世間ではマスクについて様々な意見がありますが,見解が色々あり,何が本当なのか分からないという声がありますので,まとめておきたいと思います.
1 or 0 という見方では間違いがあるので,そうでない見方を説明しておきます.
前提知識として,↑PCR陽性者・感染者・発症者の違いを理解した上で読み進めてください.
先日専門医と打ち合わせした内容も含め共有させて頂きます.
マスクはウイルスに対して防ぐ能力を持たない?
N95のマスクであっても100%防御することはできないでしょう.
無いよりはマシといったところでしょうか.
効果が少ないものの,ゼロというわけではありません.
周りに感染させない為?
飛沫感染に対して防止は可能です.
しかしそこに落とし穴があって,↑で説明した通り,マスクを通って入ってくるということは,マスクを通って出ていくのです.
理解していない民衆が大騒ぎするので,空気感染しないという体になっていますが,感染者の体内でウイルスは増殖され,身体が異物と感じ咳などで吐き出したり,呼吸で出てきますので,ウイルスはある程度の量放出されます.
これは多くの病原体であっても一緒ですね.
なので,マスクをしていれば大丈夫というのも全て正解ではありません.
そして感染者の場合,マスクをすることで,マスクがウイルスの蓄積する場所にもなり,吐き出したウイルスをまた吸ってしまい症状が悪化することが考えられます.
そうなってくると,感染者は家で換気をしっかり行なって,1人でゆっくり寝ることが一番の対策になります.
新型コロナウイルスに対して
喉が痛んだ時に痛んだ箇所を補修する為の酵素,ACE2受容体が補修を行ってくれます.
そして新型コロナウイルスは,このACE2受容体と引っ付くように作られています.
なので,喫煙(電子タバコも),煤煙(排気ガス),PM2.5などのように喉を痛める空気の悪いところでマスクをしていないと感染リスクが上がります.
PM2.5の多いエリアと重症化率が髙いデータも確認しました.
我々の現場では,埃が多いだけでなく,ドライダスターやバフ作業によって空間が汚染されます.
だからこそトレールモップのようなウェットダスターであったり,光沢復元洗浄のようにバフを使わないメンテナンスが必要なのです.
重症化する人
重症化する人は免疫力が低下している人(体調が悪い,体温が低いなど)や喉が乾燥し,肺まで吸い込んでしまっている人
喉を痛め大量のウイルスを吸い込んでいるということ.
喉が乾燥すると,喉の繊毛運動が低下しますから,より深いところまでウイルスが入り重症化します.
ウイルスの多い空間に長時間いるとそうなってしまいます.
そういった理由から
マスクの意味がまったくないわけではありません.
N95マスクではかなり改善されることは自分自身の体で実感していますが,吸入する酸素量が減るリスクもありますので,夏や暖かい場所では難しいと思います.
酸素不足による別の問題が起こることもあります.
特に私のように呼吸器系の疾患で,気道が細くなる人は危険です.
苦しくて外して歩いていて,東京駅で連日職務質問されたこともありました💦
すべてのことにおいて言えますが
物事の一方向から見ることなく,様々な方向から見ることが必要です.
手を消毒しすぎて,菌の生態系を壊してしまい,肺炎球菌が増えたというのはもはや既知.
専門医曰く,新型コロナウイルスは陽イオン荷電しているので,陽イオン系の消毒洗剤でなく,陰イオン系の普通に売られている手洗い石鹸で手洗いをすれば十分だそうです.
病原体=除菌という安易な考えではいけないわけです.
またウイルスの構造上,新型コロナウイルスは塩素系でも不活性化させる能力が低く,より濃く使用する必要があります.
そして次亜水などは安全と言われていますが,何に対して安全なのかというのも大きなポイントです.
巷には様々な情報が溢れています
テレビで報道されたから,新聞が書いたから,ファクトチェックがされているから,大学教授が言ったから,政治家が言ったからそれが正しいという時代ではなくなってきました.(昔からそうだけど)
その背景には,どこかからお金をもらって言わされているのであって,そこに都合の良いことを言う汚れた世の中になっています.
むしろマスコミの逆で,マスコミで正しいのは日付とスポーツの結果だけともネット民の間では言われています.
まさにメディアの東スポ化とも冗談のように.
自分自身の力で正しい,汚染されていない綺麗な情報を得ることが必要な世の中になっています.
それが何を言っているのか,現段階で理解できない人も多いかもしれませんが,もう少し経てばその意味もわかるようになるでしょう.
2021年01月20日 12:27