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【世界初】量子フロアメンテナンスシステム(QFS)へ進化しました
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開発者コラム

7月度nano+セミナー【無料】のご案内  オンライン

HPバナーデータ.002

7月のnano+セミナーのご案内です。


オンラインのセミナーでは、ホームページの解説動画を見て頂いていることから、
・ご不明な点のすり合わせ
・それぞれの会社に合わせた現場での問題点の解決
・経営課題の解決
という、製品の説明だけのセミナーではなく、現場や経営課題の改善というところまで踏み込んで、会社がよくなる為の時間にして、1セミナーにつき、1社限定のプレミアムなセミナーに深めていきたいと思っています。


※セミナーはオンラインも含め、雇用調整助成金の教育訓練の対象にもなります。

日額加算がありますので、詳細は厚生労働省のHPを確認ください。



 

スケジュール

いずれももしくは東京事務所になります。
10日13時〜15時
11日13時〜15時
13日13時〜15時
14日13時〜15時
15日13時〜15時
16日13時〜15時
17日13時〜15時

※申し込みは日程を記載の上、こちらからお問い合わせください。
返信する際に、zoomのリンクをお送り致します。
上記以外の日程につきましても、調整の上対応させて頂きます。
5名以上受講者がいらっしゃる場合で伺ってのセミナーをご希望の方は移動の時間と経費も考慮させて頂き訪問させて頂きます。

セミナー参加条件

参加される方全員が、
「HPゆっくり解説動画」を観られていること
「図解付きゆっくり作業解説」を見られていること
を参加条件とさせて頂いております。
「ゆっくり解説動画」は、これまで初めての方向けに行っていたセミナーの内容になっています。

それぞれの会社に合わせたセミナーを開催致しますので、1社もしくは1グループでの開催となり、先着順となりますので、申し込みの段階で別の日への振替をお願いすることがある可能性があります。
オンラインのセミナーについては、zoomで開催致しますので、事前に登録をお願い致します。
コロナ時代では、zoomを使えない企業は生存確率も減る傾向がありますので、登録頂く為にzoomを選択しているという意味もあります。



 

セミナーでは、

・剥離清掃を無くしたい
・作業を楽にしたい
・現場の作業時間を短縮したい
・現場品質をさらに上げたい
・施工技術レベルを上げたい
・管理技術レベルを上げたい
・nano+を使った経営戦略を一緒に考えたい
などなど、現場から経営まで様々な課題解決の為に多くの方が参加されています。



上記以外の日程でも対応させて頂きますので、お気軽にご相談下さい。
一度セミナーにご参加頂いた方が、内容を深める為に2回、3回とご参加される方や、定期的な社内の研修でご参加される方もいらっしゃいます。

皆様のご参加お待ちしております。

2020年06月19日 10:00

ゾンビ企業

詳細な内容を解説すると長くなりますので、ここでは簡単にwiki先生に簡単に説明してもらいます。


ゾンビ企業(ゾンビきぎょう、あるいはゾンビ会社、英語: Zombie company)とは、経営が破綻しているにもかかわらず、銀行や政府機関の支援によって存続している企業・会社のことである。


連鎖倒産を防ぐ為に、政策として進めていることですね。
詳細は「ゾンビ企業」をググってみてください。
色んな意見があり、ゾンビ企業でも雇用をしていることで社会に貢献しているという見方もありますが、その話になると長くなるので今回は割愛。
ゾンビ法人といった方がリアリティが出るでしょうか。


つまりは、既に経営破綻しているのに経営者自身もそれに気がつかず、コロナの特別融資制度によって生かされている会社。
ゾンビ企業が悪いという話ではなく、ゾンビ企業であることに気がついていないこと、これからゾンビ企業になることに気がついていないことが問題なのです。
それを認識して対策を打たなければ、「景気が良くならないね〜」といって待っていても良くなることはないのです。
例えば売上がこれまでの70%なった場合に事業が継続できるでしょうか?
先日コラムの未来格差の話に連動して、オンラインサロンの記事に7割経済という記事をアップしました。
ソーシャルディスタンスを継続する限り、これまでと同じ世の中など2度とこないのです。
以前はアフターコロナと言っていましたが、ずっとwithコロナのままだと思った方が怪我がありません。
つまり、コロナショックの影響を受けた会社は、今と同じままだとそのうちゾンビになりますよということです。



 

コロナという言い訳

コロナ関連倒産という言葉がありますが、コロナをマイナスに使うのか、プラスに使うのかが問題なのです。
私はプラスにできると思った時に、コロナさんと呼ぶようになりました。
そしてうちの会社も実はコロナを言い訳にしてプラスに使った部分は結構あります。
コロナを言い訳にして、普段ではなかなか踏み切れない企業のあり方を変えたり、他の様々なことに利用することによって、その時に多少のマイナスはあっても、長い目で見てプラスになるようなことを進めてきました。
例えば、現在はセミナーは基本オンラインとさせて頂いています。
それまでは各地でやっていたので、移動の時間も大変でした。
セミナーの数もスケジュール上数をこなせませんでしたが、今ではオンラインになることで多くのセミナーを行っています。
セミナースケジュールに合わない方も多く、セミナー日程以外のところで調整させて頂いている方が多いですね。
今はセミナーでの訪問はしていませんが、オフ会には必ず参加していますし、ユーザーさんから社内の研修を依頼されて訪問したりと、多くの人と会っているのです。
むしろコロナさんによってnano+を既に使っているユーザーさんに対しての時間を長く取ることができています。


どんなマイナスな状況でもマイナスにマイナスをかければプラスになるように、考え方によってはプラスに持っていくこともできるのです。
もし今がゾンビ状態でも、これはゾンビから脱却できるチャンスと捉えて動きましょう。
こういったコロナショックだったり、リーマンショックだったり、経営破綻状態だった会社にとっても、千載一遇の敗者復活戦のチャンスなのです。
無金利で最大据置5年返済10年というこれまでにない条件の公庫の資金調達の条件なので、正しく状況を分析し対策を取れば、復活する可能性も高くなります。
あとはどうやって利益率を上げていくかが重要です。
売上が70%ということは、その分利益でカバーしていかないといけませんから。



 

正解はありません

こんな時代に先は見えません。
上場企業ですら、来季の売上見込みは出せないところが多いのです。
ある程度起こることは政治や経済、金融など全ての情報を総合的に判断すればわかりますが、それが自社にとって直接的に何が起こるかというのは完全にはわかりません。
だいたいの方向性がわかると言うことですね。
こういう時の対処法は、

 
まず決める、やってみる。そしてやった後に考える



調べている時間は別として、悩んでいる時間は無駄な時間で、ゾンビ化が進みます。
手遅れという言葉がありますが、だいたい悪くなる時は決断が遅いのです。
決断して動くのって、何も1回だけと決められているわけではないのです。
nano+を使ってみたいけど、なかなか踏み切れないという人は結構多くいらっしゃるようで、オフ会にもそういった方は参加されています。
15日は東京でオフ会があり、23日は大分でオフ会があります。(23日の詳細はこちら)
参加されている方は、行動されている分だけ良い方ですが、じっとnano+のHPを見ていても、何も現状は変わることはありません。
やってもなければわからないことの方が多いのです。
だってどんな場所でも、立場でも、そこに立ってことのない人でなければわからないので。
オフ会といってもみんなでワイワイガヤガヤ飲んでいるので、お気軽にご参加ください。
東京でも定期的に行っていますので、来月もお楽しみに。

ゾンビにならないようまずは何でもやってみましょう。
2020年06月18日 10:00

なんとなく病

LINEやメールで相談を受けた時に私が聞き返すこのフレーズ。
・なぜそれを使ったのですか?
・なぜその作業をしたのですか?

セミナーではよくお話することで、



「全ての道具や作業に意味はあり、理由がないものはない」




例えばモップハンドル1つ取ってもあるのです。
BootCampに参加された方にはお話しましたが、私はアルミハンドルは使わないのです。
アルミハンドルは疲れる原因になりますので、使う場合はひと加工して使ったり、グラスファイバーのハンドルを使います。

作業にしても道具にしても全てに理由はあるのにもかかわらず、なぜか理由のないものを「なんとなくいいと思った」と使ったり、「良さそうな気がした」と理由のない作業をするのです。
理由のない=意味のないということで、なんとなくとか良さそうということで作業すると、理論的な根拠がないことがほとんどなので、大体残念な結果にしかならないのです。
根本的なことが理解できていないのに、洗剤やワックスを混ぜて使う人なんてのもいます。

新しい製品を「検証して結果が出たら使います」という人がよくいます。
そしてその人はなんとなく使ってしまい、何が良いかも正しく分析できず、結果も出ないまま終わってしますことがわかってしまいます。
結果は出るのです。出るかどうかがわからないということは、その人が「結果を出せない人」だから。
やる前から分かっているのです。
結果の出せる人はそんなことを言うことはありません。

ビルメン業界はこの「なんとなく」がものすごく多いのです。
お問い合わせ頂く内容もこの「なんとなく」をなぜなんとなくしたかと紐解いていく作業をしているようなものです。
登山をしていて、なんとなくこっちの道の方が良さそうだからなんとなくこっちに行ってみようとする人がいるでしょうか?
危険でしかありません。



 

具体的な、なんとなく相談

洗ったのに思うように仕上がらないという相談がたまにあります。
どういう作業をしたのか聞いてみると、500倍の多機能還元水とUS SPPパッドで洗ったのに、光沢が復元される思うような仕上がりにならない。と。
この↑の組み合わせはどこにも書いていない組み合わせです。
やってみてダメだった組み合わせだからHPに書いてないのです。
「なぜ?それをやったのですか?」と聞いてみると『なんとなく』と返ってきます。

この人はなんとなく仕事をしているんだなと思ってしまいます。
だいたいの思いつくことは全てやって良い結果が出ないから今の形になっているのです。
なんとなくでなく、正しい根拠があってそれを実験するのは良いことかもしれません。
しかしそれもなくなんとなくでその作業をして後の始末に困るのは、それを直すのにかかる時間が無駄でしかありませんね。
↑の場合から修正をかけるのであれば、洗ってUAフィニッシュLを塗ってしまった方が確実ですね。
UAフィニッシュLを塗らなかった場合、次の日から明らかにヒールマークの量が増えて日常清掃が大変になり、次回の定期清掃ではヒールマークとの戦いになるでしょう。
正しく作業しておけば簡単に洗って終わっていたものが、なんとなくな作業をしたばかりにこれだけのしっぺ返しがあるのです。

なんとなくは他にも色々とあります。
普段の作業の中でなぜそれをやっているのか、確認されてみてはいかがでしょうか?
nano+では、使用する資機材や作業方法に意味があって決まっていますので、何かを変えるとバランスが崩れてしまいます。
そこに意味を考えて変えたとしても、他の部分で悪影響が出ることもあるのです。

結論、考えずに書いてある通りにしておく。
これが成功への近道です。
考えることはそこではなく、もっと別のところにありますので。
2020年06月15日 10:00

24時間働けますか

おおよそ30年くらい前は、大人から子供まで誰もが知っていたこのフレーズ。
当時小学生でしたが、このCD買った記憶があります。
そう、リゲインのCMです。
若い方はご存知ないかもしれませんが、これがテレビCMで流れていたのです。
今これをテレビで流したら「スーパーブラックだっ!」と炎上間違いなしですね。

そのリゲインのCMですが、時代を経て
「24時間働くのはしんどいので、3、4時間働けますか」というフレーズに変わっています。
30年前は24時間働くビジネスマンは凄いという、価値観はブラックではなく、尊敬する人でした。
当時は山手線の内側の土地価格でアメリカ全土が買えると言われていた日本が強かった時代。
現代でも24時間働くような人もいないわけでもありませんが、ほとんどの人はそうではありませんし、労働関係の法律もそれを良しとしないものに変わってきていて、価値観もいかに短時間で必要な収入を得て、残った時間で趣味に没頭したり、勉強したりという時代に変わってきました。



 

働く人の価値観

経営者も雇用される労働者もそれぞれ価値観を持っています。
たくさん働いてガンガン稼ぎたい人もいれば、収入は少ない代わりにあまり働きたくない人も。
そしてその価値観は育った時代によって変わるもの。
「最近の若いモンは〜」と言い出したらおじさんよねと昔言っていましたが、みんな言うようになるのです。
それは価値観の相違でしかないので。
その価値観の相違を理解して100%それに合わせる必要もありません。
それはそれでいい、これはこれでいいのです。
1日8時間働きたい人もいれば、1日6時間しか働きたくない人もいるのです。
その1日○時間働くという考え方自体が昭和な考え方でもありますが、仕事は時間に縛られるものではありません。
時給という概念からそうなってしまいますが、本来仕事とはやった仕事に対しての賃金であるはず。
アメリカだと、労働通知書でこの何の業務に対して雇用しているかというのが明確にする習慣があります。
これもそういう価値観の違いですね。
労働者の目線で見ると早く終わると給与が減ってしまう会社があります。
そして頑張って早く仕事をした人が評価されるはずなのに、他の人を手伝わされて他の人と同じ時給なのにたくさん仕事をするという、不思議なことが起こります。



 

価値観は変わる

時代や日本を取り巻く環境とともにその価値観は変わっていきます。
それに合わせて事業を展開しないと時代の変化が早い現代では、「これまでは〇〇だった」では置いていかれます。
今までは今までの過去であり、今は今なので。
もしかしたら一周回ってまた24時間働けますかという時代が来ることもあるかもしれませんね。


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実はこのコラム1年くらい前に書いたものでした。
その後コロナショックが起こり、さらに時代の変化は早くなり、時間で働く労働から、仕事で働く労働に世の中はシフトしています。
先日コラムに書いたビフォーコロナとアフターコロナによるルールの変化にある通りです。
そろそろこの業界も時間に縛られて仕事をすることをやめていかなければなりません。
時間に縛られている限り、給与が増えることはないのです。
2020年06月11日 10:00

6月のnano+オフ会のご案内

オンラインサロンのメンバーが一部SNSでアップをしてくれていますが、
サロンメンバー主催の6月のnano+オフ会のご案内です。

6月15日18時〜 東京 北千住駅周辺
6月23日18時〜 大分 大分駅周辺
nano+で管理されている店舗の居酒屋で行います。


nano+をまだお使いでない方もご参加頂け、既に使われている方の話を聞くこともできます。
時節柄、体調の悪い方には参加を遠慮頂いており、人数にもある程度制限させて頂いております。
参加ご希望の方はお早めに、こちらのお問い合わせフォームもしくはインスタグラム、もしくは他SNSにアップされているサロンメンバーの投稿より申し込みください。
また他のエリアでもオフ会のご希望ありましたらご要望頂ければと存じます。

2020年06月10日 16:17

未来格差の話と 続次亜塩素酸水の話

未来格差とは、
岡田斗司夫氏が提唱する、所得や教育によるものではなく、未来に対する感度によって生じる、未来を知っている人と知らない人で起こる格差のこと。
情報によって未来が想像できる人とそうでない人の差とも言うべきでしょうか。
未来がどうなるかがわかっていればそれに備えることもでき、以前コラムでも書いた良いポジション取りができ、事業や自分自身の人生も有利に、楽にすすめることができます。
これは訓練すればできるようになるので、nano+をずっとそれを継続しており、業界の多くの人からは理解されませんが、だいたい今やっていることは業界の5年〜10年後の姿で推移しています。
某大手メーカーさんがワックスとコーティングの中間というのを以前発表しましたが、それってUAコーティングのことですよね?
うん、だいたい5年くらい。計算通り。計算が少しずれたのは良品ではなかったこと。。。



 

我々の仕事でも、

経験を積んでくると、営業であれば次にお客さんがどんなことを言ってくるのか分かっているので、先にその質問が出ないようにこの資料の説明をしておこうとか、現場であれば1年後の床がどのくらいの状態で維持ができるのか分かるようになります。
様々な情報が蓄積することで、来月は傷んでいることが予測されるのでリコートを前もってしておこうとか、最初から年間でわかっているので、ここはリコートというように管理を行っていきます。
これは経営的な面でも同じことで、決まった情報を集めることで世の中の動きが分かり、その世の中の動きから数ヶ月遅れてやってくる自分の周りの環境変化を予測することができます。
例えば今回のコロナ騒動。
発生から起こる一連の流れはある程度想像できていました。
想像できていなかった点は、ここまでの自粛騒ぎになるとは思っていなかったことと、FRBが想像以上に支援を行ってヘッジファンドを守った結果、2月くらいが危ないと言われていた金融危機が起こらなかったこと。



ビルメン業をやっていると、地域密着業ということもありミクロ経済(自分の身の回りの経済)しか見なくなってしまいます。
マクロ経済(大きな経済)は自分には関係ないやと。
しかし経済はつながっているので遅かれ早かれ影響は出てくるので、マクロ経済を見ておくのは結構必要なことです。
政治や経済、表には出てこない情報などを総合していくと次はこうなるんだろうなということはだんだん見えてきます。
それは情報を得る訓練(作られた情報に騙されない訓練も必要)の積み重ねによって、自分の関わる何が変わるかは想像でき、早めに対策が打てるのです。



明日のオンラインサロンの記事では、この未来格差によって分かるこれからこの業界で起こること。
生き残る会社とそうでない会社の違いと、その具体的に起こることと、それに対処する方法をアップ予定しています。
オンラインサロンは、nano+の中でも先の情報で動いていますので、このコラムの内容と比べて格差になっていますね。



 

続 次亜塩素酸水


先日次亜塩素酸水についての見解をコラムに書きましたが、その後出てくる様々なメーカーからの発表が出ています。
中には、畜産で使われているから大丈夫だとか、次亜塩素酸は体内で作られる物質だから吸引しても大丈夫だとか、なかなか面白いことが書かれていますね。
そもそも人間と家畜は違うし、使われている環境も違う。
体内で作られる物質でも体外に出れば危険なものは多くあり、胃酸や大腸菌は安全ではありませんね。
体内でさえ、安全なら逆流性胃腸炎なんて病気は発生することはなくなります。


先日も大きな病院の感染管理の専門の医師などが発表していましたが、
「本当に効果があるなら病院で幅広く使われている。菌やウイルスにそれだけ効果があるのに、人体に影響がないことはありえない」とありました。
安全なら消毒効果がなく、消毒効果があるなら噴霧による吸引は危険と。
うん、それは子供でも考えたら分かる。
本当に思うのは、人の体のことなので、獣医師や化学者の見解を聞いているのではなく、その分野の専門の医師の意見が重要であるということ。
感染管理・呼吸器・循環器・内科など直接関わる医師の意見ですね。
私の主治医から言わせれば、プラズマ〇〇〇〇ーとかナノ○ーとか、オゾンも同様に強酸化物質で粘膜などへのダメージが多いので使ってはならないと以前から言っていました。
特に換気量が少ないところで使用すると危険です。
私自身も自分で判断せず、専門の医師の見解を聞くようにしています。
発表したことに責任が発生するのに、いい加減なことを言うわけにはいきませんので。



 

ここでお話ししたいのは

次亜塩素酸水がいいとか悪いとかいうレベルの話ではありません。
経営的に見た会社としてのリスクの話。
医学的に100%安全という見解が出て、厚生労働省もそれを承認しているならそれもいいでしょう。
何かあっても厚生労働省が責任を持つべきことなので。
しかし医学的な論文でそれが証明され、医学会が納得してスタンダードでないものを、安全と言い切るのはあまりにケミカルを扱う会社としてリスクは大きいのではと思うところ。
専門の医師が言っていることが、一部の医師が言っていることだったとしても、安全かどうか確証が取れないものを自分で使うのは別にしてお客さんに推奨してしまうのはあまりにリスクが高く、訴訟問題にもなりかねないリスクを孕んでいます。
今のうちに「メーカーの問題無いという見解もあるものの、問題があるという医師の見解もあるので、それが明確になるまで使用を控えて欲しい」というアナウンスの方がお客様の為であり、その会社の為でもあると思ったので、追記で書かせて頂きました。
こういったニュースが出たことで、被害を訴える人が出てくる可能性は高く、医師の診断書ほど強いものはありません。
つまりここで無理して言い訳をして突っ張らずに、最後の逃げ道は作っておいた方がいいよと言うことなんですね。

 


nano+はそんな強酸化物質は嫌いです。
2020年06月08日 10:00

オンラインサロンの記事公開します。 次亜塩素酸水のNITE調査についての見解

昨日オンラインサロンのアップした記事ではありますが、多くの人に共有した方がいいという声もありましたので、一部編集して公開致します。


先日発表された次亜塩素酸水に関するNITE調査についての見解と対策についてまとめました。
様々なメーカーや販売店から「うちのは大丈夫!」と発表される中、医学界からの意見も出初めています。
NITE調査は、化学的にも医学的にも現場での運用についても、様々な面から判断されています。
ここで重要なのは、メーカーの情報は化学的な立場からの情報であり、化学的・医学的・経営的な面から判断が必要だということです。



◯次亜塩素酸水の効果
電気分解式は論外で、次亜塩素酸ソーダナトリウムに炭酸を混ぜたり、塩酸などを混ぜて酸性域にすることで、強酸化により除菌やウイルスの不活性化を行うもの。(ワックスに使うとカチコチになって、脆くなり、剥離できなくなります)
200ppmを希釈して使用すると安定しないので、50ppmを原液で使用することが多い。
電気分解式だけは食品添加物。



◯NITE調査の主な問題点のまとめ
・製造方法、液性、濃度、製造日、使用可能期間、使用期間の濃度の低下について記載がないものが多かった
・直接噴霧以外の空間噴霧は効果が見られない
・空間噴霧は目や皮膚、呼吸器系、消化器系に影響が生じる可能性がある



◯現場で発生する問題点
・効果のある濃度、量、時間が担保されているかどうかの確認が、使用されている現場ごとに取れていない
・ウイルスに効果があっても、汚染物質が除去できないので、菌の繁殖は抑えられず、次亜水で拭いたからと慢心して、他の感染症にかかるリスクがある
・空間噴霧を推奨し、体調不良者が出た時に、呼吸器内科などの医師から指摘が入るとそれの覆すだけの医学的証明ができない
 →実際にやったことがありますが、呼吸器系が弱い自分は寒気が悪いところでこれをやるとかなりきついです
・強酸化物質であり、経口毒性から判断しても人体への影響がないというには無理があると思われます
 →他の消毒液に比べて安全であることは明白ですが、消毒液を空間噴霧することはないと思うので。
・スプレーするだけでは、不活性化ができないので、浸して洗う必要がある。新型コロナウイルスは0.1ミクロンしかないので、0.1ミクロン単位まで均等に噴霧すると浸して洗う状態になる
・汚れの中にあるウイルスは不活性化しない
・消毒作業をしている清掃会社があるが、十分な知識もなく作業をしているので、逆に感染拡大の原因になる
 →ある程度専門知識を持つ医師や看護師でも院内感染を引き起こしており、感染症専門病棟や自衛隊のような特殊な訓練が必要。
・中途半端な知識の人が中途半端に使用をすることで、ウイルスの変異や耐性菌の発生をまねく恐れがあり、既存の消毒液や抗生物質が効かなくなると医療行為ができなくなる懸念がある

などなど、丁寧な営業をされる会社は、販売時のこういったことを説明して、販売されていると思いますが、プロの清掃会社でも決まったことを決まった通りにできていないのに、お客さんができるはずもないのです。



◯これらも踏まえて
現場でお客さんに事故や感染を起こさせないよう、正しく説明して販売や使用方法の指導、管理する仕組みを作る必要があります。
・製造方法などなどはもちろん明記が必要
・空間噴霧は効果が医学的に証明されておらず、結果が保証できず、健康被害に対しても事業としてのリスクが高い
・現場で感染防止ができる正しいオペーレーションと仕組みを確立する必要がある
 →アルコールはそれがやりやすいから使用されており、当社の現場でもお客さんにはアルコールしか使わせません。
  病院でも次亜塩素酸水をい使う病院はほとんど見ませんね
  必ずスプレーボトルは1日で使い切るなどのルールづくり
・新型コロナウイルスに限っては、長い素材の金属表面でも72時間で不活性化するので、感染者が出た場合には建物を閉鎖し、72時間後に清掃作業に入れば安全であることをお客さんに理解して頂く(すぐに消毒作業を行うことの方がリスクは高い)
 →消毒作業は必要はなく(ただし対外的なことを考えて、意味はなくても実施する必要性を協議)、洗浄作業を行う。
・ロスナイがない建物では、窓を少し開けて常時換気を行う(全開にするとエアコンが効かない)
・風速計で換気量の計算を行う
 →(換気扇の吸い込み口の面積)×(風速m/秒)×60×60=1時間あたりの換気できる容積
  建築設備の点検で実施する計算方法で、ビル管理法では1人あたり30㎥/h必要とされており、厚生労働省もこれを換気が悪くない状態と推奨しており、これに合うように窓をあけたりして調整する必要があります。

 

メーカーの出す情報はほとんどがケミカルを作る側としての、1方向の情報でしかありません。
医学的な問題や現場で起こる問題など、様々な方向から物事を判断する必要があります。
しかしお客さんと接する我々はそれでは済まされないので、現場での結果まで保証してあげる必要があり、それが信用につながっていきます。
情報が拡がるのが早い世の中なので、メーカーに言われた情報をそのまま受け取らず、正しい情報を収集して運用していきましょう。
2020年06月05日 14:11

無料のゆっくり解説付き洗浄ワックス作業動画を更新しました

スクリーンショット 2020-06-04 21.15.27(2)
これまでセミナーでは作業の図解や作業の動画について、解説を行って参りました。
そちらの内容を合わせて1つにして、図解を入れた洗浄ワックスの作業動画をゆっくり解説する動画を作成しました。
今後はカーペット洗浄やエアコン洗浄、ハウスクリーニングなど、様々な作業の解説動画をアップしていく予定です。
こちらの動画は公開していますので、どなたでも無料で観て頂けます。


そういった技術を教えることを事業にされている方もいらっしゃいますが、情報や技術は人に伝わった時点で鮮度を失ってしまいます。
昔ならそれでも良かったかもしれません。
実際にこの作業の動画の内容も、10年前ならこれを教えるコンサルとして事業ができていました。
しかし情報化の現代では、下手なプロより、ググる素人の方が詳しいということはよくあることで、鮮度を失っていく情報を売って事業とすることはもはや無理だと思います。


ググる手間をせずに無駄なお金を消費する時代はもう世の中では終わっているのです。
今払って入手しているその情報、ググれば見つかるかもしれません。
今払っているコストに見合う価値があるでしょうか?
多くの著名人が発信している情報でさえ、誰かが言ったことをそのまま(少しだけ変えて)伝えているだけです。
ネタの出所を知っているネタや、もう知っているようなネタを見るのは、ネタバレした手品を見るようにしらけてしまいます。
元々ある情報を使った上でそれ以上のものを創造してしまう人もいますが、それは少数。


オンラインサロンも無料にしているのは理由がありまして、もはやお金を払えば参加できるという時代ではなく、お金を払っても参加できないから価値があるのです。

と話が長くなりそうなので、この続きはまたオンラインサロンの記事にアップします。



こちらをクリックすると、解説動画へ飛べます。
ゆっくりな声が出ますので、音量にご注意ください。
社内で流れると、YouTube観ながらサボっていると言われる恐れがあります。
怒られても責任は負えません。
2020年06月05日 10:00

オンラインサロン記事 次亜塩素酸水のNITE調査についての見解

先般発表されたNITE調査については、業界で次亜塩素酸水の販売をされている会社には、「効果がないのか!」というような問い合わせが殺到しており、対応が大変とのことで、色んな販売をされている会社が「うちのは大丈夫!」と表明されていますが、的を得ていないものばかりなので、このNITE調査について、わかりやすく解説し、さらに現場で何が起こるか、どう対応するべきかをまとめました。

ビルメン業界が扱っているメーカーさんは、化学的なものでの判断しかできません。
次亜塩素酸水の情報に関して言えば、医学的な目線、経営的な目線、現場でどう運用されているかなど、最終的にどういう結果が起こるかということまで想定して販売や使用をすすめなければリスクが高く、感染事故は簡単に起こってしまいます。
正しい知識と情報を持たない人の、これをやっておけば安心という慢心から事故は起こります。


あと清掃会社が行う消毒作業がインスタなどのSNSに出てきますが、新型コロナウイルス に対しての消毒作業自体に意味がないのでやめましょう。
72時間建物を閉鎖すれば不活性化するものを消毒する意味なんてありません。


詳細は、nano+オンラインサロンにて。
ご参加はHPのオンラインサロンの参加条件を確認ください。
2020年06月04日 16:31

営業の提案によって成約率を上げる

単純にお客様に要望を聞けばいいということではありません。
既存の取引があれば人間関係もできているので別ですが、純粋に新規の物件で初めてのお取引だと、思っていることを言ってくれるお客様は少ないのです。
一流の営業マンは日常会話をしながらいつの間にか聞いてしまって対応できるのですが、そんな一流はまずいませんし、一流の天才たちにそのやり方を聞いても無意識に聞いてしまっているので、理解不能なのです。
しかし天才でなくても聞く仕組みを作ってしまえば誰でも顧客のニーズは聞けるのです。

うちの会社は見積の依頼を受けても金額の見積は出しません。
商品である現場を見ないのに見積を出すと下手な業者さんと同じものを提供していくら?という話になるのです。
なので、今より良くなればいいのですよね?と念を押した後で、今の業者さんの金額で今よりよくできますよと。
もしくは管理している現場を見てもらうか、デモ施工を無料でして経過を見て決めてもらうか。

とりあえず見積を出してなんていうお客様もいますが、うちが見積作ると恐ろしく高いですから、組まれている予算を教えてくれたらその中でやりくりしますよと返すと大体今の年間金額を教えてくれます。
そして今より安くもできますという話もします。
多機能還元水を使った光沢復元洗浄のみで綺麗で衛生的であれば光沢は言わないという話の進め方。
これが1番管理は楽です。
状況によって、年1,2回UAフィニッシュLを塗ることもありますが。 
多少安くしてあげたとしても、洗浄のみの管理であれば作業原価はかなり下がります。
UAフィニッシュLを塗らないのであれば、作業もラフに行えますね。


逆に今より高くはなりますが、さらにハイクオリティな品質も提供できますよという提案もしておく必要があります。
いわゆる松竹梅をつけるというのは以前のコラムでも書いたことがありますが、これが何をさすかというと、お客様のニーズを聞いた上でお客様に選んで頂いているのです。
こちらからゴリ押ししたのではなく、お客様が自分で選んだというのも後々のお取引で営業上大きなポイントになります。

このような流れだとそこに他社は介在しません。
見積が1つだと、1or0、しかし3つあると、1or2or,3になり、松or竹or梅の選択肢しかないのです。
どれを選んでも契約になってしまう。
そして単価競争しなくても、今の金額で今より良ければいいのです。
今の金額が安いのに100点を出すことはありません。
金額をお客様に決めてもらってそこから仕様や年回数を設定していくので、どうやっても利益率は高くなります。

予算が聞けるということは、現場の問題点や納得がいかない点など、不満を聞くことができるので、それを解消してあげるような提案をすることでさらに成約率が上がります。
営業は件数とはいいながらも、取れなければ無駄な活動でしかありません。
成約率が低ければ、Google広告に営業をお願いした方が効率は良いのです。
2020年06月04日 10:00