ビルメン業界のプラットフォームnano+
 

フロアメンテナンスシステムnano+に量子技術をプラスし
【世界初】量子フロアメンテナンスシステム(QFS)へ進化しました
水の技術の応用した姉妹品Bath+もご好評頂いております

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開発者コラム

量子フロアメンテナンスシステムの目的

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ナノプラスのインスタをご覧頂いている方は既にご存知ですが、↑の画像。
11月中旬に作業した新規のお取引をはじめた某美容院さん。
とりあえず今回はお試しの作業を行いました。

その後でSNSに画像をアップして意見を聞いてみたのですが、わたしのネットのつながりにはいわゆる能力者が多いのです。
能力者って何?という声が出そうでですが、見えないものを見る能力を持つ人だったり、いわゆる神の啓示を下ろしたり、氣を使える人だったり、さまざま能力が人それぞれにあります。
ちゃんと訓練すれば誰でも使えるものではありますが、そんなものは迷信だ、非科学的と言われてアタオカ扱いされて来た人も多いですね。
実はわたしもそういう訓練をしたので、氣は結構使え、人を治療したりすることもあります。
そんなものがあるはずがないと思う人はこれ以上読まずに、古い文明レベルのままでも、それも一つの選択ですから宜しいと思います。
そんなものもあるんだと受け入れる人は、ぜひ一緒に次の時代に歩き出しましょう。



話を戻しますが
作業内容は床の洗浄。
界面活性剤ゼロで使えるようにした多機能還元水をまいて髪の毛を回収
同じ洗浄液をまいて黄パッドで洗浄回収
という通常の作業内容+空間エネルギーの調律とエネルギー的な結界をつくりました。
分かる人には具体的でなくても、空間の黒いものがなくなり、透明感のある空間に変わっていることがなんとなく分かるかと思います。
画像の加工をしている訳ではありませんし、光の加減でそう見えている訳ではありません。
現場では重たかった空気が軽くなっていました。
最近のスマホでは人間の目に見えないものが写ることはことは既に実証されています。
わたしはこういった目に見えないエネルギーの研究もしますから、よく神社にいきますが、ある由緒正しい神社のエネルギーの高い場所で写真を撮ると、「カッパとカマキリがいるね」というのを複数の人に言われたことがあります。
そういったことが分かる人は増えてきています。



これだけを読むと空間エネルギーの調律?結界?
もしかして中二病?
という感じた人は多いと思います。
100人いれば99人はそういう反応をするでしょうね。
しかし現在界面活性剤ゼロの洗浄液を使っている人達は、もしかしたらあり得る事だと感じるはずです。
実はこれ学問的には量子フロアメンテナンスという文字が示すよう、量子力学で解説ができる科学的なことなのです。
ただし、現代文明では不可能でしょうね。


これで起こることは、↑の画像の上に書いてあるように、
・客層が良くなる
・お客さんに人気が出る
の他に、お店の雰囲気がよくなったり、働く人の体調がよくなったりなど、様々な効果があるのです。
一言で言うと、


「パワースポットをそこに作った」


のです。
これまで空間をきれいにする為に床をきれいにするという話をしてきましたが、これは目に見えないものまでもきれいにしてしまっている訳です。
そしてこれは人間が知覚できないだけで、目に見えないものは存在するということを信じる人なら誰にでもできる技術です。
まだまだ社会全体はそういった風潮にはなっていませんが、これからの時代はそういった価値観にシフトしていきます。



業態の変化
量子フロアメンテナンスよって空間エネルギーの調律ができ、清掃だったり、メンテナンスだったものが、パワースポットを創造するという事業に変わります。
業界では理解されませんが、業界以外の人にはこれを理解できる人は多くいます。
つまりは競合が少なくて、市場は開かれている訳です。
これを理解できる人は、業界全体がこの新しいスタンダードに追いつくまで圧倒的優位な立場で事業活動を行えるのです。



先日より色々と考えていましたが、徐々にこういった内容の発信も増やしていく予定で、時期を見てその詳細も公開をしていこうかと思っております。
2021年12月06日 10:00

アーカイブ nano+のドライ管理と仕様に合わせる柔軟性

2018年3月15日の記事のアーカイブです。
元記事はこちら

ドライメンテで使えないの?と聞かれることがこれまでも多々ありました。
ナノプラスでは空気を汚さない為にドライダスターやバフを使うことはありません。
しかしお客さんのドライで致し方なくやるのだけど、その際にどうやれば良いかと相談を受けます。



↓ここから過去記事

昨日仲間とお酒を飲んでいる席でのこと、当然業界人が集まると現場の話になることが多い訳で、nano+を使ったらこんなことがあったとか、これはできないかとかといった話になり、そういった情報をすごく重要なものが多かったりします。

nano+は基本的にウェット管理でもドライ管理でも運用は可能です。
ただ、私自身バフをかけるとワックスの粉が舞うので嫌なのと、塗った方が早いからという理由でドライ管理を現在では自分の現場では行っておりません。昔は結構ドライ管理をやっていたので、もちろんそのノウハウも持っています。


 

運用は使う方の状況に応じて

また仕様や、どうしてもドライ管理が好きなお客様は、バフを使うリスクを理解した上で、お客様の責任の中でドライ管理されれば、昔のように絶対剥離がいけないとか、バフがいけないと言うのはもういいのかなとも感じています。
剥離についてももちろん良くはないです。
が、剥離をした方がいい現場もあるのも事実。
それを剥離剤が悪いからと、濃い洗剤で剥離をするのは自己満足の世界の話。
それだけの㎡単価が出せる現場ならいいですが、そんな現場はありませんので、nano+では一度に剥離するか(多機能還元水によって剥離剤を200倍程度で使用し、溶かすのではなく、多機能還元水を浸透させて取ってしまう裏技)、毎月の洗浄作業でだんだん除去して数ヶ月に分けて剥離を行うかのいずれかを推奨します。
毎月の作業でやってしまった方が人員体制を変えなくていいですが、事務所ビルの通路のように痛まない場所なら、面積を絞って剥離を行い、3回ぐらいリンスを行った後にきちんとした被膜を作って3年程度定期清掃をしない方が利益率は高くなります。
うちの会社も管理させて頂いている事務所ビルは、毎月の定期で無理をせず1フロアだけを剥離して塗り替える作業を行い、5月に通路の塗り替えが終わりますが、それ以降通路は3年間以上ワックスを塗らずに管理します。
20年ぐらい剥離をしていない現場なので、毎月の洗浄でとやっていてもラチがあかず、希釈を濃くしてもリンス作業が同じならいっそ剥離してしまった方が早くて、何よりコストが安いんですよね、


 

nano+をドライ現場で運用すると

◯被膜に柔軟性が出る為、バフレスポンスが良くなる。
多機能還元水が他の還元洗剤と違い被膜表面だけでなく、下地被膜まで柔軟にできます。
表面が柔軟になればバフレスポンス向上。
下地被膜が柔軟になれば密着率=耐久性UPに繋がります、

◯洗浄で傷を消し込んで光沢が復元できるので、あまりバフをかけなくていい。
バフで光沢を戻せない原因は、バフの研磨より傷が大きい場合です。
大きな傷はそれ以上大きな傷で消し込む必要がありますが、nano+では傷がない部分まで被膜を平滑に除去してしまいます。※資料集ページの被膜管理を参照
大きな傷を洗浄で整えて、細かい傷はワックス塗布かバフで整えます。
厳密に言うとワックスの方が細かいレベリングが取れますね。


理論上そうなることはわかっていますが、現場で運用された方からの意見で、結局は作業時間短縮になっていることは嬉しいことです。


昨年はスケジュールの関係でできませんでしたが、今年は5月より定期的なnano+セミナーを始めようと思っています。
詳細はまたご案内致します。

↑過去記事ここまで


UAコーティング+多機能還元水で一般のドライメンテナンスよりはるかに簡単で長期の定期清掃を不要にします。
最初に被膜を10層くらいで作れれば、10年以上はリコート不要でしょうね。
しかも普通のドライメンテナンスに比べ、日々のバフ頻度も1/10くらいのものです。
そもそもドライワックスのような弱い被膜ではありませんから、バフを光沢を戻す必要がありません。
ドライワックスに比べバフレスポンスが悪い点については、多機能還元水で被膜が柔軟性を維持することで解決できますし、長期的な被膜の酸化に伴う密着率の低下も、UAコーティングと多機能還元水であれば解決できます。

大型のドライメンテナンスの物件では、単価が非常に安く、それなりのノウハウを持たない会社がやれば赤字を出すだけのような状態になっています。
しかしそれでもこういった知識を持つ会社はそんな現場でもしっかりとした利益を出しているのが現実です。
知識は大きな武器になります。
2021年12月02日 10:00

社会的生産性という価値観

今月は勉強の話ばかりでしたので、月末最後の記事は少し趣向を変えます。


これまで生産性というキーワードを散々使ってきましたが、この生産性という言葉には


・貨幣価値的な金額の生産性

      と

・何かを生み出している生産性


の2通りがあります。
貨幣価値的な生産性といえば、投資であり、株やFX、暗号通貨、プロ向けだとデリバティブだったりします。
しかしそれは資本の移動でしかなく、誰かが誰かのお金を巻き上げているだけで、実際に何かが増えている訳ではないのです。
以前コラムに書いたピラミッド型社会で、ピラミッドの頂点にお金を集めているようなものです。
世界の仕組みを学べばすぐに分かりますが、投資というのは全てやらせです。
今から起こることを知っていれば誰でも勝てるでしょう。
そしてそれは難しいことではありません。
増えているとしたら実態がないものが増えているだけですね。
一つのリンゴが二つになることは永久にありません。

その貨幣的生産性については、何が問題かというと、物を産み出しているかどうかではなくて、社会的な生産性がないことが問題であり、現代の社会的価値観の変化によって淘汰されていきます。
つまりは今から貨幣価値的な生産性の時代は終わりを迎えます。
社会的生産性というのは、一言で言えば社会の役に立っているのかという意味。
この社会的生産性をどうやって大きくしていくかがこれからのポイントになります。



一言で言えば
すごく簡単な話ですが、どれだけ社会に役立っているかという話です。
本来はこれを評価するものが貨幣であったのですが、いつからかそれが変わってしまいました。
日本は昔から元々そうだったので、それに戻るだけですが、お金を追うのではないのです。
誰かの役に立つ事が大切で、その結果お金が集まってくるのです。
今は貨幣がありますが、未来は貨幣がなくなり別のものが流通します。
暗号通貨などではありません。
今もありますが、流通していても認識できていません。
その時に貨幣に重点を置いているとすぐにオワコンになります。
貨幣は補助輪のようなものと昔言われたことが今なら理解できます。



業界の社会的生産性とは
今の作業を普通にこなすだけでも悪くはないですが、少ない人数でより多くの現場や面積がこなせれば1人あたりの社会的生産性は上がっていきますね。
まぁこれ、ナノプラスがこれまでやってきたことそのものなのです。
作業の効率化だったり、耐久性を上げて年回数を減らしたり、少ない人数で業界を維持できれば、それだけ1人あたりの社会的生産性は上がっています。
で、これを綺麗にするという切り口だけでなく、建物の目に見えないエネルギーのコントロールまでしてさらに社会的生産性をあげようというのが、量子フロアメンテナンス(QFS)なのです。
フロアメンテナンスの本質は床を綺麗にする事でなく、空間を綺麗にして良い環境を維持する事です。
これまでの目に見える物理的なものだけでなく、目に見えないものも整える事ができます。
霊能力なんてないという人がほとんどでしょう。
わたしも皆無です。
しかしそれでもできるやり方はあるのです。
我々の仕事はもっと幅が拡がり、業界の他の清掃会社やメーカーがやっていることとかけ離れていきますから非常に楽しみですね。
2021年11月29日 10:00

アーカイブ 洗浄のスピードを上げるには

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2018年3月6日のアーカイブ記事です。
過去記事はこちらから
↑またお馴染みの安西監督ですね。
これは最後に伏線回収します。


我々が床を洗ってワックスを塗るのに1番時間がかかっているのはどの作業でしょうか?
もちろん洗浄作業です。
このボトムになる部分をいかに解消するかというのが、作業時間短縮に必要なことなのです。
たかが1本の通路で数秒と言われるかもしれません。
しかし20本通路があって、通路1本を10秒短縮して年12回作業すれば、年40分削減です。
1現場でこれですから、月に同じような現場を22現場やったとしたら880分→月に14.6時間→年に175.2時間の削減になります。
今日の話をそれをどうするかという件についてです。



↓ここから過去記事

清掃作業のほとんどは洗浄する時間がほとんどを占めています。
特に床の洗浄は素材が何にしても洗浄している時間がほとんどです。
この洗浄時間が短縮できれば作業原価を下げることができるので、どうやれば洗浄時間の短縮ができるかの研究は常に行っています。


 

洗浄時間を短縮するには、

走ってやればいい→これは論外。
最新の機械や大型の機械を導入すれば生産性が上がる!というのは一般的な意見ですが、結局はそれをどう使うかなんですね。
アニメの話になりますが、ルパン三世で石川五右衛門は斬鉄剣1本で拳銃だけでなく、ステルス戦闘機でも戦ってしまう。
まぁ、アニメですが、結局は道具をどう使うかなんですね。


 

速度ゼロを減らすこと

ポリッシャーや自動床洗浄機で床を洗浄する場合、速度ゼロを極力減らすこと。
これが洗浄効率を上げる最大のポイントです。
速度ゼロとは、ポリッシャーが左に進んでいるのが右に向きを変えて動く瞬間。
洗浄機が180°ターンする瞬間。一瞬止まった状態ができます。
一瞬止まるということは、
それ以前には減速し、その後加速するということで、加減速を伴っている時点でタイムロス。


 

車に例えると

カーブの多い道とずっと直線の道どちらが速く走れますかということです。
カーブも減速するカーブなのか、そのままのスピードで抜けられるカーブなのかで大きく変わってきます。
この話をすると、わずか数秒のことでしょう?と言われる方もいらっしゃいます。
そうです、わずか数秒です。


 

わずか数秒ですが・・・

しかし、1日の中でそれが何回ありますか?1ヶ月で何回?
そう考えていくと結構な時間になるのですよ。
しかも作業中一番遅いのは洗っている機械。
つまりロス時間×作業人数のロスになるんです。


 

改善すべき点は!

機械の動かし方で大きく変わります。
速度ゼロを減らす為にどうするべきか。
ポリッシャーと自動床洗浄機では根本的な動きが違いますが、やることは一緒です。
ただし洗浄機にしかできない動きというのもありますので、最終的には洗浄機は早いんですね。
先日も久しぶりにテナントT5-700(28インチ)を使いましたが。17インチのT2の3倍ぐらいの作業性とだいたい言うんですが、使い方によっては5倍ぐらいの作業性も出せますね。
最初はT2しか使わないと言っていた新築の洗浄作業を手伝っていた日常清掃のスタッフも押さなくてもいいから使いやすいと結局はT5を使っていました。


具体的にどうやって速度ゼロを減らしていくかはまた後日!


↑過去記事ここまで



ゼロポイントを無くす
ごく単純な話で、ポリッシャーなり洗浄機なりスピードがゼロになるポイントを作らないことですね。
ゼロがあるということは加減速があるということで、ゼロ以外でも加減速がロスになっています。
洗浄する時は、パッドの回転方向に合わせて、外から内側に半分ずつ被せて洗っていくのはこのコラムを読まれている方は当然ご存知で、ポリッシャーを横に使うような洗い方をされている方はいらっしゃらないでしょう。
しかし細かい部分でいえばそこにも落とし穴はあるのです。
真っ直ぐな1本の通路があった場合に、縦方向にポリッシャーを使いますが、一度に長い距離を洗う方が曲がる回数が減るのでロスが減ります。
コード式ポリッシャーだとそれが難しいので、効率が落ちてしまいます。
コードレスでもその長い通路を何回かに区切る方もいらっしゃいますが、それがロスです。



コードレスポリッシャー
現状のペンギンのリチウムのポリッシャーは十分実用レベルですから、早くコードをやめられた方が懸命ですね。
35、6万円くらいの投資にはなりますが、3年で考えても月に1万円くらいのものです。
作業効率は3倍以上ありますから、1現場の人件費でも1万円くらいは償却でき、2ヶ月もあれば元は取れてしまいます。
コロナの影響で資金調達も簡単になっていますから、導入しない手はないと思います。
洗浄機も検討される方もいらっしゃいますが、コード式ポリッシャーと洗浄機の組み合わせは宜しくありません。
コードが邪魔になるのと、洗浄や回収のスピードが違いすぎて、洗浄機の良さが活きません。
現場がコード付きポリッシャーなら、まずはリチウムのコード式ポリッシャー、その後で17インチの洗浄機orリチウムのコードレスウェットバキュームという順番に
※15インチ以下の洗浄機は、洗浄力も洗浄幅も、タンクの容量は使い物にはなりませんから必要ありません。



洗浄の裏技
現在は長方形に縦に洗われている方がほとんどだと思います。
しかしそれでは間違いではありませんが、まだ工夫が可能です。
最初に長方形の外側を洗った時に、角の部分を少し内側まで洗って、長方形でなく、長方形に近い楕円に変えてしまいましょう。
そうすると、角が直角に曲がるのではなく、緩いカーブに変わりますね。
車もそうですが、カーブはゆるい方が曲がる速度は速いのです。
こういった工夫だけでも洗浄スピードは上がります。
すぐに実行できることですからぜひお試しください。


成長の早い人は、こういったことをすぐに実行してみることです。
世の中のほとんどの人はそれをしないのです。
わたしが以前所属していた経営者の勉強会。
勉強するんだといいながら月に1回勉強してその後飲み会。
何年か見ていて「まったく成長していない」のです。
なので、わたしが担当する勉強会で、次の月にどうなったか報告してもらうようにしました。
数十人の経営者が集まっていても、実行していないのです。
だから会社も大きく変わることなく、自分自身の意思で道を切り開くのではなく、時代や業界に振り回されて生きる様になってしまいます。
景気が悪いからなんていう人がいますが、売上10億未満、業界シェア10%未満の会社にはほとんど関係ありません。
ただの努力不足や勉強不足です。

ナノプラスを見てすぐに始めた人は、非常に実行力のある人です。
なんと不思議な話ですが、1年経っても始めるのを迷っている人もいれば、何年も質問ばかりしてくるのにいっこうに始めない人、正しい形ではじめていない人(単品でしかやらない人)など、様々で、とりあえず決まった通りにやってみて考えれば良いのです。
とりあえずやってみなければ疑問も浮かびません。
そもそもわからない人はわからない事がわからないのです。
そして疑問はやってからの方がたくさん出てきます。
行動しない人と行動する人ではそうやって差が出ていきます。
それも人生なので、その人のペースで良いとは思いますが、限られた時間の中でもったいないと思ってしまいます。
2021年11月25日 10:00

自然(宇宙法則)との親和性

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調和という言葉を選ばず、親和という言葉を選んだのには訳があります。
これはあくまで主観ですが、
調和は人間に対して自然を科学で合わせよう(成立させている)としている人間中心のイメージ。
親和は自然に対して人間が合わせているような自然中心のイメージ。
しかし人間があって自然があるのではなく、自然の中に人間がいるのです。

自然との親和は宇宙法則との親和であり、量子フロアメンテナンスシステムはまさにそれを行っています。


そもそも人間が自然をコントロールしようということにおこがましさを感じてしまいます。
例えば、昨今では消毒!抗菌!と騒ぎ立て、菌の生態系を破壊することばかり人は行ってきました。
菌の生態系は崩れ、耐性菌は増え、人へ牙を剥くこともあるでしょう。
そもそも重症化しなかった菌種がこれまでの免疫では抑えきれなくなって重症化しやすい傾向になったりということもあるかもしれません。

自然との親和性が高い経営や現場の作業へのシフトが必要になってきています。
環境負荷の高いケミカルを使うということは、建物にも、使う人自身にも長期で見ればダメージを与えます。
つまりは自然を大切にできない人は、自分自身も大切にできていないのです。
自然を大切にできない会社は、そこで働く人を大切にできていないということになり、そんな会社が長く続く企業になるとは思えません。



現場作業と自然との親和性
これが高くないと十分な結果を出すことはできません。
気温、床温、水温、湿度、水質など様々な状況に応じて合わせていく必要がありますが、現場に行ってから合わせるのでは遅いのです。
日本であれば、夏は暑くて冬が寒いのは最初からわかっていることですから、そのように計画していかなければなりませんね。
たったこれだけのことでも本当にこれを実行できている会社は少ないのです。



経営と自然との親和性
自然を破壊しても自分だけ良いという経営はもうオワコンです。
そんな自分だけ良いという経営者の元では、働きたい人はいません。
今はまだ良いでしょう。
しかし社会構造は既に大きく変わっていて、現実世界でも数年のうちにはベーシックインカムがはじまり、今年の3月に書いた記事、
ピラミッド型社会からブロックチェーン型社会へ
にあるようになればそんな会社は一瞬で人がいなくなります。
この記事にもあるように、本当はやりたいこともあるのですが、今の自分の時間ではそれも難しそうなので、わたしは裏方に徹してこれを実行してくれる人を待っています。


今月のコラムのテーマは勉強しないとあとで大変よというテーマですが、この数年は地球の歴史で最も大きな変化のある時期ですから、しっかりと情報収集をして学び新しい時代に備えてくださいね。
その大きな変化というのが何を指すのか理解できていないということは、もっと勉強が必要という意味です。
2021年11月22日 10:00

アーカイブ 10000時間説

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2018年2月12日のアーカイブ、10000時間説の話です。
過去記事はこちらから

↑の画像はスラムダンクで有名な場面ですね。
こうならない為に大切なお話です。
日本には石の上にも三年という言葉がありますが、この10000時間の法則からいくと、1日9時間くらいですね。
現場の労働環境からいくと、過去記事にもあるように五年くらい。
しかしそこまで成長をのんびり待っているというのも難しいので、ナノプラスのように誰でも使えるような仕組みがあるのです。



↓ここから過去記事

これは私が毎月参加する勉強会の師匠が教えてくれたことですが、どんな仕事も10000時間やれば身につくということ。ただしその質にもよりけり。
間違えたことを10000時間やると、癖がついてなかなか抜けなくなる訳で、清掃業界特に床のメンテナンスでは、ビルクリーニング技能士の作業方法が基礎となっています。
ビルクリの通りの作業方法を行うと現場を綺麗にすることは不可能に近いんですね。
学ぶべきところもありますが、根本的に間違えていることがありますから。
まずはそれを正しい作業方法に直していく必要があります。
詳しくは、nano+作業動画を参照のこと。(洗浄機もポリッシャーも一緒です。)


 

10000時間とは、

1日8時間労働と仮定して、
10000時間/8=1250時間/240日(労働日数)=約5年
しかしこの業界も会社もお客様も5年待ってくれません。
それを短縮する為のメンテナンスシステムな訳でして、nano+を使えば100時間(2週間)もすればそれを超える作業が簡単にできるようになってしまいます。1/100早いということです。
ビルメン業界は人がいないと成り立たない業界ですが、作業の品質に対する人のウエイトが多いから、品質にバラツキが出てしまいます。
だからこそ教育が必要なんですが、それが現実的でないので、これを本来補助するのが清掃システムなんですね。
 
 

私の経験上・・・

導入や運用に、教育や研修などが必要になるシステムは運用が不可能に近いです。
そういったシステムを私自身が以前作っていましたので一番よくわかっています。
10人以上の企業になると、それを水平展開するのは困難。また中堅・大手企業になれば外注先の業者さんも多くいらっしゃることから無理!とお客様から言われたことがあります。
大きな企業で無理ということは小さな企業でも簡単ではないということですね。
 
すぐに導入して運用して結果を出さなければ現場のスタッフさんも続きません。
いつまでも会社も時間をかけられませんし、現場のスタッフさんは会社からいつ結果が出るのと追求を受けるわけですから。

 

nano+を導入後の作業面積の目安

現場は1000㎡の食品スーパーとします。
これまで:17インチポリッシャーで3人で8h作業→24h→41㎡/h(品質は低い)
nano+導入後:17インチ洗浄機で2人で5h作業→10h→100㎡/h(品質は高い)
       ※28インチクラスの洗浄機を使えばさらに短縮。
と一人あたりの生産性は2.5倍上がります。
品質レベルを同じレベルに揃えるとおそらく5倍程度違いが出るでしょう。
低いレベルに合わせればnano+の時間は1/2程度まで短縮できるので、その差は5倍ぐらい。

 

生産性は作業原価=収益力と競争力

1時間あたり41㎡と100㎡、これが示すのは生産性であり、作業原価ですね。
人件費を1人20000円とした場合、8hで作業できる面積は
41㎡/h→328㎡/8h→60円/㎡
100㎡/h→ 800㎡/8h→25円/㎡
60円/㎡だと利益が出せないので、結局手抜きをするしかなくない→品質が低くなるんですね。
もしくは人件費を安くするしかないので、そのあたりで調整されているのが通常だと思います。

 

nano+の生産性なら

無理をしたり手を抜くことはありません。
余裕を持って作業ができ、疲れる前に作業が終わります。
また作業原価が安く済むので利益が出やすくなります。
これを導入からすぐに体感頂けるのがnano+の強みです!

 

1分でわかるnano+PVをアップしました

HPホーム左側のバナーもしくはこちらをクリックするとyoutubeにアップされた動画を確認頂けます。
 

↑過去記事ここまで




この業界では
多くの人が自分の経験と勘によって手探りで仕事をしていて、そこの根拠はなく、たまたまうまくいったからという理由などでそれ以上改善の研究をせず満足したり、うまくいった根拠を追求せずに動いている業界です。
1つ1つの作業や道具には全て意味があるのです。
それを理解しなければ、次のレベルに進むどころか、入り口にも立てていません。



まずは
・作業動画をコピーすること
・ナノプラスのコンセプトを理解すること。
この2つが最初にできていればあとは数をこなしていくだけで、今まででは比較にならないスピードで成長していきます。
そうすれば10000時間も必要とせず、10000時間分の経験を得ることが可能になります。
最初が肝心なのです。
わずかなことでも、最初の方向性が1mmズレていれば100km先では大きな違いになります。
これまでナノプラスを使われてきた方の中にも、我流がひどすぎる人はある時点から頭打ちになってしまい、そこから何年たってもまるで成長していないということがあります。



QFSはさらに高いレベルが必要
現在のナノプラスの最高レベルは量子フロアメンテナンスシステム(QFS)になっていますが、これは通常のナノプラスよりはるかにレベルが高く、ナノプラスを正確に理解して使える人+αの理解度が必要になります。
決まったことを決まった通りにできなければ、まともに床を洗うことができませんし、QFSは洗って綺麗になったよかったねというものではありません。
そのメンテナンスする建物の空間エネルギーの調律も行いますので、さらに高次元な認識が必要になってきます。
なので、作業ができたとしても、その効果を有効に使えなければ使う意味がないのです。
研究や勉強は果てしなく続きます。
勉強は嫌いと言われる方もいらっしゃいますが、勉強しないということは、昨日の自分から今日の自分は何も進歩してなく、ダラダラとそれなりに過ごしているだけになってしまいます。
人それぞれ価値観はありますが、そんな人生より毎日ワクワクしながら、今日は何があるんだろうと期待に胸を膨らませて生きる人生の方が楽しいと思います。
そしてそういうワクワクしている人の元には素晴らしいことが起こるというのは量子の研究をすればすぐにわかること。
これはQFSによって達成できる効果の一つです。

もう少し時代が進んで、人の意識が向上して理解が進めばQFSの一般公開も行っていきます。
現時点ではある程度の条件(非公開)を設けており、それをクリアしている人に対して招待制という形で訪問しての研修をさせて頂いております。
意識を高くして前向きに仕事に取り組まれている方には良いお知らせが届くかもしれませんね。
2021年11月18日 10:00

極限状態でのメンテナンス

前回は制約のある中でのメンテナンスという記事を書きましたが、今回は極限状態でのメンテナンス話。
わたしはモータースポーツが好きなので、F1やスーパーGTなどをよく観ますが、300kmものスピードで走っていく車のレースは極限状態と言えるでしょう。
ある程度レギュレーションというルールがある中で、様々な開発が行われていきます。
いずれのレースで走っている車もダウンフォース(車を下に抑えつける力)を空気の流れによってコントロールしていて、F1マシンだと193km/h以上なら天井を逆さで走行できると言われています。(実際にはそんな道はありませんが・・・)
これは車体の周りの空気の流れをコントロールすることでそういった仕組みになっていますが、逆にうまく空気を流して抵抗を減らしてスピードを上げるということもされており、そういった研究は市販車に近い形のスーパーGTでもよく考えられており、それは市販車の燃費向上対策に応用されているのです。

わたしが普段乗っている車もそういった技術を使っていますが、作業車にもそれを応用しています。
特に作業車はワンボックスで空気抵抗が大きいので、その対策でかなり改善が見られます。
年間で見れば作業車のガソリン代もかなりのものでしょうから、要望があるようならそういった燃費対策のページを作ってみようかなとも思っています。



車の話は置いておいて
現場の仕事でも、営業でも、経営でも極限状態に追い詰めないと進化しないことが多いのです。
制約のあるメンテナンスでは条件に制約がある中でやるものですが、極限状態というのは制約やこれまでの常識を無くして挑まないとできないようなものですね。
大企業の経営でもそうですが、昨年対比105%くらいの数字を出すのがほとんどで、それは従来やっていることの延長線上でしかありません。
しかし昨年対比250%という数字を提示されたらどうでしょう?
今までと同じことをやっていては到底達成できないのです。
嘘のような話ですが、これは実際に東証一部上場企業で複数あった話なのです。
普段1,000㎡くらいの現場をやっている会社が、急に10,000㎡くらいの現場をやるようなものです。
普通の人の感覚は、1,000㎡×10日と見るのですが、それでは進歩しないので、2,500㎡×4日くらいから組み立てます。
つまりは普段の2.5倍の面積をこなせということです。
人を増やしたり、機械を大型化したり、それだけではなかなかできないのです。
細かい部分の無駄を省いたり、事前の打ち合わせをしっかりしたり、1,000㎡くらいでは出なかったやることがたくさん必要になってきます。
そしてそれができるようになると、普段の1,000㎡は効率が上がっているので400㎡くらいしか時間がかからないようになります。
そしてあれだけのことをやったのだからという自信と、1,000㎡しかないんだという安心感がついてきます。



毎日この極限状態をやるのはしんどいことです。
しかし月にひと現場くらいはこのような現場があると成長速度は上がります。
筋トレの様に負荷をかけないといつまで経ってもぬるま湯のままでは成長はありません。
成長がないということは年齢とともに体力は落ちていくので、退化していると言え、現状維持ができてトントン、それ以上に学んだり考えたりして成長していかないと、同じ様には継続できないのです。

根源的な話になりますが、人間は何の為に生まれてきているのかという話。
一言で言えば、いろんな魂の経験をする為であることは調べればすぐにわかる時代になってきました。
これといって何もせず、毎日時間を浪費して過ごす人には良い経験ができません。
だからこそ人は非日常を求めて旅をするのです。
ただの旅行でもいいですけど、あそこで仕事をしている人の作業を見てみたいと訪問することもあるかもしれません。
実際にうちの現場にも見学に来られる人もいらっしゃいます。
ひどい時にはよそのメーカーが勝手に見学に来たなんてこともありましたが。。。
普段の日常ばかりでは、出てくる結果も日常と変わりがないのです。

毎日をそれをやるのは不可能ですが、たまには日常から飛び出てみるのも良いかもしれませんよ。
それにナノプラスのユーザーさんは良い方が多いですから、元請けさんや建物との関係などがなければ、同じナノプラスを使う人であれば見学してもいいよと言ってくれるかもしれませんね、
2021年11月15日 10:00

アーカイブ 被膜の話

2018年1月26日のアーカイブです。
被膜に関する基礎的な話になっています。


過去記事はこちらから

↓ここから過去記事

最近お客様から頂いたご意見

・nano+のUAコーティングの類似品が他社もあるが、長い目で見ると明らかに差が出るね。
・施工した時はそんなに変わらないけど、半年もすると明らかに違いが出る。
・類似品は洗剤の反応が悪く剥離性が悪くなり、洗剤の希釈が濃くなりケミカルコストが高くなる。
・洗浄のスピードを落とさないといけないので作業性が悪い。
・復元するのに洗浄スピードを落とす必要があるので塗った方が早い。
・剥離性が悪くなるので、ビルドアップし、汚れもサンドイッチになってしまう。

といったお話がありました。
nano+自体は施工直後のことだけでなく、長期的に考えたバランスも取っていますので、それらが起こらないように設計していて、そんなことは当たり前なんですが、机上と想定だけで真似をしても、長期にわたり現場で検証した真似ができない根本的に違う部分ですね。
結局は被膜のこと、洗剤のこと、機械のこと、作業のことそれぞれを正しく理解できていないので、バランスが取れるということはありません。
できているつもりの方も多いようですが、被膜を正しく見れる人間がみれば何をやっているかは一目瞭然。
ということで今日は被膜の話です。

 

被膜はどうなっているか

被膜は日々酸化していきます。
また洗浄の度にワックスやコーティングの可塑剤も抜けていきます。
その結果、被膜を固くなりもろくなります。
そして密着率が落ちていきます。
耐久性の高い被膜は剥離性も悪いので、一般的には洗浄やバフで光沢を復元していき塗布回数を減らすようなメンテナンスになります。
しかし、ワックスやコーティングも塗り足さないと可塑剤補給ができないので、柔軟性のある被膜は維持できません。
なのでドライワックスにはそれ相応の仕掛けをした設計になっています。
これを知らずウェット用ワックスでやってしまうと数年後に痛い目に合います。

また洗浄で酸化した被膜を還元し柔軟性を維持するという考え方もありますが、一般的な還元洗剤やアルカリ還元水では、下地になる被膜までを十分に還元させることができず、柔軟性を取り戻すことはできません。
昔は次亜水やクエン酸で強制的に酸化させたこともありましたが、被膜を継続的に研究していると長期的に見てそういったのは絶対にダメです!
施工してすぐは硬化が進むので耐久性は伸びますが、上記のような問題が加速しますので、だいたい3ヶ月経過後ぐらいから?やれどもやれども耐久性が維持できなくなります。


多機能還元水はそこをカバーできるように開発しています。
 

被膜の耐久性を決めるのは硬化より密着率

耐久性を左右するのは密着率。
密着率を決めるウエイトが大きいのは実は洗浄液なんですね。
他はパッドの種類や洗浄スピードなども関係してきますが。
nano+の洗浄液はHPにも全て記載していませんが、それを考えた上で開発しています。
一般的には、汚れやワックスが落ちるのがいい洗剤ですが、現場では必ずしもそうではありません。
密着率が高くなる洗浄液にしておけば、あとポイントになるのは良い乾燥と良い硬化。

 

良い乾燥とは

ワックスやコーティングを塗布する前に、被膜やタイルに含まれる水分を確実に抜いてから塗布すること。
塗布後は、送風機やエアコンの風が直接当たるような乾燥させないこと。
また正しくレベリングした上で乾燥する必要があります。
薄く塗って3分程度で早く乾燥させると、被膜表面は見えないレベルでモップの痕がついて乾燥するので、表面にかかる衝撃を面ではなく点で受けるようになってしまい耐久性のある被膜にはなりません。
 

良い硬化とは

ワックスやコーティングを塗った場合、乾燥して歩けるがベタつきがある時間があります。
このタイミングで2層目を塗ってしまうと1層目が溶けてしまい密着率が落ちてしまいます。
良い硬化には乾燥時間と同じぐらいの硬化時間がかかります。
歩けるようになるまでが15分なら硬化時間も15分とる必要があります。
ただし既存被膜がある場合は、nano+の洗浄ではUS SPPパッドであっても表面のレベリングが取れて光沢が復元するので、ワックスを1層しか塗る必要がありません。
1層で仕上げる場合は、15cc/㎡ぐらいと少し多めに塗ってやるといいですね。


気温が高く湿度が低ければ乾燥は早くなり、硬化は床温に左右されます。
だから夏の方が質の良い被膜ができて耐久性が高くなるんですね。
 

実際の作業でどうするのが一番か?

乾燥を早くするには、換気が一番ですので、外の湿度が高くなければ窓を開けて空気を入れ替えるのが一番です。
またエアコンをつける(ただし風は下に吹くと変な乾燥になるので上向き)
洗浄作業中は洗剤を塗布しますので、その水分を空気が吸い込んでしまいます。
その湿度が上がった空気にワックスやコーティングの水分を吸わせようとしても、部屋の空気は既にお腹いっぱいなんですね。
なので、空気の湿度をさげるか、空気ごとフレッシュなものに入れ替えてしまうのが一番なんですね。
 

質の良い被膜だと

数年前に正しく施工し、正しく管理ができるお客様の現場でUAコーティングだけで初期施工をした病院がありましたが、その現場は2年間定期清掃なしの日常清掃の洗浄機だけで維持ができていました。
今の技術だと以前より当時より3倍以上の耐久性が出せるので病院でも最大5年程度の定期清掃スパンでいけるようになるのではと思います。(もちろん環境や技術もあります)
病院をUAフィニッシュLで運用されているお客様の現場で見ていても、3ヶ月、6ヶ月と見ていてもまだまだ定期清掃の必要性がないので、UAフィニッシュLで1年ぐらいでしょうか。

 

実際の運用は

病院や介護施設、事務所ビルだと店舗のように痛むことがありません。
痛みがあまりない場所はUAコーティングの耐摩耗性と密着性の高さで徹底的に作業回数を減らすことをお勧めします。
逆に店舗や病院でも診察室などの痛むところはUAフィニッシュLの剥離性による洗浄スピードを生かしてコンスタントに作業された方がコストは安くなる傾向になります。(下地に1層UAコーティングがあってその上に3、4層UAフィニッシュLがあれば洗浄だけで終了できる回数が増えるので理想的)
一般的にはUAコーティングの方が耐久性が高いので痛む場所に使いがちですが、実は逆なんですね。


色々と細かい部分はありますが、だいたいの概略だけわかっていればnano+の運用は難しくありません。
製品の技術的な情報があってもなくてもnano+は現場での結果に大きな違いが出ないように開発していますので、気軽にお使い下さい。
とりあえず今日はここまで。

↑過去記事ここまで


過去記事にもありますが、上質な被膜を作るには
正しい
・洗浄
・乾燥
・レベリング
・乾燥
・硬化
がポイントになってきます。
たったこれだけなのです。
これらをどのレベルまで深く掘り下げて作業できるかが技術上達への近道なのです。




---ここからはオンラインサロンのみの投稿です---

量子フロアメンテナンス(QFS)になると、界面活性剤を使いませんから、それだけでワンランクもツーランクもさらに上質な被膜を作ることができるようになります。
 
2021年11月11日 11:11

制約のある中のメンテナンス

空気を汚すと呼吸器を痛めるので,感染リスクが上がる。
→ドライダスターやバフが使えないのです。

10数年前、ある大手管理会社さんのお手伝いをさせて頂いていた時、当然空気を汚すメンテナンスはいけないなんてことは知らなかったので、ワックスの剥離の方法もかなり荒っぽいことをやっていました。
剥離剤をまく前に、プロパンのバフにハイプロや黒パッドをつけてゆっくり削り倒して(回転数の調整と荷重の掛け方にコツがある)、ダスターと洗浄機をかけてから剥離剤をまく。
と簡単に剥離ができると。
その根本的理論は現在もハイプロで予備洗浄や2度洗いという形で残っています。
しかしバフでそんなことをしてしまっては、大量に削れたワックスの粉が出てきてしまい、あたりは真っ白です。
総合スーパーのその現場の商品にもワックスの粉はかかるし、自分自身も粉をたくさん吸い込んでしまっています。

 
剥離が簡単にできさえすれば、何をやっても良いのでしょうか?
我々は社会生活を行う中で、法律に触れてはいないけど、社会通念上やってはいけないことがありますね。
不文律とも言ったりしますが。
メンテナンスの方法も、健康を犠牲にして行うことはやってはならず、まして呼吸器を喫煙やPM2.5で痛めた際にそれを補修するACE2受容体に引っ付きやすいウイルスの構造になっている感染症が流行している場合は、感染リスクが上がるので、空気を汚すメンテナンスは、法律には触れないけどやってはいけませんね。
呼吸器系に悪いことは当然です。


メンテナンスはそんなたくさん制約がある中で行わないといけないのです。
しかし制約があるから技術や製品の開発が行われるのです。
例えばお金や環境問題という制約がないのであれば、床のメンテナンスをせずに、床を張り替えるという選択肢もありますから。


費用に制約がある現場というのも大切です。
そこでなんとか利益を出そうと知恵をひねることは全ての現場での原価を下げることにつながります。
1つの物件の単価を上げるよりも、作業原価を下げる方が全体に効果がありますから、こちらの方が大切です。

全ての現場において制約があると窮屈でしんどいですが、進歩の為に数件はそういった現場は必要です。
制約がなければ自分自身で制約を作れば良いのです。
終了時間を早く設定したり、人数を減らしたり。
そういうことをやっている会社や、極限状態の現場を持っている会社は圧倒的に伸び率が高いですね。
2021年11月08日 10:00

アーカイブ 多機能還元水を希釈

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2018年2月1日のアーカイブ記事です。
過去記事はこちら

多機能還元水の希釈についての記事です。


↓ここから過去記事

日常清掃で多機能還元水を希釈する場合、スプレーヤーぐらいならいいですが、搭乗式クラスの洗浄機となると100Lにもなります。
洗浄機の希釈は2000倍ですので50プッシュ必要となります。
しかし50プッシュするのは困難です。
これは定期清掃の洗浄液を作る際も同じです。
90Lを500倍希釈液を作るのに180cc必要(1000倍でも90cc)ですから、希釈ポンプでやっていては手がどうにかなってしまいます。
その際に活躍するのが、多機能還元水のキャップ。
これを上まで入れると40ccになります。
こちらをうまく使うと希釈時間も簡単ですね。
精密に簡単に計測されたい方はメートルグラスが5cc単位でオススメです。
これで希釈時間もさらに短縮できますね。

↑過去記事ここまで


洗浄液を作る際には、必ず多機能還元水から希釈を行ってください。
還元の軟水を作ってからnano+クリーナーを入れないと、より多くのnano+クリーナーが必要になってしまいます。
浸透剤(仮)を希釈する時のみ最初から多機能還元水と浸透剤(仮)を一緒に入れます。
浸透剤(仮)はバシャバシャと混ぜるようにナノバブル水を入れていかなければ希釈が安定しません。
元々浸透剤(仮)は水と混ざらないものですから。


この仕事をしていても希釈の計算が苦手な方がいらっしゃいます。
希釈を正しくしなければ正しい結果は出てきません。
それでも苦手な方に分かりやすく説明するとしたら、

500倍:1Lに2プッシュ
250倍:1Lに4プッシュ
ですから、
500倍:使うL×2cc
250倍:使うL×4cc

なので、250倍を50L作る場合は、50L×4cc→200cc→キャップ5杯
となり、計量カップを使う必要はありません。
1cc単位の細かい部分は希釈ポンプを使います。


また多機能還元水を希釈してどのくらいの期間まで使えますかという問い合わせを頂きます。
直射日光が当たらない状態で14日間くらいまでは安定した洗浄力を発揮します。
とはいえ、現場で作った洗浄液は使い切る方が良いですね。
良い洗浄液を正しい使用方法で使ってくださいね。
2021年11月04日 10:00