンフォートゾーンを変えたくない心理は、通常は良いことなのですが、ぬるま湯に浸かったビルメン業界においては、ぬるま湯に浸かった茹でガエル状態であり、気が付いたら茹で上がってしまっている会社もあります。
そんなぬるま湯から出なければいけないという話から始めないと、そういった変化をすぐに受け入れて変化しようとする土壌のない会社は変わることもないでしょう。
コンフォートゾーンから出ない会社や人は、そこから成長することはないのです。



他社が変わるより早く変わる
それだけ選択肢が増え、ビジネスチャンスが拡がるのです。
変わらないことや、他社より遅く変わることで出るメリットなどないのです。
海が怖くて沈みゆく船から脱出しない人は、沈む直前まで船に乗っていて、いざ海に飛び込もうとした時に、状況が悪化していたり、体力がなくて泳げなかったりと、決断は早い方がいいのです。
我々の仕事は、海に飛び込むのと違ってやってみてダメでも引き返すことはできますね。



ナノプラスは進化するスピードは
一般のビルメン用資機材メーカーよりはるかに早く、その差はいつまでも縮まらないことを考えると、事業を展開する上で、有利なポジションに身を置いておくことは重要なことです。
それはナノプラスを現場で使うことだけではなく、オンラインサロンに参加したり、オフ会に参加したり、オフ会を主催したりして、様々な情報を得ることができたり、一緒に仕事をする仲間を得ることができたり、得意先を得ることができたりと、そちらも非常に重要なポイントとなっています。
会社によっては、お客さんまでをもその中に巻き込んで事業を展開されている会社もあります。
ここまでフル活用すれば、その効果は絶大です。
私はオフ会でも結構大人しくしてあまり喋らないタイプ。
自己紹介もしないので、私のことを掃除屋さんが1人来ているなと思ったまま帰る人もいるようです。
話しかけて頂ければちゃんと会話はできます笑

学校ではありませんし、普通のメーカーではないですから、頼まれてもいないのに「一緒にコンフォートゾーンを出ませんか?」なんてお誘いすることはありません。
自分の力で踏み出せない人は、その先でも踏み出すことができません。
しかし一度勇気を出してコンフォートゾーンから出ようとナノプラスに関わった人は、正しい意思を持っている限りお助けします。


こんな話をしておいて何ですが、、、私自身は仕事でもプライベートでも、どちらかというと自分のコンフォートゾーンから出ずに、あまり人と会わないよう結界を張っているようなタイプです。
しかし学びたい分野についてはコンフォートゾーンから出てどんどん学ぶタイプです。
最近思ったのは、この数年で勉強している分野はいくつあるのだろうかと。
あまりに分野が多すぎますが、物事を見るには他分野からの視点がどうしても必要なのです。
やりたい仕事が趣味になっているので、これといって苦痛はありません。
しっかり勉強してナノプラスにフィードバックしていきたいと思っています。


---ここからはオンラインサロンのみの投稿です---
2021年06月28日 10:00

アーカイブ ワックスを塗ることが悪いことだと思っていませんか?

今回は2017年7月30日の記事のアーカイブです。
アーカイブも最近ナノプラスをはじめられた方に人気があるみたいです。

ワックスを塗ることが悪いことだと思っていませんか?というタイトル。
https://freedom2006.com/blog_articles/company_F014.html
世の中には未だにドライメンテナンスなるものがあり、私の予測では2020年頃には、コスト面や空気を汚すなという理由で無くなっていると思っていました。
しかしコロナショックで空気汚れでACE2受容体に関する問題がありがならも、まだ存在しているというのは、ドライダスターも含め異常とも感じます。
業界として、バフを使うドライメンテナンスやドライダスターを禁止すべきではと思っております。


↓ここからが過去記事です。

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ワックスを塗ると剥離があるからと時間をかけてバフで復元される
方がいらっしゃいます。中には塗らないことにこだわっている方も。
塗っても塗らなくても早く綺麗にできればなんでもいいと考えます。

nano+はワックスを塗っても剥離作業が発生しない技術です。
洗浄で減膜でき、減膜できるのに洗浄で光沢が復元できます。
剥離がなく、作業が早いならワックスを塗るのが最善の策です。
塗った方がお客様の満足度も高いですしね。

10年以上前に私は光沢復元洗浄の理論を提唱し、
実際に剥離ゼロを現場で運用してきた第1人者だと思っています。
※光沢復元洗浄の理論は技術資料集のページのnano+の被膜管理を参照
それによってフロアメンテナンスは大きく変わり、
洗浄で減膜をしていくことで剥離をすることがなくなりました。
業界でもそれを模したシステムをリリースするメーカーさんも出てきました。
しかしまだまだ本来の理論とはかけ離れた、パッドに頼った復元していて
洗浄スピードを殺してしまい、十分なコストダウンにつながっていません。
nano+はこれまでのノウハウを元に、光沢の復元や被膜についての考慮、
現場での作業も加味して洗浄液の設計を行っています。


またUAフィニッシュLは耐久性と汚れにくさ・耐ヒールマーク性、
耐油汚れ性能を併せ持ちながら自己細分散性ワックスより剥離性が良く
多機能還元水とnano+クリーナーの500倍希釈で非常に簡単に
減膜しやすくなっているので、光沢復元性がよく、被膜が
黒ずむことがありません。

そういったことまでトータルで考えて設計していますので、
何も気にせず、ワックスを塗って作業時間を短縮頂ければと存じます。

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↑ここで記事終わり

ドライメンテナンスを禁止するかどうかは別にして、UAフィニッシュLを塗ってしまった方が、同じ光沢レベルまで上げようとした場合、塗ってしまった方が早いのは、現場で実際にテストをして検証をしたことがあります。
圧倒的に早いです。
塗ってしまうとワックスが黒ずんで、剥離が発生するからという問題でバフを使われますが、それは洗浄が甘いことの騙しでしかなく、洗って汚れた被膜を除去して、塗る量と除去する量のバランスが取れていれば、いくら塗って問題ありません。
ナノプラスでは、むしろ積極的に塗っていかないと、うちの現場のように、洗ったらワックスが無くなって塗らないといけなくなったなんていう残念なシーンが年に数回あります。
4月から9月の間にUAフィニッシュLをしっかり塗っておけば、冬の間はひたすら多機能還元水+黄パッドで光沢復元洗浄をするのみです。
寒いから早く帰りたいというのもありますが、冬に作る被膜と夏に作る被膜ではその質は大きく変わります。

年間でうまく計画立てて被膜を作っていきましょう。
これからが塗るのに良いシーズンが始まります。

 
 
 
---ここからはオンラインサロンのみの投稿です---

 
2021年06月24日 10:00

仕事と評価・信用とお金と〇〇

仕事とは、その成果をお金に変えていると勘違いされている方が多いのではないでしょうか。
本来は仕事をすることによって、評価や信用が蓄積してお金に変わっているのです。
時間を切り売りしてお金に変えているという人もいますが、それはバイトであり、仕事とは言いません。
また時間を切り売りしていても、そこに評価や信用がないと結果的にお金にならないことを見落としてはいけません。
仕事→評価・信用→お金となっています。
「某お金を配るおじさんは、お金→評価・信用となり、換金効率が悪い」と、評価経済を書いた岡田斗司夫氏は語っていますね。



信用が蓄積しない仕事
信用が蓄積しない仕事の代表例は、詐欺ですね。(仕事ではありませんが)
1回限り人を騙して終わりの詐欺は信用は必要ないのです。
詐欺ではありませんが、仕事でも顧客の評価や信用が得られない仕事ってありませんか?
やる前から失敗が見えているやつなんかはどうですよね。
失敗すると分かっていて仕事を請けてしまい、自分自身の評価が下がってしまう仕事は皆さん経験あるかと思います。
お付き合いだから仕方なく断れないなんていう人がいますが、これ絶対にやってはダメなやつです。
失敗が見えているのなら、先に予防線を張っておく必要があります。



評価や信用が蓄積する仕事
やるべき仕事はこれなのです。
評価や信用が蓄積するから、どんどん仕事が楽になっていくのです。
関東の首都圏では、定期なんてなくても、いくらでも仕事があるから必要ないなんていう人もいますが、ゼロスタートより積み重ねの方が楽に決まっているのです。
評価・信用=お金ではダメなのです。
評価・信用>お金になるような仕事をしましょう。
そうすればどんどん仕事は繋がっていき楽に事業を進めることができるのです。



---ここからはオンラインサロンのみの投稿です—

これはコラムにはまだ当分書けない最後の〇〇の部分の話。
2021年06月21日 10:00

地球的・宇宙的なモノの見方

iu
お前の為にチームがあるんじゃねぇ
チームの為にお前がいるんだ‼︎

というスラムダンクの一コマ。


我々生物という観点から見ると、自分自身の為に地球があるのではなく、地球の為に自分自身がいるんだ‼︎
ということになります。
そもそも地球環境が悪くなれば、住むところが減っていきますし、食料や資源も確保が難しくなります。
だからこそNWOや国連はSDGsなんてやったり、人口削減なんかをやっていたりしますが、そんなことをしなくてもちゃんと地球環境のことを考えれば問題なんてないのです。
つまり地球の環境を考えずに生きていたり、仕事をしている人は要らないのです。



これを拡げていくと上記のようにすごく大きな話になってしまい大変なので、現場レベルに話を絞って進めていきます。
現場作業をする際に、地球環境のことを考えて作業をしているでしょうか?
極端な話ですが、作業しないことが1番環境に良いのですよ。
電気も水道も使いませんし、現場までガソリンを焚いていくこともありません。
そして作業するにしても、多機能還元水で洗浄するだけなら、界面活性剤を使って洗ってワックスを塗ったり、剥離してワックスを塗るより環境に優しいですね。
今後はこれまで以上に地球環境を大切にする動きが進みます。
世界的や政治的な施策というより、そういったことを重視するという価値観が強くなる時代になっていきます。
これまでの不勉強な掃除屋さんの、排水であったり、環境負荷の高いケミカルだったり、そういったものはどんどん制約を受けるようになっていきます。
汚れを落とすのが仕事なんだから、落とせばいいのよなんていうのは素人。
どう安全なもので落として、安全に状態で排水できるかが大きなポイントです。



多機能還元水+スチーマー
インスタでユーザーさんが投稿されていましたが、レンジフードの清掃で多機能還元水+スチーマーを使うことで効率化ができるという話です。
このホームページには「洗浄の方程式」をアップしていますが、「温度」の部分を上げることにより、界面活性剤を使わず、作業の効率化を図るということですね。
反応時間の短縮だけでなく、固形になった油を液体にして落としやすくして落としているとも言えます。
洗浄の方程式と言っていますが、これはごく単純な自然の法則なのです。



また自然の摂理に基づいた現場の結果
清掃は化学なんていう人もいますが、そんなことはなく、以前コラムにもそういった話を書きましたが、様々な学問を複合的に必要としており、私も様々な分野の勉強や研究を同時に行っています。
天ぷらは人間の5感を使った総合芸術なんていう表現をしますが、清掃やメンテナンスという仕事もまさにそうで、5感と様々な知識を使った総合芸術であり、そういったことから私は自分の現場を「アート」としています。
人それぞれの価値観でもありますが、アートと言えるほどやり込むには、この仕事に関わる自然の摂理を知っておく必要があるのです。


我々にはまだまだ課題がたくさんあります。
ひとつずつ課題を解決して、地球環境を良くしていきましょう。


---ここからはオンラインサロンのみの投稿です---


 
2021年06月17日 10:00

アーカイブ nano+の洗浄液は使えば使う程、被膜の耐久性が上がります。

先日過去記事のアーカイブをアップしますと書きましたが、今回は2017年7月27日の記事のアーカイブです。
オンラインサロンにも追記していますので、確認してみてください。

nano+の洗浄液は使えば使う程、被膜の耐久性が上がります。というタイトル。
https://freedom2006.com/blog_articles/company_F012.html
前回の被膜の状態というコラムとちょうどリンクする部分です。


↓ここからが過去記事です。

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写真は45日前に施工した日常清掃のないスーパーの
入口横の青果売り場のウェットダスターをかけた後の写真。
前回作業洗浄してUAフィニッシュLを1層のみ。
毎月耐久性が上がり、スーパーでも洗浄機を押せば
終わってしまうというフロアメンテナンスの時代になりました。
タイルに傷が多いので光沢は出ません。
ほとんどの現場がnano+導入3ヶ月程度で明らかに
耐久性が変わり、1年前のUAコーティングの耐久性をも
ワックスタイプのUAフィニッシュLで上回るように
なってきました。

今回の作業は実験もあったので、全面洗浄してUAフィニッシュL
を1層塗布で仕上げましたが、これまで4名×4.5h=18hかかっていた
作業時間は4名×2.5=10hまで45%削減。
品質は向上しています。


一般的に洗剤は汚れやワックスを落とす為の設計となっています。
被膜に柔軟性をと謳っている洗剤なんかもあります。
これまで色々な洗剤も使い、開発も行ってきましたが、
下地被膜まで柔軟にできる洗剤はなく、長期的に見ると
いざ剥離しようと思うと洗剤の希釈が濃くなり、
根本的な解決ができませんでした。
 
ワックスやコーティングは被膜が硬くなると割れの原因だけでなく、
脆くなるわ、密着が悪くなるわと耐久性は落ちるばかり。
それだけでなく、洗剤の反応も悪くなり、どんどん剥離性が落ち、
濃い洗剤を使用する羽目になってしまいます。
その分ケミカルコストが高くなるだけでなく、リンス性も悪くなるので、
作業性が落ち、被膜の密着率も落ちてくるという悪循環に陥ります。

次亜水のような強制的な被膜硬化は、短期的に初期は良いですが、
半年経過以降みるみる耐久性が落ちてくるので、nano+では
被膜を無理矢理硬化させることは行いません。
一般的なワックスでは、耐久性は硬化と密着率のバランスで
決まりますが、それに占める硬化の割合は少なくなっています。
根本的に密着率が高ければ、リスクを負った硬化は必要ありません。

nano+で使用する多機能還元水とnano+クリーナーの洗浄液は、
これまでの還元水や還元洗剤でできなかった還元効果で、
被膜の柔軟性を維持できるので、被膜の耐久性が落ちていきません。
汚れも同様です。
剥離ができないカーペットやセラミックタイルでは、
1年程度経過すると汚れが落ちにくくなるという現象が
おきますが、それも多機能還元水の還元効果で防止することができます。

nano+は綺麗になることは当たり前で、いかに常に簡単に早く
作業が完了し、人件費を削減でき、利益率が改善できるよう
システムの設計を行っています。
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↑ここで記事終わり

当時の技術レベルでの比較ですが、この頃から多機能還元水なしの時代にUAコーティングで出していた耐久性は、UAフィニッシュLで出せるようになり、作業する人を選ばず、作業時間の短縮ができるようになりました。
現在はさらに耐久性が上がっていますから、日常清掃のない食品スーパーで、UAフィニッシュLを塗って2ヶ月目の定期清掃でも、光沢復元洗浄だけでUAフィニッシュLを塗った時の状態を維持することは難しくなくなってきています。
日常で洗浄機に多機能還元水を入れて走っていれば、定期清掃は不要ですね。
今後は人手不足の問題から、定期清掃なしというのが主流になってくるかもしれませんね。
オンラインサロンのメンバーさんの現場で、都内の事務所ビルでは、UAコーティングを2年くらい前に塗布して、ダスターしたかけていませんが、光沢がむしろ上がっているという現場もあります。
つまりはそのレベルの施工ができる人が高い単価をもらって、定期清掃をなくしていくという流れになるのだと思います。


---ここからはオンラインサロンのみの投稿です---
2021年06月14日 10:00

被膜の状態

レベルの高いユーザーさんから頂いたナノプラスのレビュー


短い期間では気が付かなかったけど、2年、3年と使ってきて、そういえば強洗浄や剥離をしていない(元々あまり剥離をしなくても管理できるレベル)
というレビューを頂きました。
そして多機能還元水しか使わなくなったと。
発注の履歴を見てみると、nano+クリーナーはわずかで確かに多機能還元水ばかり。
剥離した後にUAコーティング+UAフィニッシュLに塗り替えて作業をしていないのですね。
それには多機能還元水の還元効果による被膜の柔軟性と対薬品性の関係が大きなポイントになります。


普通の洗剤(還元洗剤と言われているものも含む)で洗ったり、日常清掃で水道水で洗剤を希釈して洗っていたりすることで酸化が進む、ワックス被膜は過度にかたくなって追従性がなくなり、密着率が低下します。
これが現場で理解できるようになると、フロアメンテナンスをする人として上級者への入口です。
そして対薬品性が上がっていきます。
20年くらい経ったワックスがカチコチになって、剥離剤が効かないという経験をされた方は多いかと思います。
そう、毎回の定期清掃であれに近づいているのです。
元々大気中に酸素がある以上酸化はしますが、そういったことでさらに進みます。
次亜水やクエン酸のようなもので強制的に硬化させるとこれが極端に進んでしまいます。
初期は傷に強いですが、半年もしないうちに大きな傷が入るようになり、ワックスと洗浄液の反応が悪くなるので汚れた被膜が残って黒ずんでいきます。
減膜量が減ると傷の消し込みができないという問題が出てきますから、それを消そうとして塗れば塗るほど傷が目立ちます。



この違いがわかるレベルの人になると
nano+クリーナーを使ったり、ワックスを塗り足したりしないのです。
多機能還元水の希釈を500倍→333倍→250倍→100倍とコントロールしていき、nano+クリーナーを使わず、多機能還元水と黄パッドで光沢復元洗浄を行い管理するようになります。
nano+クリーナーを入れた場合に比べ、大きな被膜のレベリングが取れない代わりに、小さなレベリングが整うので、ワックスの傷の状態に希釈が合わせられるようになると、洗い上がりの光沢感が変わります。

もちろんそれにはしっかりとしたワックス被膜の耐久性を出しておくという前提があります。
深い傷が入らないから、大幅に減膜する必要がなくなるのですね。
その為には正しい洗浄・回収・乾燥・ワックス塗布・ワックスのレベリングと乾燥がポイントになります。
一言で書けばたったこれだけなのですが、このそれぞれの精度を上げていくことでワックスの耐久性は大きく上がります。
そうして毎回の作業が、多機能還元水と黄パッドによる洗浄のみであれば作業時間も作業に対する精神的負荷も大幅に減らすことができますね。

---ここからはオンラインサロンのみの投稿です---

 
2021年06月10日 10:00

5月のコラムの振り返りと追記

今月も前月のコラムを振り返り追記していきます。


5月1日 どんな業種と取引するか
どんな業種と取引するかは非常に重要なことですが、これを意識して仕事をしている人はどのくらいいるでしょうか?
そしてそれ以上に重要なのは、普段から1番多い仕事の基礎となる部分のレベルの底上げをしていくこと。
特殊=あまり使うものではないもの、をいくら頑張っても経営的に長期の結果に結びつくことはないのです。



5月6日 知識がないものは認識できない
どんなものでもそれ自体を見たことがなかったり、その知識がないものは認識することができません。
ワックスの密着率はワックスの耐久性に直結するものであり、単純に強いコーティングを塗れば耐久性があるのだろうと思う人は多いですが、この密着率を理解できていないと思うような結果は出ません。
密着率は目に見えないものではありますが、ワックス被膜の耐久性という目に見えるもので見ることができます。
だからこそ勉強して、そういったものを勉強していく必要があるのです。



5月13日 近い5人を見れば分かる
その人を知るには、その人のことを知らなくても、その人の近しい5人を見れば分かると言われる言葉。
似たものが集まるとも言われますが、だいたい同じ価値観だったり環境だったりの人が集まるのです。
逆を言えば、自分がなりたいと思う人と付き合うようになれば、自分もそうなることができるとも言えますね。
私のネットつながりの人達は、変な人ばかりです。
おそらく多くの人が信じないと思いますが、涼宮ハルヒの名シーンに出てくるような、宇宙人、未来人、超能力者など、表には出ていない異能の持ち主の一般の人は日本には多く隠れていたんだなと感じるこの頃です。
そんな人とつながりを持ちたいと思えば現実化するという世界。
実は日本人はそれを実現する能力を持つ民族であったりします。



5月17日 伸び悩みを感じる人
ナノプラスを使われている人を見ていると、伸び悩んでいる人を見かけます。
本人は至ってうまくいっているので、何も感じていませんが、いつの間にか自己流が入って、ズレが生じていて、そこからレベルアップできずにいる人ですね。
整体のようにズレができているといけませんから、お困りの方はご連絡ください。
原因は小さな慢心。



5月20日 アーカイブ記事
この回から始めた過去のアーカイブ記事
コラムをはじめて初期の頃の記事で、「綺麗になるのは当たり前です。」というコラムを書きました。
この記事で書いていますが、メーカーごと、管理会社ごと、清掃会社ごとなんていう単位で色々とやっていてはもう遅い時代かもしれません。
業界全体で業界課題の解決に努めていかなければ、我々の業界は必要とされない日が来るかもしれません。



5月24日 コメダとスタバのユーザビリティ
経営的な視点で、「何を提供しているか」という話。
私は、コメダの顧客視点というのがこれからの時代に必要なものだと思っています。
これまでの株主目線のいかにもという感じの資本主義はオワコンであり、それでは我々の業界は今度どういった視点でどう事業を行っていくのかを考える必要があります。



5月27日 早い方が良い
「前から気になっていました!」というお問い合わせやメッセージをよく頂きます。
それはありがたいことなのですが、気になっていた時間はもったいない時間です。
思い立ったらすぐ行動あるのみです。
100万円くらいの設備投資がいるのならリスクを伴いますが、5,000円ではじめることのできるナノプラスに投資リスクなどほとんどありません。
そして早くから取り組んだ方が、実は楽なのです。
特にどんどん考え方や技術、製品の進化が進むナノプラスでは、内容を掘り下げていこうと思うと、それなりに内容のボリュームになっていきます。
早めに取り組んだ上で、コラムも1日1記事ずつでも振り返って頂ければ、内容も深めやすいと思います。



5月31日 イメージの仕方
これは結構大切なことで、いろんなことに使える奥義みたいなものです。
イメージトレーニングなんて言いますが、どうイメージすればいいかということについて書いた記事。
このイメージの仕方を正しくできれば、成功への近道になるのです。



5月はあまり現場の技術的な内容に触れる記事がありませんでした。
かなり抽象的な内容が増えてきたという声も頂くのですが、現段階で知っておいた方がいい内容を優先して書くようにしています。
大きく価値観や社会構造が変わっていく中で、それに対応していける内容にしているという一面もあります。
また読まれている方がどのようなことを読みたいのかというもありますので、リクエストがあればそちらも取り入れた内容を書いていきたいと思っています。
インスタのメッセージもしくは、お問い合わせフォームよりご連絡頂ければ幸いです。
宜しくお願い致します。
2021年06月07日 10:00

メンテナンスに未来をプラス

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↑の写真は、多機能還元水250倍と黄パッドで洗浄した後の写真です。
nano+クリーナーやSPPパッドを使っていない割には汚水が灰色ですね。
洗浄前はホワイトボードや椅子をゴリゴリひこずられて酷い傷が入っていました。
とてもではないですが、多機能還元水では傷が消し込めないレベルなので、本来はnano+クリーナーを入れて洗浄してUAフィニッシュLを塗りたいところですが、多機能還元水だけで復元してしまいました。
nano+クリーナーを入れると減膜量が増えるので、傷の消し込みはしやすくなりますが、表面がつるんと仕上がらなくなり、艶ボケした感じになってしまいます。
多機能還元水だけだと、表面はつるんと仕上がるのですが、減膜量が小さいので傷が消し込めないという問題がありました。



研究中の技術を使うことで
界面活性効果を出して、洗浄液のはじきも防止した上で減膜量を増やしているのです。
ちなみにナノバブル水も、リリースをしていない界面活性剤フリーにする為のアダプターも使用しておらず、普通の水道水で実験しています。
汚水や被膜が示す通りプラシーボではなく、うちのスタッフも違いを感じていて、洗剤を塗り広げるモップが重たいとコメントしています。
実際にポリッシャーも重たくなるので、ワックス被膜がそれだけ反応していることになりますね。



これがSPPパッドならどうでしょう
黄パッドでもここまでの灰色が出ているということは、SPPパッドなら多機能還元水500倍でもワックス塗布前の洗浄ができてしまいますね。
そして界面活性剤がゼロになりますから、他の密着率に関わる項目を守っていけば、理論上密着率は100%になり、さらに耐久性が上がります。
そうなるとnano+クリーナーもUAフィニッシュLは売れなくなります。
UAコーティングに至っては同じ現場で塗るのは忘れる頃でしょう。
メーカーの営業戦略としては大失敗で、ただでさえ量が売れないナノプラスはさらに売れなくなってしまいます笑
それでも界面活性剤フリーを追求し、環境に優しいメンテナンスはこれからの時代に必要なことなので実行しますが。
使って頂ける方が増えているおかげで、そんな中でもなんとかやっていけています。
2年前に事務所ビルのエレベーターホールにUAコーティングした現在の写真がユーザーさんから送られてきて、そこから日常清掃しかしていないのに、作業した時より光沢が上がっていて、ビルを壊すまで定期清掃なしというのを見た時は本当にやりすぎたと思いました。
正しく作業すればそのくらいいいができてしまうものがさらに耐久性向上してしまうわけです。



話を戻しますが
現段階では自分自身がどのレベルまでの最の効果が出せるかが研究の第1テーマ。
第2段階として、誰でも安定的に使えるようすること。
第3段階として、誰でも現場で安定的に運用できるようにすること。
今年中にはオンラインサロンで研究成果を公開して、先行テストをサロンのメンバーさんに協力頂こうと思っています。
最大の効果を出すには、ある程度いろんな分野の勉強が必要になりますが、最大でなくても現場で誰でも運用できるレベルにはしたいと思っています。
それは2階建てになっていて、1階部分は誰でもできそうで、2階部分はできる人にしかできない感じ。
その間にもう1つ底上げできるものを入れた上で、ナノバブル水などを組み合わせて全体のさらに底上げして仕上げる予定です。
この方法は特に大きなコストがかからないのが特徴です。


こうなってくると、水の硬度により差なども見てみたいので、全国のあちこちの現場で試してみたいとも思っています。
井戸水だったらどうなのだろうと。
なかなか楽しみやワクワクが止まりません。


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2021年06月03日 10:00