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フロアメンテナンスシステムnano+に量子技術をプラスし
【世界初】量子フロアメンテナンスシステム(QFS)へ進化しました
水の技術の応用した姉妹品Bath+もご好評頂いております

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開発者コラム

【2021年4月1日〜】テナント社製品値上げのご案内

テナントカンパニーよりマシンと一部のパーツの価格表改定があり,値上げが発生するという案内がありましたので,ご案内させて頂きます.

詳細は,以下の通りとなっています.
・変更時期:4月1日出荷分より
・価格変更幅:マシン本体3%up(T1B,T2,T300,T350,6100)
マシン本体5%up(3640,S20,S30,800,T12)
他一部パーツも改定あり

T2とアップライト以外は推奨しておりませんが,T2も含まれますので,もし購入をご検討の方は,納品までのタイムラグも考慮頂き,3月初旬くらいまでにご検討頂ければと存じます.
清掃システムを開発する人間として,洗浄機を現場で使う人間として,将来的な危機感も感じているので,そろそろ洗浄機を作らないといけないのかなとも感じるようになってきました.
オフ会などではお話をしたことがありますが,これまでの洗浄機メーカーというのは非常に無駄が多く,世界規模で事業を行わないと合わない事業とも言えるもので,世界規模での統廃合が行われてきました.
国内で生産している会社もあるようですが,根本的に古い常識にとらわれているから効率的ではなく,はるかに効率的に安く洗浄機を供給し,修理も簡単にすることは可能なのです.
最大の問題は自分自身の仕事をこれ以上増やしたくないこと.
あるところにそれを実行するようそそのかしております.
そろそろ尻を叩きにいかなければなるまいか...
誰かやってくれないものだろうか.
2021年02月05日 10:00

分からないことを分からないままに

コラムのイラスト.013
人間知っていることしか知らないので,知らないことは恥ずかしいことではなく,聞くはひと時の恥,聞かぬは一生の恥と昭和の頃は言っていました.
そして現代は Google先生のおかげで,恥をかかずに聞くことができる心地よい世の中になりました.
分からないことを調べる人と調べない人に大きく分かれ,その差はどんどん広がっていきます.

分からないことを分からないままにしている人は,知れば人生が変わるのに,知らないまま人生を終えていくのだろう.
とある書き物を見たことがありますが.何も専門家でなければ分からないような難しいことを分かるようになれという話ではありません.
少なくとも仕事に関わることについては,調べてもいいのではないかなという話です.
経営者になればその範囲は広く,調べるものがたくさんあって,何を調べて何を調べないかを判断しなければなりません.


----------ここからはオンラインサロンのみの投稿です----------

 
2021年02月04日 10:00

とにかくシンプルに

コラムのイラスト.012
今まで多くの経営者に会ってきましたが、成功している伸びている会社の経営者に共通することは、



 
「シンプルな考え方」




であること。
小利口な経営者ほど細かく考えて複雑化していき自分自身でもよくわからなくなっていくのです。
そんなものが働くスタッフさんに浸透するはずがありません。


その昔、うちの会社の経営計画は辞書のように分厚いものでした。
それだけかなり色々と細かいところまで分析してやることもたくさんありました。
とにかく複雑なのです。
そして作るのにそれなりに時間もかかってしまい、細かい分事業年度の途中で何かが変われば、あっちもこっちも修正していかないといけないというなかなか大変なものでした。
経営者仲間に聞くと、途中で変わった分は面倒だから諦めてそのままやるよというかなりいい加減な意見もありました。


そこからシンプルに考える経営者と交流するうちに、そこまで精密な経営計画を作るのをやめました。
ページ数もかなり減り、その計画は1年に1回でなく、何かあればリアルタイムで更新されていきます。
もちろん予算立てはしていきますが、それ以外のことは本当にざっくりざっくりと。
経営計画をつくるのに時間を使うことがコストなのです。
予算も定期清掃が増えるごとや年度の途中で使いたい経費があった場合に変わっていきます。
昔と違って、時代の流れの早い変革の時代では来年のことなんて誰にも分からないのです。
なので、3カ年計画、5カ年計画なんてざっくりこうなりたいと立てても、細かいところまでやるのは時間の無駄でしかありません。
それより重要なのは、正しく利益の出る仕組みの会社を作るのを先にやること。
そこが間違えていなければ、後で修正はできるのです。
シンプルにするコツは、


諦める!捨てる!


やることが多すぎるからできないし、複雑になるのです。
シンプルにやるべきことを限定し、それを徹底的にやり込むことで生産性が上がります。

以前、誰でも作れる経営指針書をnano+オンラインサロンにup致しました。
理念とか事業目的とか、経営者の勉強会ではよくありますが、誰でも半日かからず作れる仕組みがあります。
そのまま金融機関に出すだけで評価が上がり、金利が下がりやすくなります。
見てみたい方はHPよりオンラインサロンへご参加ください。
大事な部分ではありますが、そこに時間をかけるのは時間の無駄でしかないのです。



----------ここからはオンラインサロンのみの投稿です----------
2021年02月01日 10:00

アポ管理とタスク管理とさらなる効率化

コラムのイラスト.011

スケジュールにはアポイントや現場の予定を入れますね。
しかしそれでは正しいスケジュール管理ではないと言われています。
そこに足りないのはタスク管理。一昔でいうところの、to doリストですね。
空いた時間に優先順位でやらないといけない事を入れ、管理をしていかないとスケジュール管理とは言えません。
アポイントとタスクがバラバラの人が多いのです。
特にチームで動く場合にはこれが共有できていないとスムーズに仕事が進みません。
今のITが進んだ時代でもまだ手帳を持っている方も多いですが、私は昔から断然icloudのカレンダー管理。
ちなみにメモは全てメールで下書きに保存。
実はこのコラムも下書きに書きためているものがたくさんあるのです。
iPhoneから見ても、Macから見ても、iPadから見ても同じカレンダーで、端末がなくなってもログインすればいいので、スマホをなくそうが、手帳をなくそうが関係ありません。
手帳よりセキュリティレベルは高いくらい。
androidとWindowsの組み合わせならGoogleカレンダーですね。
この組み合わせが逆になると非常に非効率。
デジタル庁によって色んな話が進んでいますが、例えば取引先とのメールでのやりとりで、それで決まったスケジュールを手帳にアナログで書き込む。
原本がデジタルのものをアナログにわざわざ落としていますね。
契約書にしてもそう。デジタルデータをわざわざ印刷してコピーを作成して押印をしていて、この数年では電子契約にシフトしてきましたね。
印紙税収が減るので、そのうち印紙税の法律が変わるのではと思ってみたり。。。

----------ここからはオンラインサロンのみの投稿です----------

2021年01月28日 10:00

多機能還元水パッケージ変更 2L→4Lへ

多機能還元水4L
2月1日より多機能還元水のパッケージのリニューアルをさせて頂きます.
さらなる現場のコスト削減を行う為,現在の2Lのパウチから4Lの光の入らない白い容器に変更を行います.
パッケージの変更に伴い,付属する部分も変更になります.
詳細は以下の通りとなっていますので,ご確認の程,宜しくお願い致します.

・多機能還元水2Lパウチを4Lの白い容器+ノズル付きに変更
 nano+クリーナーも現在庫以降で容器変更
 浸透剤(仮)はしばらく2Lパウチと18Lで継続.
 いずれ4Lとへの変更も考えており,最終的には容器を統一します.
・容器の製品ラベルの色とキャップにドットシールで色分けを行い視認性を上げます.
・多機能還元水2Lのパウチは在庫限りで廃止,廃止までは4Lと併売します.
・現場への持ち運びも考慮し,2L容器は継続して販売します.
・スターターセットの見直し
 内容の見直しを行い,5000円にし導入しやすさを進めます.

価格表も変更致しました.
ご確認の程,宜しくお願い致します.
2021年01月26日 10:00

仕事の本質

コラムのイラスト.010
仕事をする上で、時間を価値に変えているというものの見方があります。
人は自分の時間を売ってお金に変えているという認識ですね。
本質的にはその時間を使って労働を行って商品やサービスを提供しているものをお金に変えており、その収益を労働に対する給与として分配しています。
結局はそれだけの収益を上げることができた人には多く給与を払おうということになります。

営業マンだとどれだけ利益額と利益率を出せる物件を新規契約できるかと明確です。
現場で作業する人であれば、1人あたりの作業可能面積・管理可能面積によって1人あたりの利益額・利益率が決まってきます。
1人で3人分の面積を1人で管理できるのなら2人分の給与を払ってもいいですし、事務職の人であれば3人で処理していたのを1人でも処理できる仕組みを作る人なら2人分払ってもいいですよね。
要は効率化の仕組みを作れるかどうかということなのです。
ナノプラスは1人で10人分くらいの管理面積を管理できるようにしてしまおうというものです。



なかなか給与が上がらないっ!
という声は様々な業界で聞こえてきます。


 
同じ時間で同じ仕事をしていたら給与は上がる理由がない!



言い方を変えると、同一労働同一賃金!
昭和の高度成長期は経済全体が戦後からの復興で大きくなっていたので、給与を増やしても経営に問題はありませんでした。
物価も上昇していましたし。
しかし現代はそうではありませんね。
ビルメン業界でも同様な声は聞きますが、お客様から頂く管理費は毎年同じ。
ややもすれば毎年減額になっているところだってあるのです。

仕様変更をせずに単価を下げるのは一番愚かな行為です.


----------ここからはオンラインサロンのみの投稿です----------

 
2021年01月25日 10:00

汚水回収率の話

コラムのイラスト.009
いくら汚れを落としても正しく回収できていないと残ってしまうので意味がないのです。
そんな当たり前のことをと言われそうですが、それを正しく計算できているでしょうか?
立面で水をいくらでも使えるところならいいかもしれません。
しかし床だとPタイルでもコンポジタイルとホモジタイルでも違いますし、木や石、カーペットなど床材によって回収率は異なるので、本来はそれを計算して作業しなければいけないのです。
リンスする場合も、大量の水と少量の水では残留率は異なりますし、吸い込みの多い床材では、吸い込んだものを回収する対処をしなければなりません。
特に剥離では吸い込みによって回収率が低いと、密着不良や硬化不良が顕著に出てしまいます。



作業方法でもかわります
正しくメンテナンスされていないバキュームやスクイジー で回収するのと、正しくメンテナンスされた洗浄機やバキュームでするのとでは、残留量が変わるので当然それは耐久性にも差が出てきます。
スクイジー で切るということは、表面しか取れていませんから、吸い込まれているものは吸い上げできません。
そして洗浄機であればスクイジーの前側の穴の数を少ない方に変えて、スクイジー内の負圧を上げることで吸い込まれた洗浄液を吸い上げる効率を高くします。



洗浄液だけではありません
ナノプラスでは、通常洗浄の場合はリンスが不要な洗浄液設計になっています。
しかし油汚れがひどい場合だと油分が残る可能性があるので、リンス作業を入れることがあります。
汚れの方にリンスをした方がいい原因があることも忘れてはいけません。
2021年01月21日 10:00

マスクの効果

イラスト集.018
世間ではマスクについて様々な意見がありますが,見解が色々あり,何が本当なのか分からないという声がありますので,まとめておきたいと思います.
1 or 0 という見方では間違いがあるので,そうでない見方を説明しておきます.
前提知識として,↑PCR陽性者・感染者・発症者の違いを理解した上で読み進めてください.
先日専門医と打ち合わせした内容も含め共有させて頂きます.



マスクはウイルスに対して防ぐ能力を持たない?
N95のマスクであっても100%防御することはできないでしょう.
無いよりはマシといったところでしょうか.
効果が少ないものの,ゼロというわけではありません.



周りに感染させない為?
飛沫感染に対して防止は可能です.
しかしそこに落とし穴があって,↑で説明した通り,マスクを通って入ってくるということは,マスクを通って出ていくのです.
理解していない民衆が大騒ぎするので,空気感染しないという体になっていますが,感染者の体内でウイルスは増殖され,身体が異物と感じ咳などで吐き出したり,呼吸で出てきますので,ウイルスはある程度の量放出されます.
これは多くの病原体であっても一緒ですね.
なので,マスクをしていれば大丈夫というのも全て正解ではありません.
そして感染者の場合,マスクをすることで,マスクがウイルスの蓄積する場所にもなり,吐き出したウイルスをまた吸ってしまい症状が悪化することが考えられます.
そうなってくると,感染者は家で換気をしっかり行なって,1人でゆっくり寝ることが一番の対策になります.



新型コロナウイルスに対して
喉が痛んだ時に痛んだ箇所を補修する為の酵素,ACE2受容体が補修を行ってくれます.
そして新型コロナウイルスは,このACE2受容体と引っ付くように作られています.
なので,喫煙(電子タバコも),煤煙(排気ガス),PM2.5などのように喉を痛める空気の悪いところでマスクをしていないと感染リスクが上がります.
PM2.5の多いエリアと重症化率が髙いデータも確認しました.
我々の現場では,埃が多いだけでなく,ドライダスターやバフ作業によって空間が汚染されます.
だからこそトレールモップのようなウェットダスターであったり,光沢復元洗浄のようにバフを使わないメンテナンスが必要なのです.



重症化する人
重症化する人は免疫力が低下している人(体調が悪い,体温が低いなど)や喉が乾燥し,肺まで吸い込んでしまっている人
喉を痛め大量のウイルスを吸い込んでいるということ.
喉が乾燥すると,喉の繊毛運動が低下しますから,より深いところまでウイルスが入り重症化します.
ウイルスの多い空間に長時間いるとそうなってしまいます.



そういった理由から
マスクの意味がまったくないわけではありません.
N95マスクではかなり改善されることは自分自身の体で実感していますが,吸入する酸素量が減るリスクもありますので,夏や暖かい場所では難しいと思います.
酸素不足による別の問題が起こることもあります.
特に私のように呼吸器系の疾患で,気道が細くなる人は危険です.
苦しくて外して歩いていて,東京駅で連日職務質問されたこともありました💦



すべてのことにおいて言えますが
物事の一方向から見ることなく,様々な方向から見ることが必要です.
手を消毒しすぎて,菌の生態系を壊してしまい,肺炎球菌が増えたというのはもはや既知.
専門医曰く,新型コロナウイルスは陽イオン荷電しているので,陽イオン系の消毒洗剤でなく,陰イオン系の普通に売られている手洗い石鹸で手洗いをすれば十分だそうです.
病原体=除菌という安易な考えではいけないわけです.
またウイルスの構造上,新型コロナウイルスは塩素系でも不活性化させる能力が低く,より濃く使用する必要があります.
そして次亜水などは安全と言われていますが,何に対して安全なのかというのも大きなポイントです.



巷には様々な情報が溢れています
テレビで報道されたから,新聞が書いたから,ファクトチェックがされているから,大学教授が言ったから,政治家が言ったからそれが正しいという時代ではなくなってきました.(昔からそうだけど)
その背景には,どこかからお金をもらって言わされているのであって,そこに都合の良いことを言う汚れた世の中になっています.
むしろマスコミの逆で,マスコミで正しいのは日付とスポーツの結果だけともネット民の間では言われています.
まさにメディアの東スポ化とも冗談のように.
自分自身の力で正しい,汚染されていない綺麗な情報を得ることが必要な世の中になっています.
それが何を言っているのか,現段階で理解できない人も多いかもしれませんが,もう少し経てばその意味もわかるようになるでしょう.
2021年01月20日 12:27

働いたら負け

コラムのイラスト.008
前回の続きです。
働いたら負けなんて,


 
真面目に働いているのになんてことを言うんだ!



と怒られそうです。
このフレーズは秋葉原にある面白いTシャツ屋さんにあるやつで、2ちゃんねるやオタクの業界ではよく知られた言葉です。
これを額面通りに受け取ってはいけません。
他で私が好きなTシャツは「週休7日」
5秒くらい理解できませんでしたが,毎日休みということですね.

仕事を仕事をして働くと負けという意味ですね。
仕事を趣味にしてしまえば勝ちということです。
つまりはやりたいことをやっている時点で、楽しいから食うのに困らなければ幸せなのです。
仕事が楽しくて趣味になれば楽しくて仕方ないのです。
どうしてもそうならない人は、最低限の収入分だけ働いて、あとの時間は自分がやりたいことをする!
と、これはアップルの創業者スティーブ・ジョブズの遺した言葉ですね。
もはやお金に縛られる生活なんて昭和的考え方で、生活コストを下げることができればあまり収入なんて必要ないのです。
日本はデフレが続き、生活コストが下がったことで、実はそれがやりやすくなっているのです。
今の若者はそういう価値観の人が増えてきているように思えます。
しかしこれは昔から似たようなことが言われていて、いわゆる「やりがい」というやつですね。
趣味だからではなく、その仕事に満足感を感じることができるからでしょう。

で、前回からの話が続くのですが、仕事を仕事としてする人の方が多いかと思います。
生活に必要な収入を短時間で得ようと思うと、利益率の向上が必要になるのです。
つまりは利益率の向上が自分の幸せにつながるんですね。
そして趣味にしてしまえる人には、現場の結果も簡単に出てしまいます。



そうナノプラスって「幸せを創造するもの」なのです。
2021年01月18日 10:00

チャンスを掴むには

コラムのイラスト.007
人間の体で調子が悪かったら病院に行きますね。
そこで何が悪いかを判断して薬を出してもらいます。
基本的には処置をした後で、症状を緩和する薬を処方されてしっかり寝てお大事にというパターンです。
しかし後天的で慢性的な病気や肩こりなどは、原因があってその症状が出てしまっています。
それを薬で騙し騙ししていても、根本的な解決にはならず、薬の副作用のリスクも増えていきます。
この


 
「根本的な解決」


というのが今日の1つ目のテーマで、現場で言えば色々ありますが、例えばバフで剥離周期を伸ばしても根本的解決ではないということですね。
経営的に言えば赤字と分かっていても仕事を請けてしまったり、単発の継続性のない仕事を請けてしまったり。
苦しい時だからこそその仕事をしてしまうのですが、しかしいつしかそれが普通になってしまいませんか?
どこかで意識してそれをやめていかないと会社は赤字物件という悪い病気を持ったまま生きていくので、いつか大きなダメージを喰らいます。
そして以前のコラムでも書きましたが,数字に見えない赤字物件というものが存在します。



目に見えない赤字とは
数字上は利益は出ているのです。
しかし目に見えない経費がかかっていて実際は赤字になっているということ。
たとえば報告書の作成だったり、事前に鍵を受領して、また後日鍵の返却に行ったりと、その時間の自分の人件費を経費に入れていますか?
中小企業の社長のあるあるで「自分の人件費だからお金かかっていない!」という一言。
いや、その会社の中で一番人件費高いのですよ。
誰かにそれをやってもらって利益が出ないのなら、その物件赤字なのですよ。
社長の仕事は、その人じゃないとできない仕事をすること。
ある程度収入を確保すると、誰でもできる仕事はやるべきではないのです。



そしてメインのテーマの「チャンスを掴むには」
という話につながっていきます。
この仕事はめっちゃチャンス!という仕事はあるのに、現場を回しきれないから受注できないということはありませんか?
私もこの仕事をしていてそういう会社をたくさん見てきました。
その仕事をやれば安定もして利益が出るのに、単価の安い単発の仕事ばかりでそれに追われてその大きなチャンスを得ることができないという残念な会社。
そりゃ安い単発の仕事に追われているので、ずっとしんどいままですよ。
この業界の必勝パターンは、
・いかに定期の物件を増やすか
・定期物件の利益を増やす為に設備投資を行う
・無駄な見積作業や日程調整などの営業や管理業務を減らし利益を増やす
 (例えば日程調整を毎月第1土曜日というように固定すれば調整は不要ですね)
といったところが鉄板ですね。
単価が高いから!と単発の仕事をやるのなら、工事業をした方が絶対的な金額が大きい工事業の方が正解なのです。
うちの会社も総合管理をしていますから、エレベーターのリニューアルで1000万とか、空調のリニューアルで2000万円とかあるわけです。
しかし1回1000万円の仕事より、年額120万円の仕事の方がはるかにいいですね。
利益率の違いもありますが、10年で1200万円、20年で2400万円です。

話は逸れましたが、チャンスを掴むには、掴む手を開けておかなければならないのです。
そしてその手を開けておくには、片手だけで必要な収入を稼いでしまう利益率が必要なのです。
利益率が低いからそれだけ数で稼ぐ必要があり、その分消耗もすればリスクも増える。
スケジュールが埋まるからチャンスを掴めないという悪循環なのです。

長くなりそうなので、次回に続きます。
次回は「働いたら負け」というテーマです。

----------ここからはオンラインサロンのみの投稿です----------
2021年01月14日 10:00